よくある質問
眼の周囲への注入と失明事故
Q. 下まぶたにへこみがあり、ゴルゴ線のへこみなども気になっています。脂肪の注入かヒアルロン酸などの注入を考えているのですが、いろいろ調べていると、ヒアルロン酸や脂肪の注入で失明事故があるということがわかりました。本当にこういう事故があるのですか?なぜ起きるのでしょうか?医師の入れ方が下手だからですか?貴院ではこういうトラブルは起きたことがありませんか?失礼なことを聞いてしまってすみません。
A. まぶた周囲への脂肪注入やヒアルロン酸注入などで、失明事故が起きているのは事実です。世界で20例近くの報告があります。この事故は医師の技術や知識の問題です。ヒアルロン酸や脂肪を注入する時に細い針やカニューレを使用しますが、注入の際にこの針先やカニューレ先端が万一皮下の動脈内に入っていて、そのまま針先やカニューレ先端を動かさずに多量の注入を行ってしまった場合、ヒアルロン酸や脂肪が動脈内を逆流して、もし網膜の後ろ付近にある動脈の網膜枝と皮膚に分布する枝の分岐部付近まで脂肪やヒアルロン酸が移動してしまうと、ここで血管がつまることで、網膜への血流がなくなってしまう場合があるわけです。これにより手術中に失明事故が起きることになります。本当に一瞬で起きると報告されています。手術後数時間とか、翌日などに起きる事故ではないそうです。もちろん当院では一度もこういう事故はありません。常に注入針やカニューレを入れた時には先端が血管内に入っていないことを吸引して確認し、さらに針やカニューレを後ろにバックさせながら、同時に注入を行い、圧力をかける手と反対側の指をシリンジの内筒にあてて、これを押す力に対するブレーキとして使用することで、ごく少量ずつ分散させながら注入をすれば失明事故は絶対に起きません。日本ではたしか3人の失明事故の報告があったと記憶していますが、すべて経験のあまりない医師によるトラブルということです。
投稿者:megaclinic
赤い斑点
Q. 中学生の時に、父の使っていた髭剃りで、右乳房周位
A. 実際の状態を拝見して、詳しく治療方法を検討したいと思います。当院の美容皮膚科担当の間藤医師の診察がいいと思います。火曜日と土曜日に診療をしています。あらかじめ電話06-6303-7722でご予約の上おいでください。
投稿者:megaclinic
額のボトックス
Q. あるクリニックで額にボトックスを打ったのですが、まぶたが下がってしまって、かなり怖い目つきになってしまいました。治す方法はないのでしょうか?人前に出られなくて困っています。
A. もともとのしわが深い場合、ボトックスをよほど微量に使わないと眉がかなり下がってしまって、さらにまぶたの皮膚も下がって、目つきが悪くなったり、こわい印象が出ることになります。ボトックスの適応ではなかったか、あるいは打つ部位が多すぎたか、量が多すぎたなどの問題があったのだと思います。眉の下にボトックスを打つと、すこし眉が上がる可能性はありませすが、診察をして詳しく状態を確認しないとこの判断はできません。眉下も注意してボトックスを打たないと、挙筋に効果が及んでしまうことがあり、これが起きると目が開きにくくなり、黒目の見える大きさまで小さくなってしまいますので、かなり注意をして入れる必要があります。いずれにしてもボトックスの効果は4か月程度なので、つらい状況ですが、待っていれば、必ず元の瞼、眉、額の状態に戻ります。
投稿者:megaclinic
目尻のしわ
Q. 目尻のしわの治療で、ボトックス注射では表情がなくなってしまいます。他の治療で一番良いものは何になりますか?表情がなくなってしまわない方法がいいのですが、、。 | |
A. 目尻のボトックスで表情が完全になくなるわけではありません。注入量の問題や注射部位の問題などがあるのではないでしょうか?私はボトックスが自然でいい結果が得られると思っています。やはり担当医がボトックスをどの部位に打つか、その量をどうするかということがいい結果を得るためにはとても大切なポイントですが、、。他には眉下切開や額のリフト、フェイスリフトなどで、目尻を引き上げるのもいい方法になるかもしれません。これは状態次第です。それ以外はあまりいい方法がないように思います。ヒアルロン酸はこの部位の皮膚がかなり薄いので、微妙な凹凸が出たりする可能性があるように思います。粒子のかなり小さいヒアルロン酸やコラーゲンなら3か月から半年くらいはしわの浅い状態を保つことができるかもしれません。これなら筋肉は本来の動きが残ります。 |
投稿者:megaclinic
下まぶたの脱脂
Q. 他院で1週間ほど前にクマ取りの脱脂のみ行いました。しかし、脱脂したはずの部分が脱脂前とクマの状態がそんなに変わりません。脂肪の量は減った気はするのですが、脂肪があった部分とその下の部分が段差になってる気がします。この場合は、脂肪注入となりますか?どのくらいの間隔を開ければ注入できますか?また、費用はどのくらいかかりますか?
A. おそらく脂肪の注入の適応になると思います。これで解決しますが、すぐに修正はできません。まだ腫れが残っていますので、3か月たって、完全に腫れのない状態を確認して、どの部位にどれくらいの量の脂肪を入れる必要があるかを正確に判断して手術を行う必要があります。費用は診察をして判断させてください。正確な範囲がわかりませんので、、、。ご了承ください。
投稿者:megaclinic
眉下切除のトラブル
Q. 東京のあるクリニックで半年ほど前に眉下切除を行いました。その結果、キズにへこみができて、光線のかげんでかなり目立つことがあり、化粧をすると余計に目立ちます。またまぶたに変な縦のしわが入ってしまいました。担当医は半年もすれば治るからの一点張りでしたが、もう半年たっていて、全然治りません。もうそのクリニックには行きたくありません。修正できますか?
A. 眉下切開のキズはメスを入れる際の皮膚面に対する角度が大切で、この角度を誤るとキズにへこみができることがあります。また皮膚の断端を合わせて縫合する際に横方向にすこしでもずれた縫合部ができると、まぶたに縦方向や斜めに走る変なしわが残ってしまいます。これは仮縫合をしてみて、縦方向や斜めに出るしわがないかを確認しながら、上下の皮膚断端を合わせて縫合をする必要があります。この点に注意を払っておけば、縦方向や斜め方向のしわが出るようなことはありません。キズのへこみだけの問題であれば、サブシジョンで治ります。まぶたの縦方向や斜め方向のしわがある場合は再手術を行い、その際の上下の皮膚断端を合わせる際に、まぶたにしわが出ないことを確認しながら縫合を完成すると解決します。この時に同時にキズのへこみも修正できます。いずれにしても修正できますので、心配はいりません。
投稿者:megaclinic
豊胸後のリップリング、左右差
Q. 他のクリニックでバッグを使った豊胸手術を受けたのですが、バッグの位置が変です。左右でずれて入っていると思います。また両方ともリップリングがわかって困っています。修正は可能でしょうか?
A. 修正は可能です。インプラントの位置の修正は可能ですが、乳房下縁を4-5センチ切開しないと位置の修正手術はできません。この部分の切開で修正をすればバッグの位置を正確にずらして修正できます。キズの赤みは1年から1年半は残りますが、次第に薄れて、目立たなくなります。リップリングはバッグを入れるポケットになる剥離範囲がせまかったためにバッグにねじれができた状態でいれられたためであることが多いと思います。これも位置の修正と同時に治すことができます。まれに乳腺下から大胸筋下に入れなおすとか、皮下に脂肪注入をしてバッグ上の皮下脂肪の厚みを再建する必要のあるケースがありますが、こういう問題なのかどうかは診察をすれば、わかります。
投稿者:megaclinic
鼻のヒアルロン酸
Q. 鼻を高くしたいと思っています。ヒアルロン酸を考えていますが、これでトラブルもなく、鼻を高くできるのでしょうか?翌日には人前に出られますか?
A. ヒアルロン酸の注入は鼻根部分なら安全です。目と目の中間部分や、そのすこし上下には鼻すじを高くする目的で入れても問題は出ません。ただ入れすぎると液状のものなので、幅も出てしまうことになり、注入途中で鏡を何回か見てもらいながら確認をしながらすこしずつ注入をしていくのがいいと思います。翌日には人前に出られます。また、鼻先にはこの方法は適していません。鼻先の皮膚はかなり硬く伸びにくいので、鼻先にヒアルロン酸を入れるとほとんどの場合、団子鼻になってしまいます。希望される鼻の高さは出ないことが多く、幅の大きい鼻先になりますので、絶対にきれいにはなりません。鼻先には入れないようにしています。鼻全体を高くするためには一番簡単な方法はI型シリコンで鼻先以外をすべて高くして、鼻先には耳軟骨を移植して、これで鼻全体を高くするのがよく行われている方法です。I型シリコンの代わりに、耳軟骨を細かく砕いて、これを筋膜に包んで移植するという方法も行うことができます。
投稿者:megaclinic
肝斑とシミについて
Q. あるクリニックで顔のシミの相談をしました。ほほのあたりにシミがあるのですが、そのクリニックの院長は、これは通常のシミと肝斑が混じっていると言われました。レーザーで治療をしましょうということだったのですが、メガクリニックでは、肝斑やシミが混じっている場合、どういう治療をされますか?
A. 一般に肝斑は炎症性の色素沈着であり、ほとんどの場合、顔をこすりすぎていることが原因です。肝斑があるのはほほ骨に一致した範囲などが多いわけですが、これはタオルや手で顔を洗う際に、下に骨が出っ張っている部分では皮膚に強く圧力がかかり、炎症が強く起こることになるためです。肝斑は炎症が起きると濃くなりますので、レーザーでは悪化することになります。レーザーにより強い炎症が起こるからです。通常のシミにはレーザー、特にキュースイッチルビーレーザーがもっとも効果が出ますが、肝斑はこれで悪化することになります。したがって、当院ではまず肝斑を除去することから始めます。この治療は絶対に強くこすらないことです。これをずっと守ってもらった上で、トランサミンとビタミンC の内服を1年から1年半ほど続けてもらいます。これで肝斑が消えてしまいます。その後に残ったシミに対して、レーザー治療を行うようにするのがいいと思います。レーザー治療後は10日間、軟膏とテープを張ってもらいます。これで肝斑と通常のシミの両方がなくなります。通常レーザーの治療は1回の照射で完了することが多いと思います。
投稿者:megaclinic
アクアフィリング豊胸
Q. 3年ほど前にアクアフィリング豊胸を受けてしまいました。その後ふくらみがバストの下に次第に移動してしまって、胸下へ移動してしまっているものは、しこりのように硬くなっています。先生の今までの他の方への回答も拝見させていただき、アクアフィリングを完全に除去できないことを理解した上でトラブルの起きていない片胸も可能な範囲で除去してもらおうと考えています。また、体内に残ってしまったものは血管やリンパや臓器へ移動してしまう可能性があるとのことですが、その場合、今後どのような事態が考えられるのでしょうか?施術したクリニックへ質問しても、きちんとした回答が得られないのですが、自分の身体の事なので把握しておきたいと思い質問させていただきました。 | |
A. きちんとした回答がもらえないのは、実際に起きる可能性のある問題や今起きている問題などがまだすべて解明されていないということがあるからかもしれません。長期的にたとえば発がんがあるのかどうかについてもまだよくわかっていません。今後何年もたってから確実なことが言えるのかもしれません。しこりになっているのであれば、吸引では出てこないと思います。直接切除ということになるかと思います。これをバストも含めて行うということになると、体中キズがたくさんついてしまうことになります。また除去後の凹凸や陥没などの変形も修正が必要になるかもしれません。こうなるとどこで修正を終わらせるかということも難しい問題になるように思います。とにかくこの物質の除去は簡単ではありません。乳がんのような考え方を取る医師もあって、乳房全体をごそっと全部切除して、腹部の皮弁や背中からの皮弁などで、乳がんと同じように再建を行っている医師もあります。これはこれであんまりな手術にも見えます。なんとも難しい問題です。実際の状態を拝見して、単純に再建を考えない範囲での最大の除去という方針を取るか、可能な限りの除去とその後の変形に対する再建をどのように考えるかということも含めて相談したいと思います。 |
投稿者:megaclinic