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映画アマロック
私の友人の一人が最近アマロックという映画を見たそうで、なかなかおもしろかったというので、私も見てきました。なかなか楽しい映画です。ストーリーはこれから映画を見る方もあるかもしれませんので、ここでは述べませんが、要するに尼崎を舞台にして、家族って一体何なのでしょう?というような話です。この映画を見るまで、尼崎に海抜ゼロという地区があることは知りませんでした。この地区は以前は台風や大雨などで、よく海水による洪水が起きたそうです。これを守るために海と川のレベルを調整するための水門が作られて、これが通称アマロックと言われるのだそうです。そんなシステムで尼崎が守られていたことは本当に全く知りませんでした。鶴瓶さんや彼の息子さんも出演されていて、コテコテの関西の話ですが、とても味のあるいい映画でした。関西では間違いなく受ける話だと思いますが、さあ全国区ということになるとどうなんでしょうねえ。東京の人ってたぶん尼崎って言われてもぴんと来ないですよね?尼崎のあの雰囲気がわかっていないとこの映画の奥深さがわからないんじゃないでしょうかねえ。余計なお世話でしょうか?
投稿者:megaclinic
医学部ソフトテニス関西選手権
5月の3日から3日間、兵庫県の神鍋高原で関西医歯薬という関西の大学の医学部、歯学部、薬学部のソフトテニス大会が開催されます。毎年この大会には応援、指導などで行っています。神鍋高原はいつもブルーリッジホテルというホテルに宿泊しています。このホテルはなかなかかわいいホテルで露天風呂付きの温泉もありますし、食事もあれこれバイキングでたくさんの食事から選べるので、なかなか楽しいところです。目の前に大会が開催されるテニスコートがあり、コートに行ったりもどったりが楽にできるので、快適にいつも過ごしています。この時期はたまに桜が満開であったり、山に雪が残っていたりして、景色もとても素敵なところです。
この大会は私が学生の時に団体戦も個人戦も優勝の経験のある大会で、卒業後もOBだけの個人戦があって、それも私は優勝したことがあります。あれこれ思い出の多い大会なので、毎回大会の応援に行くたびに学生の頃を懐かしく思い出しています。最近は京都大学は男女とも団体戦も個人戦もなかなか優勝まではいかないので、歯がゆい感じで見ています。今年も歯がゆい思いをするのでしょうかねえ?まあ、行ってカリカリせずになるべく静かに応援しようと思っています。ゴールデンウィークなので、多分ホテルもいっぱいの人なのでしょうね。
投稿者:megaclinic
新入生が入ってくる時期ですね
いつもこの時期になると京都大学の新入生のことを考えてしまいます。特に私自身は京都大学医学部ソフトテニス部のコーチであり、OBOG会の会長もしていますので、新入生でどんな学生がソフトテニス部に入ってくるのかとても気になります。一学年であっても運動神経のいい学生がたくさん入ってくると、これはもうかなり楽しみになってしまいます。もちろん中にはどうなのかなあと思ってしまう学生もいるわけですが、、、。長い間コーチとしてたくさんの部員に接して来ましたので、だいたいどの程度のレベルまで成長しそうかというのがかなり正確に予想ができるようになっています。これはこれで楽しいようなつまらないようなところがあるわけですが、、、。私たちの先輩にはすごい時代があり、一学年に2名インターハイで活躍した人が部に在籍していたことがあります。1年生の時から京都大学の全学の体育会のエースになられて、医学部の試合にも出場されていたわけです。このレベルの人がペアを組むとほぼ医学部では敵なしになり、医学部の6年間ですべての個人戦で優勝されています。
こんな時代がまた来ることがあるのでしょうか?そもそも入試を突破しないといけないので、運動ばかりしていたのでは京都大学には入れないですからねえ。そういう理由で、京都大学医学部ソフトテニス部に新しく入部してくる部員の多くがテニス未経験者であるわけです。始めてラケットを持つような部員が多いので、まずラケットの持ち方、テニスシューズの正しい履き方、ルールなど手とり足取りで始まるわけです。中にはまれですが、中学や高校でテニスをしていた経験者もあって、そこそこテニスが上手な部員とラケットにボールが当たらないような部員が一緒に練習をすることになるわけです。これはこれでそれなりに楽しい光景です。
ただ気になっていることは部員には大きくわけて2つのタイプがあるということです。勝ちたい、負ければくやしいという部員と、運動不足解消のために楽しんでテニスをする、なにより部員間の親睦、、、みたいな部員です。こういう2つの別々の部員を同じように指導することはできません。きついことを言うと辞めると言い出すような部員もあり、勝つための激しい指導を求める部員もあり、これをしっかり見分けて教えてあげるというのがわりに経験のいることなのです。私も昔はきつい指導をしていて、反省したこともあり、現在は人柄を見て、指導方針を使い分けているつもりです。かなり以前の卒業生が今の部員から高柳先生の指導は優しいですよと言われて、うそでしょう、信じられないということを言っていたそうです。今となっては反省ですよね。でも4月は新しい部員に出会える新鮮な時なので、楽しみたいと思っています。どんな人が入部してくるのでしょうねえ。
投稿者:megaclinic
時々オペラやミュージカルが聴きたくなります
たまにいい音楽にどっぷり包まれたいと思ったりします。モーツアルトなどを聴くと、もう天才!とか思ってしまいます。どうしてこういう音を作り出すことができるのだろうとか、感動しますよね。皆さんはアマデウスという映画をご覧になったことがあるでしょうか?モーツアルトの生涯を描いた映画ですが、宮廷作曲家のサリエリのモーツアルトに対する嫉妬、敗北感などがうまく絡んでいて、なかなかの映画です。実際にモーツアルトはこの映画で示されているようにかなりの変人だったのかもしれません。天才となんとかは紙一重って言いますもんね。でもとにかく彼の音楽はすごいです。オペラではフィガロの結婚とか、ドン・ジョヴァンニ、魔笛など、もう圧巻ですね。どのオペラも大好きです。関西でチケットが取れれば、絶対に必死で行きます。
以前国際美容外科学会の理事会に入っていた時は長い間、毎年2回開催される理事会は、12月の開催がいつも毎年ロンドンに固定されていましたので、ロンドンでは必ずミュージカルを見て楽しんでいました。ロンドンでは毎日どこかでいくつもミュージカルをやっていますので、せっかくロンドンにいるのに、楽しまないでどうする?みたいな感じで過ごしていました。そもそもロンドンは美味しいものがほとんどないので、ミュージカルだけが楽しみでした。理事会は朝8時くらいから夕方5時くらいまで昼食を挟んで2日間開催でしたので、夜は急いで夕食を済ませて、劇場に直行していたわけです。本当にロンドンの夜は楽しかったです。好きなミュージカルもたくさんあるのですが、もうたまらないのは、キャッツ、オペラ座の怪人、アイーダ、アラジン、ライオンキング、シカゴ、などなど、、、。もう考えただけでソワソワします。ミュージカルでまだ見ていないのに、とても気になっているのはニューヨークのブロードウェイで好評だと言われるMJ The Musical(マイケル・ジャクソンを描いたミュージカルだそうです)やハリー・ポッターなどです。まだアナ雪もみていませんし、あれこれすごく気になっています。
最近すこし音楽に飢えているような感じなので、すこし先ですが、日本で開催される蝶々夫人を見に行く予定にしています。もともとかなり嫌いなオペラだったのですが、これは最初に私が小学生の時にこのオペラを見たためです。白人の男が日本の女性を妻にして、子供まで作ってアメリカに帰り、その後再度日本に戻った時に白人の妻を連れて来るなどというふざけた話を小学生の私に聞かせてどうするのですか!みたいな印象を持ってしまったわけです。こういうオペラに私を連れて行った両親を長い間、うらんでしまっていたわけです。でもずっとあとになって、世の中のどうしようもない話を見たり聞いたりしてたくさんいろいろの経験をすると、これはこれで興味深いオペラだとか、音楽が素晴らしいとか、いろいろ納得できるような事になってしまっています。自分が成長したのか、堕落したのか、わかりませんが、、。今では自分でチケットを買いたいと思うオペラになっているわけです。いやこんなふざけた話は納得できないと叫ぶような純粋な人間でいるほうがいいのでしょうか?そんな純粋では生きていけませんよね?どう思います?お前が言うなって言われそうですけど、、、。
投稿者:megaclinic
学会講演のための症例募集について
今回学会講演の準備のため、サブシジョンのビデオが必要になっています。国際学会での手術指導のためにサブシジョンでの手術方法のビデオを作成する予定です。このビデオを作成するために協力をいただける方を募集しています。まだ新しい手術手技なので、実際の手術のビデオを見てもらって会場に来られている医師に手術方法と術後の管理を覚えてほしいからです。症例としては目頭切開後の傷の凹みのある方、または上あるいは下まぶたの切開の傷に凹みがある方を募集しています。手術費用は通常の費用よりかなり減額させていただきます。費用は実際の状態を見て、相談させてください。ただ症例は1例だけで十分なので、どなたかお一人ご協力いただける方があれば、それで募集は終了です。ビデオはかなりアップで撮影しますので、人物が特定されることはありません。撮影は実際の手術、術後の実際の管理方法になり、さらに手術前、手術後の写真も撮影させていただきます。これらは全て学会講演で使用することになります。学会での使用になりますので、一般の方に見せることはありません。ご協力いただける方はこのブログで見たということを診察の受付の際に申し出てください。よろしくご協力をお願いします。
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インドネシア美容外科学会からの招待
先日インドネシア美容外科学会のテディープラセティオノ会長から今年の8月にインドネシアのソロという所で開催されるインドネシア美容外科学会での招待講演を引き受けて欲しいと依頼が来ました。20分と12分の二つの講演をお願いしたいということです。ずっと以前から親しい先生なので、ぜひこの招待を受けたいと思っています。講演の内容としてはまだ相談中なので、どういうタイトルにするかわかりません。ただ学会の講演の準備というのはわりに大変で、いろいろビデオを作ったり、スライドを作ったり、面倒なものです。ただ、私たちもこういう世界のトップの医師を日本にも招いて、彼らの講演を聞いて、いろいろ勉強させてもらって育ってきたわけなので、最近は名誉なことで招待を受けるのはありがたいことと考えています。そういう理由があり、今年の8月末はインドネシアに行くことになリました。6月にコロンビアでの国際美容外科学会での不在に続き、大変申し訳ないのですが、8月末はおそらく1週間程度、クリニックを休診にしなければならないと思います。皆様のご理解をお願いします。
投稿者:megaclinic
神戸での日本形成外科学会
4月10日から12日までの3日間、神戸のポートピアホテル、国際会議場などで、10会場を使って日本形成外科学会が開催されました。形成外科全般の学会なので、手の外科、やけど、唇裂口蓋裂、皮膚腫瘍、頭蓋顎顔面外科など広い範囲が含まれるわけですが、この中で、美容外科、レーザーなどによる美容皮膚科領域、再生医療、インターナショナルセッションなども会議に含まれていて、聞いてみたいセッションも多かったので、神戸の学会に参加していました。
多くの興味ある分野の話を聞くことができましたが、特に印象に残ったセッションとしては、脂肪を使った再生医療の展望、乳房では最近のアクアミド注入による豊胸乳房のトラブルとその治療方針、顔ではハイフやRFなどを使用した非手術によるリフティング、タイトニング効果について、眼瞼では眼瞼下垂の治療方法とその評価、顔面のトラブル例として金の糸、糸リフト、アクアミド、成長因子などによる合併症とその治療、などがあげられます。毎年、面白い発表とだめだなあと思う発表が混在しているわけですが、いくつかの講演はとてもレベルの高いものもあって、そういうものはとても勉強になります。
最近はインターナショナルセッションというのができて、3日間ずっっとこの会場だけは英語での発表、質疑応答になっているわけですが、海外からの参加者も多くおられて、若い形成外科医にとっては海外に出ていくためのいいレッスンになっているような気がします。これからも多くの日本の医師が海外でも活躍してもらいたいものです。最近国際美容外科学会で頑張ってくれる日本の医師がおられなのはとても残念です。アジアでは韓国、台湾、シンガポール、タイ、フィリピンなどの何人かの医師がとても頑張っておられて、現在は国際美容外科学会の理事会にはタイの先生一人だけが入っています。私が理事会にいた12年の間もアジアからは4年間だけインドの先生が理事会に入っていましたが、それ以外の期間はアジアからは私ひとりだけでした。もう少しアジアから理事会に入ってもらって、アジアの意見を国際学会でも反映させてもらえたらと思っています。日本の若い先生方に将来の国際学会を発展させてもらいたいと期待しています。
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次回の日本形成外科学会
4月10日から12日の3日間、神戸で第67回日本形成外科学会が開催されます。会長は神戸大学形成外科の寺師教授です。私もこの学会に参加しますので、クリニックの診療については11日と12日は診療をお休みにさせてもらう予定です。学会のプログラムとしては形成外科全般が含まれることになりますので、やけど、皮膚腫瘍、手の外科、唇裂口蓋裂、瘢痕拘縮、乳がん、レーザー治療などなど広い範囲のものになりますが、一部は美容外科や美容皮膚科、再生医療なども含まれることになり、出席して聞いてみたいセッションもかなり多くあります。
今回のプロフラムはもう手元に届いているのですが、私が個人的に興味があるのは、目や鼻の美容外科、非手術による美容外科、脂肪を使った再生医療、切開をせずにフェイスリフトにどう近づけるか、高周波最前線、ハイフとRFによるリフティングとタイトニング、眼瞼下垂、レーザー教育セミナー、などになっています。ぜひ多くのセッションに参加して新しい知見なども吸収したいと思います。
さらに今回の形成外科学会はアジアの形成外科学会をまとめて、新しく立ち上げるアジアの総会も兼ねていますので、インターナショナルセッションもとても楽しみにしています。すでに北米、南米、ヨーロッパではそれぞれ立派な学会が運営されていますが、アジアと中近東、アフリカがまだうまく立ち上がっていません。私自身が日本形成外科学会の国際委員会のメンバーの一人なので、できるだけ早く北米、南米、ヨーロッパ、アジア、中近東アフリカのそれぞれの学会が手を組んで、国際形成外科学会を設立して新しい活動を始めてほしいと願っています。そのアジア部門の正式な第1回の総会になりますので、かなり期待をしているわけです。
投稿者:megaclinic