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二重の手術についての質問
Q. 基本的に一重まぶたなのですが、たまに右目だけは二重のラインのようなシワが入ることもあります。19歳なのですが、どういう二重の手術をするのがいいのでしょうか?埋没法やビーズ法、切開法などがあるのは勉強して知っています。おすすめの方法がありますか?
A. それぞれ長所、短所があります。一般的には埋没法は傷が残りませんが、ラインの固定力は一番弱い方法になります。長所は腫れが少なく、長引かないことです。私のクリニックでの統計では埋没法は1−2割の方がラインが取れたり、予定より狭い幅になったりしています。ビーズ法の長所は傷が残らないことです。ラインの固定力は埋没法より強いのですが、切開法ほど確実というわけでもありません。当院での統計では大体1ー2%くらいの方が二重のラインが取れたり、仕上がり予定より狭い幅になったりしています。問題は腫れが強く、長引くことです。人前には大体2週間くらいは出にくいと思います。切開法の長所は二重のラインが取れないことです。欠点は二重の傷が残ることです。個人差がありますが、通常1ー2ヶ月は傷の赤みがわかると思います。肌質によりますが、白い肌、赤ら顔、脂性などの方は傷がほとんどわからないくらいきれいになります。アトピーや喘息の方などのように乾燥肌で浅黒い肌の方は傷が少し目立つ傾向があります。こういう場合は軟膏や内服薬などを使って傷をきれいに仕上げる努力が必要になります。片方の目が時々二重になるということであれば、まず埋没法を試みてもいいのではないでしょうか?それで問題がなければ一生そのままになります。万一埋没法で問題が出れば、次は切開法で修正をされるのがいいと思います。
投稿者:megaclinic