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エラの骨について
Q. 私はエラの骨がなく、ぼんやりし過ぎてる輪郭なのですが、骨を付けるという整形手術はありますか?顎のプロテーゼのようなものになってしまうのでしょうか…? |
A.こういうケースでは通常人工骨を使用することが多いかと思います。ただ異物になりますので、ごくまれには感染という問題がありうると思います。自分の骨と混ざり合って、固まってしまうので、万一将来感染が起きた場合、骨を削って人工骨を除去するという面倒な手術が必要になります。他には体のどこかに真皮脂肪を採取するためのキズが残りますが、ここから組織を採取して、真皮脂肪の移植という方法もあります。この方法の場合、顔のほうは耳の後ろを切開して剥離を必要な範囲に行って、ここに真皮脂肪を移植することでエラのふくらみを作ることができます。ただ手術後2週間程度の包帯やテープが必要で、その後も1か月くらい在宅時の固定管理がいるかもしれません。あるいは脂肪の注入を何回か繰り返して行うということも可能です。一度に多量の注入ができないので、脂肪注入の場合だけは複数回の手術がいるかもしれません。脂肪注入は翌日までのテーピングだけでいいので、あとの管理は楽です。翌日から入浴も洗顔も化粧も可能です。 |
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逆まつ毛
Q. 下まつ毛の逆まつげについてです。目頭から黒目の終わりにかけて、下まつ毛が内側を向いており、コ
よろしくお願いいたします。
A. 下まぶたの逆まつ毛については保険診療で治療をしています。まつ毛の1ミリ下で皮膚を切除して、まつ毛の向きを下向きにします。これで完全に治ります。キズの赤みが平均で数週間くらい残りますが、次第に赤みがなくなり近くで見てもキズがわからないくらいになります。抜糸は手術後5日目くらいになります。この間は糸が見えることになります。まつ毛の向きの左右差も調整できます。当院の診療は予約制になっています。あらかじめ電話、06-6303-7722でご予約の上おいでください。
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バッカルファット除去後のへこみ
Q. バッカルファットを除去したのですが、頬骨の下あたりに縦にへこみが入ってしまいました。このへこみの修正は、脂肪注入、ヒアルロン酸、糸リフト、成長因子PRPなどがありますが、どれがおすすめでしょうか? | |
A. 脂肪のが最適と思います。ただ皮下に傷があり、癒着や硬化などがあり、皮膚がかなりふくれにくい状態になっている可能性があります。このような場合、通常の脂肪注入をしても全く生着しないか、目的とした部位から離れて周囲に脂肪が拡散して不要な部分が膨れて、結果として凹凸が悪化するということもありうる問題です。皮膚がふくれにくい場合は、針で皮下に多数穴をあけたり、針先をわずかに左右に動かして、癒着をはずして、皮膚がふくれやすい状態になったのを確認しながら注入を行うというのが基本的に正しい注入方法になります。これでへこみが改善しますが、問題は脂肪の生着量を正確にコントロールできないことです。そのため3か月ほど待ってもらって、まだ足りない状態であれば、追加の脂肪注入を行うことでさらにご希望のラインに仕上がっていきます。万一膨れすぎということがあっても、減量は可能です。一度生着した脂肪は通常の脂肪吸引では出てきませんので、針で脂肪を細かく壊してから吸引を行うと脂肪を出すことができます。このような方法で皮膚を自由に膨らませたり、へこませたりできるわけです。この方法が一番安全と思います。糸のリフトはふくらみを作ることができません。ヒアルロン酸も針が細すぎて、皮下の癒着や硬化を解除することができません。うまく効果が出ないわけです。また成長因子PRPは絶対にしてはいけません。悲惨な結果が多すぎると思います。後遺症のために訴訟も多発という状況です。 |
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人中短縮
Q. 鼻の下が長くて人中短縮をしたいと思っています。この手術の場合、先生は筋肉も切除されますか?また人中短縮で不自然にならないでしょうか?キズは目立ちませんか?
A. 私自身は人中短縮の場合口輪筋の切除は意味がないと思っています。皮膚の切除だけで充分効果がありますし、その持続も問題ありません。それより問題は口角が下がっていないかという点です。人中短縮では口角が上がりません。この部位が下がっていると、かえって口のへの字の形が悪化することになります。口角が下がっている場合は人中短縮だけでは不自然に仕上がりますので、フェイスリフトで口輪筋の口角の付近を引き上げておくとバランスがきれいになります。人中短縮のキズについては切開の一部を鼻の穴の中にカーブを描くように切開をいれるとキズが目立ちません。
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鼻のプロテーゼがずれて入っています
Q. あるクリニックでプロテーゼによる隆鼻をしてもらいましたが、プロテーゼが曲がってしまっています。修正はできますか?曲がったプロテーゼの入れ直しは難しいと聞いたことがあるのですが、、。
A. 一度曲がって入ったプロテーゼの修正はかなり難しいことです。入れなおした後の管理としてギプスによる固定だけでは不安があります。私ならプルアウトの糸を入れます。プロテーゼの上の端と下の端に溶ける糸を入れて、これを鼻の皮膚表面に出してテープで固定しておきます。これを5-6日は続けてもらいます。この固定により5-6日間はプロテーゼは絶対にずれません。それ以後も手術から3か月間は状態によってスポンジ、ギプスなどでの固定を在宅時は続けてもらっています。この間も時々来院してもらって在宅時の固定管理をうまくしてもらっているか確認をして、時には圧迫や固定方法を変更して指導することもあります。3か月でプロテーゼの位置が完全に固定されます。その間が勝負です。
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助けてください。
Q. 4ヶ月前に頬と顎の肪吸引をしました。バッカルファットもしました。顔がやせすぎてしまい凹凸も残ってつらいです。助けてください。
A. 脂肪注入で治ります。心配いりません。痩せすぎも凹凸もすべてご希望のとおりに仕上がります。皮下にはキズや癒着がありますので、通常の脂肪注入ではなく、針でこの癒着をはずして、皮膚が膨れやすい状態にしながら脂肪の注入をすると必ずきれに膨れてくれます。凹凸も調整しながら仕上げることが可能です。問題は脂肪の生着量を正確にコントロールできないことです。注入量の大体7割程度が生着しますが、微妙な誤差が出ることになりますので、一応手術から3か月は待ってもらって、状態によっては追加の注入が必要になることがあります。まれには生着が多すぎて微調整のために減量することもありますが、追加でさらに膨らませたり、脂肪を吸引して減らすことも自由にできます。このようにして最終的にはご希望のラインにすることができます。
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眼の開きの調整
Q. 一年ほど前に目の下の脂肪を少し取って頂きました。その後検診に行けないまま
A.サブシジョンはこういうケースに使うことはできません。多分ほんのすこし眼瞼挙筋を延長するということでいいように思いますが、このためには瞼板という軟骨とこれについている挙筋を一度切断して、この隙間に体の他の部位から筋膜をすこしだけ採取して移植します。このような方法で挙筋の延長をすれば、眼の開きをすこしだけ緩めることができます。女性の場合、筋膜は頭髪内から採取するのがいいと思います。少量でいいのですが、筋膜である必要がありますので、頭髪内から採取します。頭髪内を3-4センチ切開する必要があります。キズは頭髪内なので、わからないくらいになります。
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顔の老化対策について:ダウンタイムは?
Q. 眉下切除、こめかみリフト、額の脂肪注入、フェイスリフトについてダウンタイムはどれくらいなのでしょうか?
A. ダウンタイムは眉下切除が8-10日程度、こめかみリフトは1週間、額の脂肪注入は2-3日、フェイスリフトは10日程度です。
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男性のフェイスリフト
Q. 男性のフェイスリフトをされていますか?顔のたるみが気になっています。またキズは目立つのでしょうか?
A. キズが目立つかどうかは肌質を確認する必要があります。切開したキズがほとんどわからないくらいになる方もあれば、どれだけ時間を待っても、キズとして目立ったまま残るという方もあります。これは肌を見れば、判断できます。また傷がわからないくらいにきれいになる場合でも一定の期間はキズに赤みが残るので、この間は女性なら髪をおろすか、化粧でかくしてもらうわけですが、男性でも同じようにキズだけ化粧品で赤みを隠すか、この間髪の毛を少し伸ばしてもらって、キズの赤みをかくしてもらう必要があると思います。私のクリニックでは男性のフェイスリフトもしています。
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豊胸について
Q. 豊胸を考えていますが、シリコンバックは再度メンテナンスで入れ直しが必要になると思うのでまたメスを入れるということで躊躇してしまいます。脂肪注入での豊胸ができたら一番嬉しいですが、しこりになったりというリスクがあり、悩んでいます。サイズは1~2カップ程度増やしたく、そこまでのボリュームアップは求めていません。リスクやメリット・デメリットなど合わせて、どちらの選択が先生からみていいのでしょうか。 | |
A. 現在世界でもっとも多数行われている方法は、インプラントによる豊胸と思います。次に脂肪の注入ということになります。他の方法はインプラントと脂肪注入の併用以外には私自身は安全なものがないと思っています。バッグによるものと、脂肪によるものはそれぞれ長所短所があります。バッグによるものは希望のバストの大きさが一度の手術で得られます。また体にかかる負担という点では脂肪注入による豊胸よりはるかに負担は軽いものになります。欠点はバッグを入れるための切開が必要であること、バッグの定期検診をうけてもらったほうがいいということ、できれば15年程度で入れ替えをしたほうがいいと思われること、ごくまれにカプセル拘縮という合併症がありうることです。これは修正ができるわけですが、、。脂肪注入の利点はバッグを入れるような切開が不要であることですが、欠点として一度にあまり多量の脂肪を入れると壊死やしこりになる可能性があること、また一度の手術で充分な大きさが得られるとは限らないこと、手術がバスト以外に脂肪採取部が必要なので、かなり大きい手術になること、採取できる脂肪が十分にない場合、この手術ができないこと、しこりができる可能性があることなどです。1-2カップ大きくなればよいということであれば、採取できる脂肪があれば、脂肪の注入による豊胸でいいと思います。ただ、ごく小さいしこりはできる可能性があります。以前はこれが乳がんと区別しにくかったようですが、今は脂肪注入後のしこりか、乳がんのしこりか区別がつくようになっています。 |
投稿者:megaclinic