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台湾形成外科学会での講演
以前にもここでお伝えしましたが、12月5日から9日までは台湾形成外科学会の招待講演と、台湾の有名な病院であるChang Gung Memorial Hospitalの客員教授としての招待のためにクリニックは休診になります。一部の患者様にはご不便をおかけしますが、ご理解ください。5日に台湾に到着して翌日の朝7時から私の40分の講演が予定されています。アメリカと一緒で台湾の病院の開始もとても朝が早いのですねえ。7時っていつもまだ寝ている時間なんですけどねえ。頑張って起きますけど。アメリカではたとえばデューク大学や私が客員教授をしているジョンズホプキンス大学などでは朝の6時とか6時半くらいから毎日その日の予定手術についての討論会議、教授回診、論文の読書会などが行われています。通常ドーナツなどを食べて、コーヒーを飲みながらやっていることが多いのですが。アメリカは皆さん朝に入浴されるので、髪の毛が乾かないままドーナツを食べてるようなドクターもよくおられます。台湾では朝の病院での私の講演が終わった後は、私が病院の回診を部長などと一緒に行うようなスケジュールになっています。患者さんの治療予定のディスカッションなども予定されているようです。まあどんな患者さんがおられるのか楽しみですね。
その翌日からは台湾形成外科学会に参加予定になっています。次の日の私の講演は私の眼瞼の手術の過去と現在のようなタイトルをもらっています。最終日の講演が台湾形成外科学会のいわゆる特別講演と言われているもので、これも40分の講演予定で、いただいているタイトルはリーダーシップと美容外科技術の習得というような難しいもので、さあ何を話せばいいでしょうか?みたいなタイトルですよね、これ。なんとなく国際美容外科学会での私の経験を講演して欲しいのかなあと思って、そういう内容で準備をしてあります。
台湾にも親しい友人のドクターも多数おられるので、何人かから、ぜひ一緒に夕食でもとお誘いをもらっていますが、どうしても4回しか夕食がないわけなので、そのうち2回は公式の夕食会なので、欠席するわけにもいかず、到着した日と最終日だけ久しぶりに会える友人のドクターたちとの夕食を楽しむことになっています。世界中にたくさんの友人がいるって本当に楽しいことです。ISAPSでの活動がなければこういう楽しいこともないわけで、会長という名誉な仕事をさせてもらえたのは本当に幸せなことです。すごくきつい仕事でしたけど。
投稿者:megaclinic
ISAPSニュース
国際美容外科学会(ISAPS、、アイサップスと読みます)の活動の一つに毎月発行されるISAPSニュースという新聞のようなものがあります。時々私もこのニュースに登場しているわけですが、最近では私の意見としてISAPSの理事会のメンバーがほとんどヨーロッパと北米、南米の理事ばかりになっていることについて、もっとアフリカ、中近東、アジアの理事を入れるべきという理事会に対する私の批判の意見が載りましたし、もう一つは日本で私が3人目のISAPSの会長であるわけですが、二人目の会長であった渡部先生が亡くなられたのですが、その報告と彼のISAPSへの貢献などについての記事なども書いています。
このISAPSニュースの中でコーヒーブレークという記事が毎回あって、その中で私へのインタビューを記事にしたいという編集長からの依頼が届いていました。いいですよと回答していたのですが、大体のインタビュー予定の内容が昨日送られてきました。こんな話を聞きたいのかなあと思ったりしていたのですが、みなさんどう思われますかねえ?さらに私の方からこういう話をしておきたいというようなことがあれば、追加で質問項目に入れますが、、とも聞いてきています。どんな話が世界のISAPSの会員が興味があるのかよくわかりません。
とりあえず、いくつか送られてきた質問予定事項はこんな感じです。1生まれ故郷はどこですか?そこでの一番の思い出は?2いつ頃形成外科や美容外科を目指そうと思ったか?また研修はどこで受けたか?3今、働いている場所について、どうしてその場所を選んだか?世界のほかの場所との差は?4日本の美容外科の特徴、世界との差について5仕事以外のときは何をしてリフレッシュしているのか6日本の武道は世界でとても人気があるが、それはなぜだと思いますか?7来年シンガポールでISAPSの学会が開催されますが、どういうセッションが楽しみですか?8現在までISAPSとは多くの関わりがあったわけですが、どんな思い出が残っていますか?楽しかったことは?将来のISAPSに望むことは?などが質問の案をして届いています。
大体はなんとか回答できますが、日本の武道がなぜ世界でなぜ受け入れられているか?なんて、はっきり言ってそんなこと知らんがなって回答してもいいですかねえ?多分私が国際学会を京都で会長として開催した時のことを覚えておられるのだと思います。この時はオープニングセレモニーとして、少林寺拳法、茶道のお手前、ノーベル賞を受賞された京大の山中教授の講演などを企画して大好評でした。ISAPS京都の会議でのオープニングセレモニーの写真をいくつか出しておきたいと思います。これらの写真の一部はISAPSニュースにも掲載したいと思います。まあ、私にとっては大変でしたがとても楽しい思い出です。この時は当院の看護師がいろいろ能力が高い人なので、日本側の事務局長として国内関係のすべてを取り仕切ってくれました。全くミスもなく全てうまく行きましたが彼女の貢献には本当にとても助けられました。優秀なスタッフは本当に宝物ですよね。
投稿者:megaclinic
他院でのポテンツァのトラブル
ポテンツァは肌のくすみやたるみ、はりの減少、赤ら顔、毛穴、にきびあとの凹凸などの治療には有効な方法ですが、最近お二人の患者さまですが、他院でポテンツァでの注入治療を受けて、いつまでたってもかゆみが出るとか、細かい凹凸がブツブツ残って、治らないなどの悩みで相談を受けた方があります。これらの問題はおそらく成長因子が入っているのではないかと思います。通常かゆみがずっと残るようなことは成長因子以外では考えられませんし、細かい凹凸がブツブツ半年以上も残っているということは他の注入物ではありえない問題です。
元来成長因子(FGF)は体内に入れるということはメーカーである科研製薬が禁止しているものです。安全ではないので、やめてくださいと記載されています。ポテンツァの会社自体が注入可能なものとして販売をしていることも問題と思います。これから裁判が多く起きてくるような気がしていますが、ポテンツァの会社がどういう方針でこのような注入物を販売しているのか理解ができません。またちゃんと学会に出て勉強をしている医師であれば、成長因子によるトラブルがどれほど深刻な問題になっているかをよく理解されているはずです。でも学会に出席しない医師も多くおられて、こういう問題が出た場合、確実に治療する方法が今はないので、その点がとても気になっています。当院ではもちろんこういうものがとても危ないものと知っていますので、ポテンツァを購入した時に、注入物として付属品のように購入を求められましたが、もちろん断っています。ポテンツァの会社、あるいは日本の代理店(?)って変かもしれないと思ったりしているのですが、、。どうなんでしょうね?
投稿者:megaclinic
ハイフの効果
当院ではハイフによる肌のたるみに対する治療を行なっています。ハイフは皮膚の表面には影響が出ないようにしながら、皮下に熱を与えて、皮下組織を収縮させようとする治療です。顔のたるみ対策として、メスで切らない方法としては一番効果の大きい方法と思います。もちろん切開を伴うフェイスリフトほどの効果は得られませんが、メスを使わない方法としてはこれが一番おすすめです。顔がたるみ始めたとか。軽症のたるみに対してはとてもいい効果があると思います。たるみがとても目立つという場合は、、ハイフでもリフト効果が出ないこともあります、これは診察をすれば判断ができます。たるみがかなり目立つというかたはやはりメスを使ったフェイスリフトが劇的な効果のある方法です。
エステサロンにもハイフによる治療を行なっているところもあるようですが、クリニックで行う医療機器よりはるかに出力が低いので、あまり効果は期待できません。また正確な顔の解剖を知っていないと、神経損傷などもありうる問題なので、優秀なナースのスタッフがそろっているクリニックでの治療が安全です。
投稿者:megaclinic
国際美容外科学会の美容医療統計調査
国際美容外科学会(ISAPS)では毎年世界の美容外科医がどのような手術や治療をしているのかという統計調査をしています。私は最近の4年間は、この統計調査委員会のメンバーでもあるのです。この委員会は世界各国でどのような美容外科関連の手術や治療が行われているのかという調査を行い、さらにそれらの合併症などの調査やそれぞれの国や地域の傾向の分析などを行うのが仕事になっています。調査委員会のメンバーは世界で12人が活動しています。委員長は現在はノルウェイのアミンカラージュという医師です。本当に彼は熱心な方で、統計調査は世界のメディアに発表する重要なデータなのに、この調査に非協力的な国や医師が多すぎると一年中怒っているような先生です。
そのためにどうしたらよりたくさんの回答が世界から集まるのかという議論がいつも行われています。最近のこの委員会からの提案は調査が英語だけで行われるので、特に英語圏以外の国からの回答数が少なするので、調査を各国の言語に翻訳をしてから調査の依頼を届けるとか、回答をしてもらった医師は次回の国際学会の参加費を安くするとか、年会費を安くするなどの案が出てきています。これらの案が実際に施行されるためには理事会の承認がいるわけですが、今はこれらの案を理事会に提出するという段階になっています。先月東京で開催された学会にノルウェイのアミンカラージュ先生が来日された際に、プログラムに私の名前が載っていたので、私が学会に出ていることは知っておられました。彼はこの委員会のメンバーである私がISAPSの会長経験者なので、もうどうしても私にいろいろ委員会に対するアドバイスがほしいと何度も何度も会場のどこかで捕まってしまい、あれこれ長時間何度も話し会うことになってしまいました。本当にどんだけー、、みたいな先生で、そこまでのめり込まなくても、、、とつい言いたくなるほど頑張り屋さんです。まあ、こういう方がISAPSを動かす力になっているわけです。私も会長の時はこんな感じだったのかなあとつい思ってしまいました。委員会のチェアとか学会の理事とか会長などはもう本当にISAPSのために人生をかけているというくらいの方々なのです。今はもう理事会を降りてしまったので、あー自分も理事会にいた時や、会長をしていた時はこんな感じだったのかなあと、、、時間が経つと多少記憶が薄れていくのでしょうかねえ。
つい先日、昨年の統計調査結果が世界のメディアに公表されました。特に今回は韓国、中国、日本、中南米の一部の国などからの回答がかなり遅れたためにこんなに遅い時期になっての昨年度の結果公表ということになりました。調査委員会の委員である私が日本にいながら、日本の調査の集計が遅くなり申し訳ないことでした。この調査の集計は各国ナショナルセクレタリーである某大学形成外科教授の仕事なので、私は何度も早く回答するように彼にせかしていたのに遅れてしまい、なんとも委員会には申し訳ないことでした。カラージュ先生にも謝っておきました。
今回公表された統計調査の主なものとしては世界の手術のベスト5は、脂肪吸引、豊胸、まぶたの手術、鼻形成術、腹部のたるみ形成術です。また最も人気のある非外科的治療のトップ5は、ボツリヌストキシン注射、ヒアルロン酸注射、脱毛、スキンタイトニング、痩身でした。
いつも思うのですが、世界中ではやはり豊胸手術がとても人気のあるもので、これは日本での傾向とは少し異なっていますよね。もちろん日本でも豊胸手術は多く行われている手術の一つではありますが、とくに欧米ほどすごい人気とは思えません。文化の差という感じです。日本ではやはり目と鼻がすごい手術件数になっています。世界的傾向としてはこの5−6年は非手術による治療が増加傾向で、手術が減少傾向だったのですが、今回はこのいずれもが増加傾向になっているというのが昨年の特徴になっています。写真は今年の9月に東京での国際学会に来日されたISAPSの統計調査委員会のチェアであるノルウェイのアミンカラージュ先生です。
投稿者:megaclinic
クリスマスですね、ロンドンはきれいでした。
そろそろ年末でクリスマスのシーズンになりますね。以前私が国際美容外科学会(ISAPS)の理事会に入っていた時、一年に2回理事会が開催されていて、一度は4月か5月にアメリカ美容外科学会の開催時に米国のどこかの都市で1日だけの理事会、もう一度は毎年12月にロンドンで2日間の理事会が開催されていました。12月の理事会は朝8時くらいから5時くらまでランチをはさんで、2日間の会議になっていました。どうしてこのようにたくさん相談しないといけないことがあるのかなあと思うくらいたくさんの議題がありました。ロンドンでは2日間の会議があるので、どうしても私の場合は3泊しないといけない状況になっていました。そうなると夜のロンドンでどうしても多少出歩いてしまうということになります。もちろんミュージカル大好き人間なので、チケットが取れれば必死で何でも見に行っていました。ロンドンとニューヨークはもういくつもミュージカルが毎日見れますので、こんな楽しい街はありません。
12月のロンドンのもう一つの楽しみは街のクリスマスの風景です。寒くて、たまに雪がふったりするので、天候は多少苦手でしたが、街のクリスマスの景色は素敵です。写真のように空を見上げると傘とかサンタさんが浮かんでいたり、ビルもきれいな色にライトアップされていたり、通りによって色合いが違ったり、こういう景色はとても楽しいです。懐かしいロンドンの思い出です。
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ポテンツァ、マックーム
当院で行っているポテンツァによる肌治療の紹介をしたいと思います。ポテンツァにはいろいろの機能がありますが、その中でドラッグデリバリーシステムがあります。真皮層にマックームと言われるポリ乳酸を細かく注入することで肌のハリを作ったり、毛穴やニキビ跡の改善が可能になっています。特に肌の弾力は微細なポリ
乳酸という吸収性の粒子を細かく注入することでかなりの改善が期待できます。吸収性のものではありますが、吸収されるまでの間に真皮内でコラーゲンの生産を促進してくれますので、持続性のある効果が期待できます。一度に多量の注入はリスクがあるため、通常複数回の治療が必要になりますが、結果はとてもいいと思います。
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大阪の女子大生の会話
女性の会話って、関東と関西では少し雰囲気が違いますよね。以前、わあ、すごいなあと思ったのは軽井沢でした。軽井沢の皇室の方々が利用されるテニスコートってご存知ですか?旧軽井沢の軽井沢会テニスコートです。私もテニスをしますが、このテニスコートはとにかく美しいのです。中でプレーをしている方々もなんというかやんごとなき方々みたいな、、、。近寄りがたいです、こういうところ。そのあたりのお店でブラブラした時に小学生の低学年(多分)の女の子が年配の女性と一緒に何かの買い物をされていて、その時に女の子が言った言葉が「おばさまは何になさるの?」、、、。はあ、なんですと?みたいに思ってしまいました。高貴なお家の方々の会話ってこんな感じなんですかねえ?疲れますね。大阪の同じ年くらいの女の子なら「おばちゃん、何にすんの?」ですよね、絶対。
昨日電車の中で女子大生たちの会話をうっかり聞いてしまいました。大きな声で話しておられたので、どうしてもつい、、。「急に寒くなったやん。冬になったら布団から出られへん時あるやん。」 「ずっと出られへんかったら、それって冬眠」 「いつまでもずっと出られへんかったら、それって永眠」アハハ、、吉本新喜劇の影響でしょうか?まあ、おばさま、、、よりは楽しそうでいいですかね。
投稿者:megaclinic
小じわの対策
どうしても加齢によって顔には小じわが出てくることになります。これが出てくるのをすこしでも遅らせる方法としては痩せすぎない、皮膚の保湿に気をつける、状態に応じて各種のフォトフェイシャルで肌のはりを保つ治療を続ける、などがありますが、このように抵抗していても、ついに出てきてしまった小じわには当院ではいくつもの治療方法があります。当院で行っている方法はハイフシャワーとイオン導入、ポテンツァによる治療、マイクロボトックス、コラーゲンや粒子の小さいヒアルロン酸の注入などです。もともとの肌質や小じわの状態、あとの通院頻度や回数などのご希望などによってベストの対策を相談できます。当院での治療例の写真を出しておきます。
投稿者:megaclinic
学会中の海外招待講演の奥様たちのランチ
今回の東京での国際学会の海外招待講演者の多くの先生方が奥様やご主人と一緒に来日されていました。たまたま
ランチの時に私が時間があいていたので、フィリピンのフロレンシオルセロ先生と彼の奥様と、もう一人マイアミ
から来られたロジャークーリー先生の奥様(クーリー先生は講演があったのでランチは無理でした)と合計4人で一緒
にランチを食べようということになりました。
通常日本の学会ではランチョンセミナーと言って、講演を聞きながらお弁当を食べるというスタイルがほとんど
なのですが、その時は時間があったので、どこかにランチを食べに行こうということになりました。奥様お二人は
日本であれこれ美味しいものを楽しみたいということだったので、あるホテルのランチに行ったわけです。そこで
彼女たちが注文をされたのは生ガキとシャンパンでした。フロレンシオ先生と私は午後のセッションで出番があった
ので、シャンパンは飲まずにサンドイッチとコーヒーというなんとなく普通のランチになっていました。とにかく
お二人の奥様は食べる、食べる、飲む、飲む、、ついでにしゃべる、しゃべる、、、、すごかったです、これ。
生ガキがおいしそうだなあと思ったりしながら圧倒されていました。生ガキとシャンパンですか、、なんとなく日本人
はあまり経験しない組み合わせですかねえ。あんなに多くの生ガキを食べる人は久しぶりに見たような、、、、。
もうその日はお店にカキがなくなってしまったのかもしれません。
投稿者:megaclinic