院長ブログ
新しいレーザー治療、ポテンツァ
美容皮膚科領域の治療について、ほぼすべての皮膚の治療が完璧に行える体制を取るために、新しくハイフの治療をスタートしていますが、追加でポテンツァを揃えました。これで当院のレーザー、フォトフェイシャルの関連機種として、キュースイッチルビーレーザー、ジェネシス、ライムライト、ハイフ、ポテンツァ、さらにイオン導入、ゼオスキン、内服薬による方法などの治療体制が完成し、どのような肌の悩みであっても治療が可能なクリニックになりました。もちろんサブシジョンなどの微妙な手術で肌の状態を改善させるという方法もあり、手術、非手術で肌を美しく、たるみなどの治療も可能なクリニックになったという次第です。レーザーなどの治療の場合は、最初の診察は私、または吉田昭子医師が担当しますが、実際の治療は一部が医師の担当、それ以外は看護師が担当することになります。
投稿者:megaclinic
当院の新しい医師の紹介ー吉田昭子医師
最近の傾向として美容皮膚科領域の患者さんが多くなってきたことから、当院では手術治療、再生医療以外に美容皮膚科領域の治療にも力を入れていこうと思っています。そのため新しく美容皮膚科を担当していただける医師として、吉田昭子医師に参加していただくことになりました。当面、火曜日の午後のみの診療になります。もちろん院長の私も皮膚科、美容皮膚科は従来ずっと診療をしてきましたし、看護師の中川もゼオスキンのディプロマを取得していますし、ジェネシス、ライムライト、イオン導入などの肌の治療を従来担当していますので、この体制はそのまま維持していきます。吉田先生にはさらに強力なスタッフとして参加していただけるということになり、とても心強く思っています。吉田昭子医師の診察をご希望の方は火曜日の午後のご予約をお願いします。
投稿者:megaclinic
ショパンの曲
元旦にNHKの番組でピアニストのブーニンの話が放送されていました。私自身、以前はピアノをよく弾いていましたし、大学生の頃や卒業後しばらくの間はビリージョエルの曲やビートルズ、あるいはユーミンなどの曲を弾きながら自分で歌うというのがとても好きで、ピアノが大好きな時期がありました。
私の母親が実はプロ並みにピアノを弾けた人で、料理はとにかく美味しいものを食べさせてもらったことがないと言えるくらいひどかったのですが、刺繍とピアノはかなりすごい人でした。その影響なのか彼女の意向だったのかはわかりませんが、私はかなり小さい頃からピアノを習わされていました。多分小学校の4年か5年の頃、私が習っていたピアノの先生が自分の教えるべことは全て教えたと言えるくらいのレベルになったので、これからは自分がピアノを習った先生についたほうがいいというような話を母親にされたようです。それ以降は京都ではとても有名なピアノの先生について習うことになりました。東京からも毎週この先生の指導を受けに来ていた人もあったくらいなのですが、とにかく私自身はプロになるようなつもりもなく、ただピアノが弾くのが楽しいという感じで習っていたわけです。ところが新しい先生のレッスンはとにかく厳しくて、1週間ほとんど練習をせずに行った時などは手をたたかれたり、ひどい時は本を投げつけたり、もういわゆる虐待という感じでした。この1週間何をしていたのー!と叱られて、全然練習なんかしてないもんねー、と言いたかったのですが、こんなことを言うと今度は何を投げられるのか?というような気配があり、とにかく母親に今度の先生は大嫌いで、絶対にピアノをやめる、もう練習には行かないと伝えて、それ以来ピアノを完全にやめてしまいました。この頃嫌で仕方がなかった練習の曲がショパンだったのです。子犬のワルツって多分皆さん。ご存知だと思います。当時それなりには弾けていましたし、大学生の頃や卒業後しばらくはピアノを弾いていたので、それなりのレベルを維持できていたと思います。どういうわけか、あの怖い先生が時々思い出されて、次第にピアノから遠ざかってしまいました。
ずいぶん後になって、何かでブーニンのショパンの演奏を聞くことがあり、もう感動でした。若い頃のブーニンの演奏は、もう神の領域ですよね。美しい演奏を聴いて、自分もあれくらい弾けたらなあとピアノをやめたことを本当に残念に思いました。
NHKの放送ではブーニンはあれほどの演奏ができたのに、ある頃から左の手があまり動かなくなったのだそうです。それから10年ほど演奏をやめてしまっていましたが、技術が完璧でなくても美しい演奏をしたいとカムバックされたのだそうです。演奏中に自分の左手がちゃんと動くのか見ながら演奏をして、ある時には聴衆のみなさんに左手の力が足りなくて、申し訳なかったと話されていたり、新しい手が欲しいと言ってみたり、若い頃に弾けたようにショパンを美しく、激しく弾きたいという強い情熱が伝わってきて素敵な番組でした。
私はというと、もうかなり長期にピアノを弾いていません。先日一度楽譜を見て、ピアノに向かってみたのですが、指をどこに置いたらいいのかわからないのです。あー、これはいかんと思いましたね。
かなり以前私が大学でテニスの指導を受けた当時の監督の話を思い出します。とにかく京都大学の歴史に残る名選手だったのですが、ある時、監督のお孫さんが家にラケットがあるのをみて、テニスを教えて欲しいと言われたので、本当に久しぶりにコートでラケットでボールを打ったのだそうです。その時、全然自分の思ってもいない方向にボールが飛んて行ってかなりショックだったそうです。長いブランクというのは恐ろしいですね。監督もラケットでどのようにボールを打つかわからなかったのだそうです。私もピアノに向かって???みたいなことになりました。本当に継続は力なり!ですよねえ。みなさんもすごーく久しぶりにすることは本当に気をつけてくださいね。
投稿者:megaclinic
クリニックのスタッフ
医師になってからずっと思っていることですが、病院やクリニックで一緒に仕事をしてくれるスタッフは貴重な財産だと思います。優秀なスタッフが揃っているということはレベルの高い診療を行う上でとても重要なことだと思いますす。同じスタッフが長く勤務してくれるということもありがたいことです。特に今までクリニックの看護師長として中川看護師が頑張ってくれていたわけですが、彼女はメガクリニックを開院した時からずっと一緒に働いてきてくれました。これも私自身がびっくりです。従来、長く新しい人を雇うことがなかったというのは私のクリニックの自慢の一つだったのですが、残念なことに最近当院のスタッフの一部の入れ替えがありました。体調の問題が出たり、腰痛などで勤務がつらいなどの問題が出て、新しいスタッフを迎えることになり、以前から当院の患者さんでおられた方は寂しいですと言ってくれる方も多いわけですが、体調がベストの状態でなければやむを得ないことと思っています。
そのような理由で最近新しい看護師さんと受付業務を担当してもらえるスタッフを受け入れることになりました。とにかく笑顔で仕事をしてくれて、ミスがなく、優秀なスタッフをそろえるということにとても気を使っていましたが、全員合格と言えるスタッフをそろえることができてホッとしています。安心して仕事を任せることができる人が周囲にいてくれるというのは本当にありがたいことです。受付のスタッフも看護師さんも私が安心して仕事を任せることのできる優秀な人たちです。みなさんこういう仕事の経験も豊富な人たちばかりなので、クリニックには安心しておいでください。
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帰国子女?
先日あるご家族の話を駅構内で聞いてしまいました。どう見ても日本人のご両親と二人の子供連れでしたが、小さい姉妹の会話は日本語と英語が混じっていて、なんとなく外国暮らしが長いご家族なのかなあ?と思ったりしていました。小さい方の女の子がお母さんに、「チカテツって書いてある、、、」と漢字がちゃんと読めたよ、というような素振りだったのですが、お母さんは「あ、それは近鉄」。ちょっと残念そうな女の子でした。
この話のついでに思い出した古い話です。男の子が駅に入ってくる小さい電車の表示をゆっくり大きな声で読んでいました。「くそまんかあ」。そばで聞いていて、私は惜しい!正解はワンマンカーでした。
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オペラ蝶々夫人
プッチーニの名作と言われるオペラですが、来年の7月に佐渡裕プロデュースで公演されるそうです。チケットは2月に発売なのだそうですが、これは見に行かなければとすでに気合いが入っています。今はかなりオペラやミュージカルが大好きで、好きなタイトルのものがあれば、必死で見に行きます。ただ過去のことを言うと、以前にもここでお話ししたことがありますが、私が最初に見たオペラが蝶々夫人だったのです。このオペラを見た時は私がまだ小学生で両親に連れてもらってどこかで見ていた記憶があります。ただみなさんもご存知のように、このオペラは小学生には少しきついオペラですよね。まだ私も純情な子供だったのでしょうね。この話は日本の女性が外国の男性に恋をして、子供もできてしばらくして、この夫がアメリカに帰ってしまうわけです。ずっと彼女が日本で待っていて、やっと夫が日本に戻った時に、彼は新しい白人の奥さんを連れていたわけです。こんなふざけた話を真剣に見ていた小学生が楽しかったと思いますか?最初に見たオペラがこれだったので、そもそもオペラというのはこういうふざけた、とても不愉快なものだということが残ってしまったわけです。それ以来、長期にオペラは絶対に見たくないと思っていて、今では随分損をしたなあと思います。両親も最初に見るオペラが子供にどういう影響を与えるかということを慎重に考えて欲しかったです。
でも今は歌を心から楽しめるようになりましたので、プッチーニは絶対に見なければと思ったりできるほど成長したという次第です。でも今でもこのオペラにはこだわりがあって、蝶々夫人は絶対に日本の女性が演じてほしいのです。これが外国のすごく体格のいい女性歌手だっったりすると話に入っていけないところがあります。今回は嬉しいことに演じるのは二人とも日本人のダブルキャストです。こうなるともう安心で、心から楽しめそうです。今からルンルンです。
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翔んで埼玉を見てきました。
以前に見た翔んで埼玉の映画があまりにおもしろかっったので、今回第二作目になる関西編を見てきました。たしかにみなさんがよく言っておられるように、あまりにばかばかしくて感動するという評価に納得です。よく関西のことも調査されていて、京都に生まれ育った私には、そうそうその通りというような話もよく出てきました。私自身は滋賀県を田舎などとは全く思っていませんが、そいういう人はいるよねえと映画の中でも心当たりがあるなあという話がよく出てきました。
埼玉の人もどこにお住まい?と聞かれると東京って返事をする人が多いのだそうですが、今回の映画でも山科は京都じゃないでしょう、、、とか洛中、洛外などの話もよく調べてこの映画を作ってるなあと感心します。京都の人は本音を語らないというのもよく聞く話で、本音のわかる装置が出てきて京都の人の会話の本音が解説されたり、なかなかの出来でした。 関西人ならよく知っている吉本新喜劇のドリルせんのかーい?の場面も出てきますし、最後に出てくる和歌山の女神がとらわれの身から解放されて、もとの女神の姿に戻るのですが、これが何というか、戻らない方が良かったよね、、、という場面も笑い転げてしまいました。なかなか楽しい映画でした。ひまな方はぜひ見に行ってください。
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ハイフの治療を始めます。
顔のたるみについての相談は常にかなり多いものです。従来私のクリニックでは若返りの大きい効果が確実に得られることから、切開によるフェイスリフトや脂肪注入、あるいはこれらの併用という方法を主な治療として行なってきました。ダウンタイムが必要で、人前に出られるまでに早くて1週間、腫れが強く出たりする場合は10日程度をみてもらう必要がありますが、その分効果が確実でその持続も長いという利点があるためです。
ただそこまでの効果がなくてもできれば切らずに今よりたるみが改善すればそういう方法でもいいという方も多かったわけです。レーザー治療でたるみ対策として最も効果の高い方法がハイフです。当院では今までレーザー治療としてはキュースイッチルビーレーザー、ジェネシス、ライムライト、またこれらと併用してイオン導入などを行なってきました。今までは手術を主体としていて、それ以外にこれらのレーザー、フォトフェイシャルなどの治療だけでスタッフがかなり多忙になっていたという状況があり、それ以上患者様のご希望にお応えすることができませんでした。今回ハイフを導入し、その治療に熟練した看護師もそろいましたので、当院でもハイフの治療をスタートします。
ハイフは超音波で熱エネルギーを皮下の目的とした層に当てて、熱エネルギーにより皮下組織の収縮を起こすことでたるみを引き締め、リフト効果を起こす方法です。小顔効果も得られることになります。私はレーザー治療によって顔の引き締め、たるみ改善、小顔効果などを期待できる方法としてはハイフがベストの治療と考えています。もとより切開リフトほどの効果は得られませんが、それ以外の方法では最も効果の高い方法と思っています。
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アメリカン航空はかなり嫌いです
先日テレビで見た方もおられると思います。アメリカン航空のマイアミ空港でのあり得ない光景です。車椅子で旅行をしている方もあるわけですが、この車椅子の損傷がアメリカン航空ではあまりに多いという問題です。旅行者のどなたかが、マイアミ空港で見かけた光景をビデオに撮られていたのです。その光景は2階から滑り台のようなとこでアメリカン航空の職員がそのスロープに車椅子をすごいスピードで滑らせて下ろしているのです。1階ではスロープに終点の壁があり、ここに車椅子が激しくぶつかって、その壁を乗り越えて、何回も転がって止まるのです。それを別の職員が取り上げて、運んでいたのです。このような扱いをすれば、もうほとんど毎回車椅子が壊れると思います。実際に車椅子の損傷の報告はあり得ないくらい突出して多いそうです。
ここだけの話ですが、私はユナイテッド航空やアメリカン航空など、米国の航空会社は全部大嫌いなのです。デルタもユナイテッドもアメリカンも、もう何回もひどい目に遭っています。日本のJALやANAは大好きなのですが、アメリカ経由でどこかの国に行く場合、JALに乗っても米国のどこかで乗り継ぐとどうしても次はアメリカン航空になってしまうわけです。これは提携している関係でどうしてもそうなるわけですよね。例えば、来年の6月にコロンビアのカルタヘナというカリブ海に面したところで国際美容外科学会があるので、私はそこに行かなければならないのですが、JALで行こうとすると、そこまでは飛んでいないので、ダラスで嫌いなアメリカン航空に乗り換えて、コロンビアのボゴタまで行って、さらにそこでアビアンカ航空に乗り換えてカルタヘナに着くという方法しかないのです。
過去にこういう理由で何度もアメリカン航空に乗らないといけないことがありましたが、荷物が最終目的地に私と一緒に届かなかったことが3回あります。到着の翌日に荷物が届いたのが2回、もう1回は3日目くらいだったと思います。とにかく荷物がないのは困ります。下着なども買いに走りましたし、学会に普段着で出たこともあります。背広が届かなかったからです。もう色々迷惑なことがありましたが、アメリカン航空での私の経験した最大のトラブルは最終地で受け取った私のスーツケースが激しく壊れていたことです。普通四角い形ですよね。空港で出てきた私のスーツケースは大きなМ字型に変形していたのです。多分車椅子と同じような扱いをされたように思います。これもマイアミ空港でした。もうとにかく頭に来てアメリカン航空の職員と激しくケンカをしました。アメリカン航空の責任ではないと言い張るのです。とても話が長くなるので、結論を言いますが、私がアメリカン航空で預けたときは四角いスーツケースだったので、ややこしいことを言うと訴訟を起こすと言うとすぐに私のい言い分を認めて、処理の手続きをしてくれたのですが、もうとにかく全然親切ではありません。荷物を丁寧に扱うなどは全然考えてないですよね。スーツケースがこんなに変形することがあるのだなあと当時はびっくりしていたわけですが、先日の車椅子のテレビ放送を見て、あー、こういうことをやってるんだなあと理解した次第です。困ったことですよね。荷物は全部機内持ち込みで頑張るしかないのでしょうか?
投稿者:megaclinic
時々思い出します、、、ある病院の受付の女性
今までにかなり多くの病院に勤務した経験があります。大学を卒業後は京大病院、その後は大阪赤十字病院、九州の小倉記念病院、などに勤務をしていました。この間、他にもアルバイトで、救急病院で夜間の診療や当直勤務や土曜日の夜から月曜日の朝まで精神科の病院の当直、なども行なっていました。これらのアルバイトは当時、大学病院などでの研修医としての給与があまりに安くて、生活が成り立たないというくらいだったので、同じ学年の研修医たちはほぼ全員何らかのアルバイトをしていたわけです。
この中のある病院の受付にいた若い女性のことは今でも時々思い出すことがあります。とてもかわいい、明るい女性でしたが、何というかちょっと失敗が多かったわけです。ある時彼女が病院の待合室に飾ってあるお花や植木に水をあげていました。今日も頑張って咲いてね、と声をかけながら水をあげていました。とても優しい素敵な女性なのです。何となく心温まる光景だなあとちょっと見ていたのですが、すぐその後に看護師長さんから怒られていました。「あのね、このお花も植木も全部、造花、わかった?造花。水はあげなくていいの、年中全力で咲いてるからね。」 、、、、その後数人のスタッフがぶつぶつ言いながら、お花や植木の水をタオルで拭いたり、もう大変のことになっていました。ほかにも死亡診断書を取りにきた家族の方に、診断書を渡す際に、お大事に、、、と言ってしまったり、、、、。その時もまた怒られていましたけど。
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