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どうしても見たいミュージカル
大体の有名なミュージカルは何回も見ていますが、最近どうしても見たいミュージカルが出てきてしまいました。千と千尋の神隠しです。もともとこの映画は素敵でしたよね。映画も何回も見ていますが、この映画が 日本人の出演者によるミュージカルになったので、どうしても見たい、見たいという気分になってしまいました。今はこのミュージカルがロンドンで日本語での公演であっても大ヒットしているというニュースを見て、あーもう、どうしよう?なんて思うようになっています。ロンドン公演が終わった後にこのミュージカルは大阪にやってきます。もうそれなら絶対にチケットを買わないとだめですよね。ところがこのチケットを買おうとしたら、すでに全部完売でした。もう泣き崩れそうです。大阪で見られないのならと、大阪の後はどこに行くのか調べてみると再度ヨーロッパのあちこちの国に行って、その後また札幌に戻ってきます。そうなら、札幌に行ってこのミュージカルを見ようと思ったのですが、これが私が国際美容外科学会(ISAPS)のコロンビアでの学会で日本にいない時になるのです。どうもそれで全ての公演が終了するような、、、。悲しいことです。なんとか、札幌の後もずっと公演を続けてもらえないですかねえ?それくらい先ならチケットも多分手に入るかと、、、。
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将来内科医はなくなりませんかね?
最近のニュースでAI(人工知能)がコンピュータを使えるようになったというの見ました。なんだか恐ろしい話ですよね。もう人類は難しいことを考えなくてもいいのかなあ?などと思ったりしています。医療に関してどんなことが起きてくるのかな?と考えると一番に浮かぶのは内科の診療です。内科って、いろいろの検査データを見て、それがどういう病気か判断をして、その治療に対する薬を処方するというのが大体の仕事になっているわけです。ずっと以前ですが、ある有名大学の内科の名誉教授の生涯誤診率というのを見たことがあリます。診察をして、診断を間違った確率ということです。こういうデータを発表されるということがある意味すごいことだと思いますが、この教授からすると、多分私はこんなに名医だったのだと誇らしく発表されたと思うのです。でもこの数字を見ると(実際にどれくらいの数字だったのかは思い出せないのですが、、、)、私としてはびっくりするほどよく誤診をされているのです。内科ってこんなに間違った診断をするのだなあとびっくりでした。もちろん多分大学の内科なので、難しい病気が多かったという理由があるのかもしれません。でも間違われた患者さんってかわいそうですよね。効果のない薬を処方されて、頑張って内服を続けた方もたくさんおられたということですから。これって金返せーって思いません?ひどい話です、全く。万一これで亡くなられた方があったのであれば、お気の毒な話です。難しい病気であったにしてもです。
現在はこういう間違いを少しでも減らすためには検査データの全てをコンピュータに入れると、自動的に考えられる病気の種類とその確率などを出すことが可能になっています。ここにAIを導入できて、さらにAIがコンピュータを使用できて、薬を処方できるということになると、もう内科医って不要になりませんかね?どこかから石が飛んできそうですが、でもそんなことを考えてしまいます。あーこわ。
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ハイフのトラブル
ハイフというレーザー治療は最近かなり人気のあるものになっています。簡単に言うと、皮下にレーザーでやけどを起こして、皮下組織が収縮することで皮膚のたるみを改善しようという方法です。あまり年齢が上の方になると改善はあまり期待できないこともありますが、30代から60代くらいの方なら引き締め、リフトなどの効果が得られると思います。もちろんフェイスリフトほどの効果はないわけですが、メスを入れずにリフト効果を期待するということになると、いい方法だと思います。ただ最近この治療によるトラブルがいくつか起きていることが学会でもすこしずつ報告されるようになってきました。いずれも担当医や看護師などの知識不足、技術不足によるものです。合併症としては皮膚のやけど、神経損傷、目については白内障、などの報告があります。やけどについては出力の問題や装置を皮膚に密着させて照射をする必要がありますが、これがすこし浮き上がってしまうと皮下にやけどが起こるはずなのに、皮膚表面にやけどがおきることになり、これは後遺症などの報告もあって、気の毒なトラブルです。皮下にやけどが起きるわけで、皮下に神経がある部位はこの治療を避けて行う必要があります。皮膚のしびれ、麻痺などが残ったりすることもあるわけです。これらは解剖を理解していれば、簡単なことなので、しっかりした技術と知識がある担当者なら心配はありません。知覚神経損傷が起きている方の報告もわりに多くなっているように思いますので、勉強不足の医師や看護師さんがおられるのは困ったことです。特殊なケースとして首に照射をして腕の方向に走行する神経の損傷により、腕や手のしびれが残っている方の報告もみたことがあります。耳周囲はの照射はかなり気をつける必要があります。また深刻な問題として、白内障の報告があります。まぶたにはハイフは照射してはいけないのですが、眼球にやけどが起こることになりますので、白内障が起きることになります。これは放置して治らない問題で、眼科での手術が必要になるというトラブルです。本来とても効果のあるレーザー治療なので、担当されるどの医師も看護師さんもしっかり勉強してもらいたいです。
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京都の名称について
昨日、京都で高校の同窓会がありました。京都のホテルで1泊したのですが、ホテルの朝食時に隣で座っておられたご家族の会話が少し気になってしまいました。京都には観光に来られていたようですが、今日のプランについて相談されていたわけです。時々話し声が聞こえてしまい、あれこれ間違った読み方をされていたので会話に参加しそうになってしまいました。私自身は京都生まれの京都育ちなので、いろいろの読みにくい名称についてもよく知っています。京都っていろいろ難しい名前がありますよね。特に私の高校は嵯峨野高校であり、近くにはどのように読むのかわからないような名前がたくさんあります。今朝気になっていたのはまず嵐電のことです。女性の方があらしでん?え?あらでん?と言われていました。この読み方はらんでんです。京福電鉄という会社の電車で、私の母方の祖父が社長や会長をした鉄道会社です。その線の内白梅町、四条大宮、嵐山を結ぶ線を嵐電と呼んでいます。私が高校生の時はこれで学校に通っていました。春になると一部の線はたくさんの満開の桜の中を通り抜けるので有名です。
隣のご家族は嵐山から高尾や化野に抜ける道を考えておられたようで、これってばけの?、、、なかなか面白かったので、ずっと黙って聞いていました。これはあだしのと読みます。高尾を過ぎたあたりの素敵なところですよね。他にも私のいた高校のすぐ近くの嵐電の駅に帷子ノ辻という駅があります。みなさん読めますか?
投稿者:megaclinic
目の周りのしわ対策
目の周囲のしわも気になる方が多いと思います。目じりのしわについてはやはりボトックスの注射が一番手軽です。これで浅いしわなら4ヶ月はなくなります。特に合併症などの心配はありません。とても安全な方法と思います。目じりの深いしわの場合はまずボトックスを打って、10日から2週間後くらいに残っているしわに対してヒアルロン酸を入れるのが完璧に仕上げる方法になると思います。下まぶたのしわの場合も小じわや浅いしわならボトックス、場合によっては後日のヒアルロン酸注入の併用という目じりと同じ方針できれいにできます。下まぶたに深いしわやたるみがある場合は下まぶたのまつ毛の1ミリ下を切開して行うリフトが確実な治療になります。上まぶたのしわについては状態によって粒子の小さいヒアルロン酸の注入を選択するのがいい方法になります。たるみがあって、これがしわの原因になっているようなケースでは眉下切除でたるみを引き上げるのが確実な治療になると思います。
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嵐が来る
嵐の松本潤さんが独立するというニュースを見て思い出したことがあります。北海道の札幌で日本形成外科学会が開催されていた時のことです。学会初日の夕方にホテルに戻ると、あちこちで明日は嵐が来るのですごいことになるとか、嵐で札幌中大混乱になるとか、とにかく嵐、嵐、、、という話ばかりだったのです。私はすっかり台風が来るのだと思ってしまって、今日はこんなにいい天気なのに、日本のすぐ近海で台風が発生して明日はいきなり札幌直撃なんだと思ってしまったのです。明日も学会なのに、大雨とか、風が強かったら困るなあとあれこれ考えていたわけです。その後ホテルの人に明日は台風が来るんですね?と聞いてしまって、恥をかきました。嵐が来るとか変な騒ぎ方はしないでほしいです。
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神鍋でのソフトテニスの関西選手権の結果
本日神鍋から戻りました。昨日まで大学の医学部、歯学部、薬学部のソフトテニスの関西選手権が兵庫県の神鍋高原のテニスコートで開催されていました。私は京都大学医学部ソフトテニス部のOBOG会の会長であり、コーチも兼任していますので、学生部員の応援で神鍋に滞在していました。試合の結果は、京大の女子の方は団体戦も個人戦も早くに負けてしまいました。男子の方は団体戦は5ペアの試合なのですが、勝ち進んで、準決勝まで進みました。ひょっとしてと期待したのですが、残念ながら準決勝で徳島大学に負けてしまい、3位決定戦は名古屋大学に負けてしまって結果は4位ということになりました。
一方個人戦は男子の1ペアだけが頑張ってくれて、これも準決勝まで行ったのですが、ここで負けてしまいました。ずっと以前は団体戦も個人戦も男子の方は京都大学がたびたび優勝していたわけですが、もうかなり長い間優勝カップを見たことがありません。個人戦も私が新垣高柳ペアで優勝して以来、京都大学のペアは一度もその後優勝していません。もうかなり長い間京都大学男子は個人戦も団体戦も優勝から見放されているとい感じになっています。優勝の祝勝会というのも久しくやっていませんので、本当に寂しい限りです。なんとかなりませんかねえ。大会中はずっとほぼ快晴という天気でまわりの山の新緑がとても美しく、毎回滞在するホテルの温泉もなかなか素晴らしいので、それだけが毎回楽しいような、、、、、。でも本当に景色よりも温泉よりも、一度久しぶりに京大テニス部の優勝を味わいたいです。
写真は毎回滞在する神鍋ブルーリッジホテルとその周りの景色、テニスコートは大会が開催された神鍋高原のテニスコートです。
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- ➃
- ➄
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ほくろの取り方、凹みの治し方
最近なんとなくほくろを取った後の凹みの修正が多いような気がします。レーザーでほくろを除去後のトラブルについては必要以上に正常皮膚に傷がついていて、凹みもかなり目立つようなケースが多いと思います。私のクリニックではほくろはレーザーではなく、麻酔をしてから焼灼という方法、つまり、少しずつ熱凝固でほくろの黒い部分を取っていく方法で治療しています。少しずつ除去して黒い色調がなくなったところでこの処理をやめます。このようにすれば、ほくろで黒い部分だけを正確に除去できるわけです。正常皮膚に余分な傷をつけるようなことがありません。レーザーでの処理を行う場合は、設定した範囲が全て傷になり、ときにはほくろ以上の大きさの凹みが残ったり、凹みそのものも、こんなに深い凹みになるまで皮膚を破壊しなくてもよかったのに、、、という結果もありうるわけです。当院では凹みの修正やときにはケロイドになって盛り上がってしまった傷などの修正が多い状況になっています。特に凹みについては化粧をしてもかえって目立つことが多く、平坦にするという修正がベストです。この治療はサブシジョンという方法が確実です。針で凹みのある部位直下を剥離すると薄い皮膚を浮き上がらせることができます。この直下に微量の脂肪を入れて、平坦になった皮膚が再度凹んでしまうのを防止する方法です。手術後にピタシートやテープを貼って3ヶ月固定する必要がありますが、これで平坦に仕上がります。まれには複数回の治療がいることもありますが、最終的には凹みをきれいに治すことができます。
投稿者:megaclinic