院長ブログ
横浜での日本美容外科学会
- 学会プログラム
- 学会で海外招待講演をされたオーストラリアのメンデルソン。私の三代前の国際美容外科学会会長です。
投稿者:megaclinic
アテネでの国際美容外科学会の写真
- 次の国際学会会長と奥様(メキシコ)
- 論文審査委員会
- 国際学会事務局長
- フェイスビデオセッション
- フェイスビデオセッション
- フェイスビデオセッション
- 私の次の次の学術委員会チェア
- オープニングセレモニー
- パルテノン神殿
投稿者:megaclinic
アテネでの国際美容外科学会
昨日夜にギリシャのアテネでの国際美容外科学会(ISAPS)から帰国しました。この学会は講演者としては世界のトップレベルの美容外科医がかなり多数集まるというレベルの高い学会です。コロナの問題があって、ずっとオンラインでの講演も可能だったので、私自身は日本から夜中や早朝などに自宅から講演を行っていて、世界中のたくさんの友人には直接会うことができませんでした。
今回は直接アテネに行かないと講演ができないということだったので、私は座長(司会)や論文審査委員会や安全委員会などの会議もあったため、アテネに行ってきました。たくさんの友人や理事会の医師たちに久しぶりに直接会うことができ、とても幸せな時間をもらいました。
今回会長や一緒に理事会で働いた医師たちとたくさん話をしていたのですが、少し驚いたことはアジアの動向です。この学会は今までは2年ごとの開催でしたが、今年から毎年開催されることになり、アジアからは旅費が高くつくということもあるのかもしれませんが、それでも日本人の参加者が少なくて驚きました。日本からは私を含めて3人でした。講演や座長で参加したのは私一人で、これはとても残念なことです。今までは日本からは5-6人くらいは大体講演者に選ばれていたのですが、、、。韓国や台湾からはいずれも7-8人くらいの参加者がおられました。なんだか日本はもうアジアで一番ではなくなったのかもしれません。この国際学会の会員数も今までは日本がダントツに一番でしたが、昨年から韓国の会員数がトップで日本は2番目の会員数になったそうです。これはちょっとショックでした。台湾も中国もタイもベトナムもシンガポールも急に会員数が増えていて、日本はこれからもっと頑張らないとだめですねえ。困ったことです。
- 国際学会会長リナトリアナ(コロンビア)
投稿者:megaclinic
ギリシャ
国際美容外科学会(ISAPS)の国際学会がギリシャのアテネで明後日から開催されます。世界のトップの美容外科医が集まるこの学会は講演のレベルもとても高くて、毎回なるほどなあと拍手をしたくなるほどの講演がいくつもあります。
またこの学会には理事会の下に20くらいの各種委員会があります。私はこの中の患者安全委員会のアジア代表になっていて、他には医学誌の論文審査委員会のメンバーにもなっています。これらの各種委員会はそれぞれ別の日程で会議を開催します。これにも出席しなければなりません。また本会議でも司会を務めなければなりませんので、なんとなく出番がいくつもあり、忙しいわけです。
この学会に参加するために本日ギリシャに出発します。また私が不在の間にクリニックの内装工事が入ります。一部の患者様にはご迷惑をおかけすることになると思います。またビルに入っておられる上下階の方々にも工事の音が出るので、申し訳ないことと思っています。まだ電話工事も入ることになりますので、診療のご予約などは明日から9月7日まではできません。8日からは通常どおり再開予定です。この点も皆様には申し訳ないと思っています。よろしくご理解をお願いします。
長い間コロナのためにオンラインの学会ばかりでしたが、やっと直接世界の友人たちと会えることになり、楽しみでワクワクしています。せっかく行くのでできればJALかエミレーツで行きたかったのですが、どちらも満席で取れませんでした。今回はルフトハンザ航空で行くことになりました。仕方ないですね。
投稿者:megaclinic
再生医療委員会の審査に合格しました
当院は近日中に再生医療を始めます。この新しい治療は施設と担当医の審査があり、国の認可をもらう必要があります。今月の15日、つまり台風で新幹線が二日間にわたり、大混乱になった日に東京で審査が予定されていました。前もって台風が本州直撃というニュースは知っていましたので、東京に行くのは無理と判断し、委員会との相談で、オンラインでの審査にきりかえてもらいました。
あらかじめ多くの書類を提出していたわけですが、その書類の内容や私に対して、いろいろの質問があって、合否が決まるわけです。審査には6人の審査委員の方々がおられましたが、大体は医師のようであり、一部は多分医師ではなかったような気がします。質問内容は治療を受けた患者さんのフォローをどのようにするかとか、点滴治療を行う場合、具体的にどのような注意がいるかとか、脂肪を採取する場合の必要な採取量や具体的な方法についてとか、想定している細胞数とか、提出書類の一部の訂正を指示されたり、とにかくいろいろ細かいところまで聞かれて、久しぶりの口頭試験という感じでした。とにかく合格してよかったです。不合格だとかなりみっともないですからねえ。
これからさらにいろいろ多くの準備が必要になりますが、新しい分野の治療になりますので、近日中にどういう新しい治療が可能になるのか、このホームページなどでも情報をお伝えしていくことにしています。
投稿者:megaclinic
8月29日から9月7日まで電話が通じません
8月末から9月初めまでギリシャのアテネで国際美容外科学会(ISAPS=
アイサップス)の学会があり、この国際学会に私は出席しなければなりません。この会議では私が所属する国際美容外科学会の医学誌の論文審査委員会の会議や
Patients’ Safety Committee (患者安全委員会)の会議があり、さらにあるセッションの司会(座長)も担当することになっています。もう一つこの学会では過去にこの国際学会の会長を歴任した医師たちのランチかディナーつきの会議が開催されることになっていて、これにも招待を受けています。このような理由で8月29日から9月7日まで休診となります。
この間にクリニックの内装工事を入れることになりました。電話回線の工事も入ることになり、そのため8月29日から9月7日まではクリニックの電話がつながりません。クリニックの内装工事は近日中に再生医療を始めることになったため、部屋の配置などを多少変更する必要が出てきたためです。皆様にはこの間ご迷惑をおかけすることになりますが、ご理解いただきますよう、よろしくお願します。なおこの間メールについては時差のあるところにおりますが、極力チェックするようにいたしますので、ご連絡が必要な場合はメールでお問い合わせください。
投稿者:megaclinic
ハワイのマウイ島
ニュースでよく見かけますが、ハワイのマウイ島の山火事がすごいことになっていますね。ハワイは行った方も多いかと思いますが、私自身はいくつかある島の中でマウイ島が一番好きなのです。特にマウイのリッツカールトンホテルが一番好きなホテルで、このあたりからサトウキビ列車というのでしょうか、かわいい列車がラハイナの町まで続いています。このラハイナがハワイで一番好きな街なのです。ところがニュースで見るとラハイナは山火事で悲惨なことになっています。どうしても信じたくない光景です。何度もここには遊びに行きましたし、ラハイナもよく歩き回っていました。私が生まれて初めてピナコラーダを飲んだのもこの街です。ふらっと立ち寄ったお店で、ピナコラーダを見つけて飲んで感激していたのを覚えています。
この南の島によく似合っているカクテルはかなり以前映画だったか、テレビだったか、覚えていないのですが、逃亡者っていうのがありましたよね。その映画を英語の聞き取り練習で聴いていた時に、どなたかのセリフで、メキシコのカンクンでピナコラーダを飲んで、、、、っていう言葉があって、それ以来ピナコラーダってどんな飲み物?っていう疑問が心のどこかにのこっていたのですねえ。ラハイナのある店に入った時にメニューの中にピナコラーダがあったので、それを頼んだわけです。なんとなくハワイではこういう飲み物は定番ですよねっていう感じの飲みやすい甘いおいしいお酒でした。あの店も焼けてしまったのかもしれません。ラハイナの街が全滅したなどどうしても信じたくありません。早く火事がおさまって、すこしでも早く街が元の美しい姿に戻ることを祈っています。あんなに美しい景色がなくなるのは寂しすぎます。
投稿者:megaclinic
京大ソフトテニス部の合宿
久しぶりに京都大学医学部ソフトテニス部の合宿に行ってきました。もうすぐ西医体と言われる医学部の西日本総合体育大会が開催されます。
ラグビーや柔道、野球、サッカー、バドミントン、卓球、水泳、バスケット、などなどもうすごくたくさんの種目の試合があるわけです。その中にソフトテニス部門というのがあって、この大会に毎年出場しています。団体戦はベスト4、個人戦はベスト16に入ると、東日本で同じ出場資格をとった大学や個人と再度全日本選手権が開催されるわけです。
まず西日本選手権です。その準備として大会前に合宿を行っています。合宿は春と秋の2回行っています。これも長い間コロナのためにできなかったので、今年は本当に4年ぶりくらいになると思います。部員の半数以上は今年初めての合宿を経験したわけです。夏合宿は和歌山の日置川(ひきがわ)テニスコートというところで行ってきました。3日間の合宿ですが私は仕事の関係で一日だけ参加してきました。初めて行ったところなのですが、和歌山県の白浜よりまだ南にあるJRの駅で言うと紀伊日紀という駅で、駅員もおられないような駅でした。新大阪からは特急と普通に乗り継いで、合計4時間くらいかかる遠いところです。でも旅館の目の前は太平洋で、海の色が本当にきれいでした。旅館は温泉で、なかなか素敵なところでした。学生は私とは別の民宿のようなところに泊まっていたのですが、この宿舎のお風呂が小さくて部員全員で60名くらいいますので、男子は私が泊まっている旅館が日帰り入浴も可能という温泉になっていましたので、夜は男子学生と同じ温泉に入っていたわけです。まあ、仕方がないというか、、。彼らも海が見えるきれいな温泉だったので、これはすごく喜んでいました。
テニスコートはあまり期待していなかったのですが、面数もたくさんあって、実に美しいコートでした。ちょうど天皇一家が利用されていた有名な軽井沢テニスコートのようにきれいなコートでした。世の中にはたくさんのテニスコートがあるわけですが、コートが完全に平坦になっていて、すこしくらい走りまわっても全然こぼこにならないコートというのは珍しいのですが、国体が開催できる条件はこのようなテニスコートなのです。なかなかこの基準に合格するテニスコートではテニスをすることができないわけです。でもここは聞いてみると過去に国体が開催されたこともあるそうで、きれいな海が見えて、温泉もあって、こんなところで大きい試合ができるとうらやましいですね。
とにかくこの暑さなので、無理をせず、なるべく口で指導するというような方針で、昔のように学生と全く同じように乱打、ランニング、素振り、試合などをするようなことは避けて、安全第一みたいな合宿にしておきました。普段から多少、運動不足みたいなところがありますので、炎天下で命がけでテニスをするのも危ないですよね。とにかく無事に帰ってきました。
今週の週末から岡山で西日本選手権です。京大が快進撃をしてくれるといいのですが、、、。コーチとしてはワクワク、ドキドキです。学生と一緒にいると、本当に自分が学生の時はこんな感じだったなあといつも懐かしく思い出します。
投稿者:megaclinic
ギリシャに行くためのフライト
ギリシャでの国際美容外科学会には行くことに決めたわけですが、とにかくフライトの予約が必要です。ホテルについては学会会場に近いホテルの部屋を多数学会が押さえてくれていますので、いつも学会を通じて簡単に予約できます。ホテルに関してはもうすでに予約完了です。ややこしかったのがフライトの予約です。以前はHISがあれこれすぐに手配をしてくれましたので、そう問題はなかったのですが、長期にコロナの問題があり、外国への旅行に行く方がなかったので、HISが担当部門をかなり縮小してしまったようです。そのためいつもお願いしていた方がおられなくなり、HISの担当部門もなくなっていました。代わりにJTBにお願いすることにしたわけですが、こちらも担当していただいた方が主に国内旅行についてはいろいろ慣れておられるようでしたが、外国旅行については手探りになっていることが多かったようで、なかなか希望が通りませんでした。ビジネスクラスでいつもあちこちに行っていますが、ギリシャについては日本から直接アテネに入る方法はありません。そうなるとどの航空会社でも行けるわけで、もういくつもいくつも方法があって、この比較ということになるともう大変なことになってしまいます。通常今までは電話かメールで済んでしまうようなことだったのですが、どなたに依頼しても研修生のような感じになっていて、私もとても不安になったわけです。仕方がないので、直接JTBのお店まで行って話をしました。これでもかなりあれこれ話に時間がかかってしまいました。私が好きな航空会社として、できればJAL,エミレーツ、カタール、ANA,アシアナ、などを希望したのですが、なかなかこれらの空き状況が出て来ないみたいなのです。どのような行き方であっても乗り継ぎが必要になり、乗り継ぐ空港での時間が長すぎたり、短かすぎたり、日本出発は席に空きがあっても、そのあとのフライトが満席になっていたり、あれこれ、あれこれ、、。担当の方が慣れていないと、もう恐ろしく時間がかかってしまうのです。こちらもずっと時間があいているわけではないので、初日はもう今日はこれで帰りますが、また予約をとって来店しますという結果でした。その次に行った時も同じような調子でしたので、もう私の希望はどうでもいいので、とにかくアテネに行けるフライトを予約してください!と泣き出しそうな感じになってしまいました。ひどい話です、全く。それで結果として自分の希望ではなかったのですが、関空からドイツのルフトハンザ航空でミュンヘン経由でアテネに行くことになりました。あまり好きでもないけど、まあ嫌いでもないというような航空会社なので、まあ仕方なく納得という感じでした。
でも本当は成田発のエミレーツが大好きなんですけどね。成田発の場合、エミレーツのビジネスクラスは後ろにバーがついていますし、席が広くてゆったりしていますし、とにかく映画などもあり得ないくらいたくさん見られますので、乗っていて楽しいですよね。それにドバイ空港でのビジネスラウンジが広くてシャワーもたくさんあって、寝たい人はベッドとしてお使いくださいというような場所もいっぱいあって、食事も飲み物もとにかくたくさんありすぎっていう感じで快適なんです。実はとっても乗りたかったんです、エミレーツ。
投稿者:megaclinic
次回のギリシャでの国際美容外科学会
8月末から9月最初にかけてギリシャのアテネで国際美容外科学会(ISAPS=アイサップス)が開催されます。今年の1月頃には、この学会はコロナの問題のためにオンラインでの参加が可能と思っていました。そのため直接ギリシャには行く必要がないと思っていたわけですが、数か月前にオンラインでの講演は認めない、直接アテネに来た方だけが学会に参加できると連絡がありました。またギリシャの学会の会長から私がこの学会の会長経験者なので、絶対にアテネに来てほしいと連絡ももらってしまいました。通常会長経験者は必ず出席するということになっていますので、参加の手続きをしたのですが、問題は最近の熱波です。ギリシャはひどいことになっているようで、山火事も多発していて、エーゲ海のどこかの島も山火事で大変なことになっているというニュースもありました。昨日でしたか山火事の消化活動中だったギリシャの空軍の飛行機がアテネ近郊で墜落したそうで、本当にお気の毒です。火事の騒ぎがアテネ市内まで及んでいるのか、学会は無事に開催できるのか、本当に心配です。
過去に同じような経験があります。アメリカ美容外科学会がカリフォルニアのサンディエゴで開催されていた時に山火事が急に拡大してサンディエゴ周辺に迫ってきたことがあります。学会の開催中の大事件でした。空が暗く、変な色に見えて煙や灰が市内にも次第に目立ってきたので、学会の参加者がいろいろ怖い話を始めだしたのです。明日か明後日にはサンディエゴ空港が閉鎖になるとか、飛行機が飛ばなくなると、道路も大渋滞になるとか、今すぐにバスかタクシーかでロスアンジェルスかサンフランシスコに行って、予約できる飛行機で逃げたほうがいいなどなど、もう学会どころではなかったのです。みなさんが騒ぎ出した翌日には私も残りの学会に出ることは断念してサンディエゴ発の飛行機が飛んでくれましたので、とにかく山火事の被害には直接会わずに済みました。でも知り合いのアメリカの友人数人は学会に残ると言っていたので、無事ににげられたのだろうかとその時はとても心配しました。
後で話を聞くとやはり学会は途中で中止になって、その頃にはサンディエゴ空港が閉鎖となり、車でとにかく北に北に逃げて無事だったということでした。
同じようなトラブルがアテネであったらどうしようと、行く前から心配です。ギリシャの会長に問い合わせると学会までまだ1カ月あるので、大丈夫、大丈夫という返事でしたが、なぜそんなにのんびり構えていられるのでしょう?お国柄でしょうかねえ?
投稿者:megaclinic