院長ブログ
特にすごい仕事をされている医師たちーその5
今回の学会にはブラジルからネルソンピコロ先生も参加されていました。彼は以前国際形成外科学会の理事会で活躍されていて、私も国際形成外科学会(IPRAS)の理事会に4年間おりましたので、この間いっしょに国際形成外科学会の理事として活動をしていた仲間ということになります。本当に久しぶりにお会いできたので、とても嬉しかったです。
彼の今までの主な研究は脂肪を採取して、ここからどのようにして脂肪幹細胞を取り出し、さらにこれを培養することで、点滴製剤として幹細胞の移植をどのように安全に行うかというとても基礎的な分野で多数の論文を出して来られました。現在の再生医療の先端の研究をされているわけです。立派な業績があり、今後さらに彼の研究がどういう方向に向かうのか、とても楽しみです。写真は左がネルソンピコロ先生、右は彼の息子さんでお父さんと同じように形成外科医をされているそうです。
投稿者:megaclinic
特にすごい仕事をされている医師たちーその4
シンガポールのワッフルウー先生はとにかく有名です。写真は今回の学会で一緒にパネルの座長を担当した時のものです。国際美容外科学会の講習会でも覚えているだけでも南アフリカ、インド、アメリカ、日本、韓国、中国、台湾、イタリア、イギリス、フランス、レバノン、ブラジル、などなど世界のあちこちで一緒に講演をしたり、手術を担当したり、活動を一緒にしてきました。彼の治療は大きい手術はせずにとにかくボトックス、ヒアルロン酸、レディエッセなどの注入、されにレーザー、フォトフェイシャル、糸のリフトなどで、美しさを保つという方法をたくさん知っておられます。特に彼のマイクロボトックスやフィラーをいろいろ状態に応じてうまく使い分ける方法は優れた方法と思います。いつも長期フォローを発表されるので、講演に対する信頼感はすごくあります。講習会が終わって一緒に食事をしたりお酒をのんだり、とても楽しい先生です。シンガポールの彼のクリニックも2回ほど訪問しましたが、スタッフの皆さんも優秀ですてきな人がたくさん働いておられます。
投稿者:megaclinic
特にすごい仕事をされている医師たちーその3
豊胸手術や顔のフィラーや脂肪注入などでいい結果を出されている医師の一人にアメリカのグレゴリーエバンスという医師がおれれます。以前にアメリカ美容外科学会の会長をされた方です。この頃は国際美容外科学会(ISAPS)とアメリカ美容外科学会(ASAPS)の間で、すこし相談しないといけない案件がいくつかあってもめていた時代です。アメリカ美容外科学会がISAPSにとても内容の似ている活動を始めたのでもめていた頃があるのです。アメリカ美容外科学会主催で地中海からフィンランドあたりまで船に乗ってクルージングを楽しみながら、講演者(ファカルティー)と参加者を集めて手術講習会を企画したり、ヨーロッパの美容外科学会の講習会にアメリカ美容外科学会からファカルティーを派遣するというような意見もあり、これはアメリカという一つの国の学会が国際学会という活動を始めたのではないかということで何回も理事たちの話し合いが持たれていたわけです。私が会長としてISAPS側、アメリカ美容外科学会の会長や理事の一人としてエバンス先生もその会議に出ておられました。当時はあれこれもめていた間柄ですが、こういう問題がすぎれば、仲のいい仲間という感じになっています。今回は来日されていたので、懐かしいあの頃の話をしたりしていました。美容外科医としては本当に優秀な先生で、今回は奥様と一緒に来られて、東京の後すこし京都などにも行って観光を楽しみたいということでした。京都は今、外国からの観光客でものすごく混んでいますよね。そのことはだまっていましたが、、、。
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特にすごい仕事をされている医師たちーその2
乳がんの乳房再建や豊胸手術は私の長年の仕事の一部ですが、乳がんの再建の場合は私自身は主にインプラントと腹部の脂肪の移植等による自家組織移植による再建をおこなってきました。最近脂肪注入による乳房再建や豊胸などがよく行われるようになってきました。その最先端の手術の開発者がアメリカのロジャークーリー先生です。特に白人の皮膚は伸びやすく、体のどこかに脂肪をたくさん蓄えている方も多いので、豊胸や乳がんの乳房再建の条件のいい患者さんがアメリカでは多いというのもいい条件なのかもしれません。彼の手術結果はとても素晴らしく、当初彼の講演を国際学会などで見た時は衝撃でした。ただ日本人の皮膚は白人ほど伸びやすいわけではなく、さらに体のどこかに脂肪が大量にあるという方もあまり多くはないので、彼ほどのいい結果は日本人では得られないかとても難しいことが多いのかもしれません。ただアイデアなどはすばらしく、毎回えっとびっくりするような方法を研究して開発されています。とにかくすごい医師だと思います。写真は最初の3人写っているのが左からロジャークーリー先生の奥様、中央がクーリー先生、右はフィリピンのルセロ先生です。次の写真は以前マイアミのクーリー先生のご自宅で行われた、ハロウィンパーティーに招待してもらった時のものです。とにかく広大なご自宅でたしかこの時はアメリカ美容外科学会の途中でご自宅にバス2台で参加者を招待されました。マイアミのビーチの一部が彼の家の庭になっていて、庭の一部がプライベートビーチってすごいですよね。ライトがついているお庭もすべてご自宅です。ハロウィンパーティーで4人写っている一番右がクーリー先生、私も当日はこのような姿で参加していました。ハロウィンパーティーはこういう服装で自宅に来てくださいと案内されていましたので、おかしな姿ですが、ご理解ください。
投稿者:megaclinic
特にすごい仕事をされている医師たちーその1
今回は本当に優秀な仕事をされているなあと思っているたくさんの医師たちにお会いすることができました。どうしても何人かは皆さんに紹介しておきたいと思います。ここで出す写真は左から帝京大学形成外科におられる浅野裕子先生、その隣がフィリピンのフロレンシオルセロ先生です。浅野先生は乳がんの乳房再建を脂肪注入、脂肪幹細胞注入などで行っておられて、この分野では日本のトップを走っておられる一人です。ここだけの話ですが、かなりお酒好きです。私ともすごく話があってしまいます。日本酒の好みも似ていて、、、困ったことですね。その隣がルセロ先生で東洋美容外科学会のジェネラルセクレタリーとして長年活躍されてきました。フィリピンの彼の家にもなんども招待してもらったことがあります。美しい豪邸に住んでおられます。長年脂肪幹細胞の研究やそれによる治療も頑張っておられます。最近は特に脂肪幹細胞の点滴治療で糖尿病や慢性の痛み、アトピー性皮膚炎、肌の改善などの研究で活躍されています。
投稿者:megaclinic
東京に世界から集まった招待講演者の方々
今回の日本形成外科基礎学会は脂肪や抗加齢、美容外科、などの分野で優れた医師がたくさん招待されていました。講演は招待された医師と通常の一般講演もたくさんセッションがありました。いろいろ興味深い研究をされている医師も多く、新しい手術方法や工夫の講演もあって、とても実り多い学会でした。今回は世界から多くの友人も来日していて、同窓会のような感じの学会になっていました。写真は今回の学会で世界から招待された招待講演者の集合写真です。私がほとんど全員の医師を知っているというのもある意味、困ったことでした。通常の国内での学会への海外招待講演なら数人くらいになりますので、もし友人が来れば、一緒に夕食を食べたり、学会の前後に観光でどこかにいっしょに行ったりするわけですが、今回はあまりに多数の友人が来ているので、個別に接待をするようなことができないので、その点がすこし残念だったような気がします。
投稿者:megaclinic
東京での国際学会
東京で10月17日から日本形成外科基礎学会と国際形成基礎学会、国際再生外科学会、美容加齢学会の主に4つの学会が併設して開催されています。その一部として脂肪注入、吸引の学術集会も開催されていたわけです。今回は本当に世界の有名な医師が多数招待されていて、私の友人の医師もたくさん来日しています。初日は私は国際学会のフェイスリフトのパネルの座長(司会)を担当しました。本当に現状で世界のトップクラスの医師たちがたくさんの講演をされて、なかなかレベルが高かったです。興味深い発表もとても多く勉強になりました。
特に興味があったのは、シンガポールのワッフルウーによる吸収性の糸によるリフトの長期フォローの結果でした。ほぼ2年ごとくらいに糸リフトをずっと繰り返すのが良いとしている彼の結果はとても素晴らしく、日本での初心者の医師による多くのトラブルのような問題がなく、20年近くの多数の経験のある医師が正確な技術で効果のある方法を行えば、糸リフトもなかなかいい結果が得られるように思いました。ただ彼の手術であっても手術からしばらくは大きく口を開けると痛みが出たり、内出血が起きたりすることがあり、こういう問題を防止するための糸の入れ方、部位、患者さんの手術後の教育などがとても重要と強調されていました。
またほかにとても勉強になったのはイタリアでフェイスリフトのベスト3と言われるジオバンニボッティによるフェイスリフトでのスマスの処理の方法と首のしわをどのように手術できれいに仕上げるかという点でした。この方法は日本人でもいい効果があるはずなので、ぜひ今後の手術には取り入れたいと思います。もう一人私と同じ考えで講演をされていたのはアメリカのリープー(カリフォルニア大学教授、国際美容外科学会医学誌チーフエディター)の脂肪注入とフェイスリフトの併用による効果についてです。彼の考えは私と全く同じで、私も全く同じことをしているなあと思って聞いていました。写真はフェイスリフトのパネル終了後のものです。左からリープー(USA)、ワッフルウー(シンガポール)、ティムパパドプラス(オーストラリア)、チアチカオ(USA)、ジオバンニボッティ(イタリア)、私、アドリアンウイ(シンガポール)です。
もう一つの写真はお台場の夜景です。お台場で宿泊したことは今まで一度もなかったのですが、ホテルからの夜景はとてもきれいでした。
投稿者:megaclinic
京大ソフトテニス部の試合結果、さらに明日から東京で国際学会です。
兵庫県の神鍋高原に行ってきました。大阪よりはかなり気温も低く、朝夕はかなり冷えていました。まだ紅葉にはすこし早かったようです。天気にも恵まれ、試合は順調に進行しました。そのおかげで団体戦は私が神鍋に到着するまでに男女とも負けてしまいました。どちらもベスト8にとどまってしまいました。男子はあるいはもうすこし勝ち進むかと思っていましたが、残念な結果でした。女子はあるいは予選落ちしないかと心配でしたが、予選リーグを3位で通過してベスト8に入ったことは上出来と思います。男子の団体戦は関西医大、女子は名古屋大学が優勝でした。もう本当に久しく、京大の優勝がないので、もう待ちくたびれてしまいました。みんな頑張ってはいるのですけどね。
私が到着した日からは個人戦が始まって、こちらも応援していたのですが、男子の2ペアがベスト8、女子部員の方は全員、早く敗退になってしまいました。残念だったのは女子のエースペアの後衛がなかなか上手な部員なのですが、試合途中で足がつってしまい、本人も辛かったと思います。涙涙の敗退になってしまいました。ベストの体調で試合をやらせてあげたかったです。最近は足がつった場合、飲めばすぐに効果のある薬もあるのですが、それでも回復が十分ではなく痛みをこらえて、涙を流しながら試合をしていた光景は本当にかわいそうでした。きっと前の日の団体戦でかなりボールを追いかけて走り回っていた足のつかれが翌日に出たのだろうと思います。また練習で鍛え直して、来年の春の大会はいい成績を残してほしいです。
ついでですが、明日から東京のお台場で日本形成外科基礎学会と国際脂肪注入、吸引学会が開催されます。私の海外の友人医師の何人かから、今日すでに成田に到着したとか、お台場のホテルに入ったので、明日の会長招宴で会えるねなどのメールをもらっています。今回は本当にかなり多数の友人が世界のあちこちから集まりますので、久しぶりに会える人も多いので、楽しみにしています。脂肪注入や吸引で、どんな新しい発表があるのかもすごく楽しみです。
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脂肪注入と吸引の国際学会
10月17.18.19日に東京のお台場のヒルトンホテルで国際脂肪注入、吸引学会が日本形成外科基礎学会と併設して開催されます。この国際学会の二つのセッションで座長を担当するように、今年の4月くらいから会長の自治医大の吉村教授に依頼を受けていましたので、この学会に参加します。脂肪注入、吸引を多数行っている日本人の美容外科医で英語を不自由なく話せる医師があまりおられないのでというのが理由のようです。吉村教授は現在国際美容外科学会(ISAPS)の日本のナショナルセクレタリーとして頑張っておられる医師なので、ずっとISAPSのために一緒に活動してきたこともあって、どうしても断るわけにはいきません。当院の一部の患者様にはまたご迷惑をおかけしますが、学会中はクリニックの診療は休診になりますので、ご了承ください。
世界から脂肪注入、吸引を多数行っておられる有名な多くの医師が来日されます。私の友人の医師も今回はかなりたくさん来られるので、通常数人くらいならいっしょにどこかで食事でもということになるのですが、今回は親しい友人の医師が10人以上来日されるので、団体で食事というのもどうかと思い、学会の懇親会やファカルティーディナーなどで皆さん一緒に食事をするので、その時だけでいいかなあと思っています。世界のどこかでこのように親しい友人たちとたびたびお会いできるのは本当に楽しいことです。また毎回皆さん新しい手術方法や考え方を発表されるので、これもすごく楽しみです。医学の進歩って本当にすごいなあと思います。私自身も現在の診療で行っていることを考えると、10年前に行っていた方法とは全く違ってきていますので、本当に面白い世界にいるなあと楽しんでいます。
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医学部ソフトテニス近畿大会
10月12日(土)から兵庫県の神鍋高原で医学生のソフトテニスの近畿大会が開催されます。当日の土曜日は私のクリニックは診療をしていますので、土曜日の夜から神鍋高原にヘッドコーチとして応援に行きます。急に気温が下がったので、高原ではもう寒いかもしれません。例年紅葉がきれいな時が多いのですが、今年はどこもまだみたいですよね。とにかく今年は暑かったですもんねえ。試合は12日の朝から始まりますが、私にとって問題は12日の夜に会場に到着するわけですが、到着した時点で男女とも団体戦が負けて終わっていないかということです。過去に数回このようなことがあって、試合会場に着いた時にはもう負けましたと言われたことがあります。その後は個人戦があるので、個別に応援はできるわけですが、、、。個人戦も最近の京大はみんな早く敗退することがあって、そうなると試合会場まで行っても、全部負けてしまって、ひまだなあということになるわけです。それでもコーチとしては他の大学の強いチームやペアのくせや弱点は見ておく必要があるので、多少仕事はあるわけですが、、。でも他の大学の試合を見ていても、あまり力も入りませんし、楽しくないです。京大のチームやペアが優勝した時などは本当に盛り上がって楽しいです。時には大泣きしたりしますしね。最近こういうことがずっと起きていないので、寂しいというか、つまらないです。そうなるともうホテルの温泉を楽しむくらいになってしまうわけですが、、。いつもブルーリッジというホテルに泊まっていますが、ここの露天風呂は森の景色に囲まれているのでとても素敵です。ホテルのバイキングもとても美味しいので、これも楽しみです。ただ連休なので、かなり混んでませんかねえ。それだけがちょっと心配です。
そんな理由で最近は阪神タイガースと大谷選手のいるロスアンジェルスドジャースの応援を楽しんでいます。京都大学のソフトテニス部の試合よりも、こちらのほうが勝つことが多いので、楽しくないですか?あ、こんなことを言うと京大のテニス部員がぶーたれますね。
投稿者:megaclinic