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脂肪幹細胞培養療法

脂肪幹細胞培養療法は、美容や再生医療の分野で注目されている先進的な治療法です。この療法では、患者自身の身体から少量の脂肪を採取し、その中から幹細胞を分離して数千万から1億個ほどに培養します。この培養された脂肪幹細胞を、点滴にて体内に戻すことで、様々な美容上の効果や病的な体の細胞を健康に復元する効果をもたらすことが出来ます。今回はこの脂肪幹細胞培養療法について解説します。

メガクリニック院長 高柳 進
メガクリニック院長
高柳 進

京都大学医学部卒業の日本形成外科学会専門医。
私は国際美容外科学会の会長として、世界の医師と技術交流を行い、常に最新の知見を学びながら治療の質を高めてきました。 学会での発表や論文執筆、国際的な指導も行い、技術向上に努めています。 当院では、カウンセリングから施術、アフターケアまで一貫して同じ医師が担当し、医学的根拠に基づいた最適な治療を提案いたします。 「美しくなりたい」「自信を持ちたい」と願うすべての患者さまに、安心して治療を受けていただけるよう全力でサポートいたします。

目次

脂肪幹細胞培養療法とは

脂肪幹細胞培養療法とは、ご自身の脂肪細胞を培養して点滴し、様々な効果をもたらす治療法です。


腹部から脂肪を少しだけ採取し、分離した幹細胞(脂肪幹細胞)を数千万から1億個ほどに培養したものを、点滴で体内に戻します

脂肪幹細胞とは

脂肪幹細胞(または脂肪由来幹細胞、ASC)とは、脂肪の中に存在する細胞です。

こんなお悩みにおすすめ

脂肪幹細胞培養療法は以下のような方におすすめです。

  • アトピー性皮膚炎でお悩みの方
  • 若々しい肌を取り戻したい
  • 体調に自信がない
  • 夜間によく目が覚める
  • 糖尿病の状態を改善したい
  • 慢性の痛みが辛い
  • 疲れやすい

期待できる効果

  • 体調が良くなる
  • 肌のハリや弾力を取り戻し、若々しい印象を与える
  • 脂肪幹細胞注入は一度の施術で長期的効果があり、頻繁なメンテナンスが不要
  • アトピー性皮膚炎に伴う様々な症状の改善(かゆみ・乾燥肌・赤みや腫れ・発疹や湿疹・皮膚の厚みや色素の変化)
  • 糖尿病のレベルや症状の改善
  • 痛みの改善

脂肪幹細胞培養療法は、体自身の幹細胞を利用することで高い安全性を保ちながら健康を取り戻すことを期待できるとともに、将来の老化や何らかの病気の発生にブレーキをかけることのできる治療方法として注目されています。

脂肪幹細胞培養療法のメカニズム

脂肪幹細胞培養療法は、脂肪組織から抽出された幹細胞を用いて、組織の修復や体の細胞の再生を促す医療技術です。この療法のメカニズムを以下に詳しく説明します。

 

まず、患者の体内から脂肪組織を採取します。一般的には腹部や太ももなどから脂肪を採ることが多いです。この脂肪組織から脂肪幹細胞を分離します。

 

分離された脂肪幹細胞は、専用の培養液を用いて増殖させます。この培養液には、細胞の増殖と分化を促進する成長因子などが含まれており、幹細胞が活性化して増殖します。

 

脂肪幹細胞は、細胞の状態を活性化する成長因子を分泌します。これらの因子は、組織の修復や新しい細胞の生成に重要な役割を果たします。

 

培養された脂肪幹細胞は、点滴を用いて体内に戻されます。体内に入れることによって肌の再生を促進しシワやたるみを改善したり、体の中で機能が低くなったり病的な状態になった細胞を再び活性化させ機能を改善します。

 

脂肪幹細胞培養療法は、その再生能力を生かして、様々な医療分野での応用が期待されている先進的な治療法です。

脂肪幹細胞培養療法の料金

脂肪幹細胞培養療法 料金
1回
麻酔代、採血含む
2,750,000円(税込)

※細胞の培養数や保管期間等によって多少料金が前後いたします。詳しくはカウンセリング時にご相談ください。

施術概要

施術時間 脂肪採取(切片採取・脂肪吸引):60分程度、点滴静注:1時間程度
痛み 麻酔をするため、ほとんどありません。
ダウンタイム ・脂肪採取の傷跡は小さく目立ちませんが、赤みが見られます。個人差がありますが、1ヶ月程度の時間をかけて徐々に消えていきます。
・点滴のあとは、腫れや赤み、内出血が見られることがありますが、通常1〜2週間で消えていきます。
・脂肪採取部には腫れや内出血が2週間程度続くことがあります。

再生医療等提供計画

厚生労働省に第二種再生医療等提供計画を提出し、受理されました。これにより脂肪幹細胞を用いた以下の治療が可能になります。

 

第二種再生医療等提供計画

自己脂肪由来間葉系幹細胞を用いたアトピー性皮膚炎・糖尿病・肌治療・慢性の痛み・体調不良などの主症状の治療

施術の流れ

Step.01
カウンセリング
患者様が気になっている症状について詳しくお話を伺います。そして、脂肪幹細胞療法について、再生医療の目的や治療内容、安全性などをご説明いたします。また、患者様の状態も診察いたします。
Step.02
血液検査
患者様に同意をいただいた後に、感染症がないかどうかを確認するために、血液検査を行います。この検査の結果によっては、治療が受けられないこともあります。
Step.03
脂肪採取・培養
手術室にてお腹や太ももなど、目立ちにくい場所から少しだけ脂肪を採取します。採取した脂肪と血液は、厚生労働省に認可された培養会社に依頼し、専門の技術者が、脂肪から脂肪幹細胞を取り出し、4〜6週間ほどかけて増やします。
幹細胞投与(点滴)
Step.04
幹細胞投与(点滴)
準備した懸濁液内に細胞塊などの固形物がないことを確認し、30分以上の時間をかけて患者様の静脈内に点滴します。
治療が受けられない場合
・本再生医療の同意説明文書の内容をご理解いただけない方
・脂肪採取時に使用する麻酔薬に対して過敏症のある方
・妊娠している可能性のある方
・治療担当医師が本再生医療の施行を不適当と認めた方
・20歳未満、または85歳以上の方 ・直近6ヶ月以内の病原性微生物検査(HIVや梅毒など)で陽性の方

よくある質問

ここからは、脂肪幹細胞培養療法についてのよくある質問に回答します。

A採血前に食事制限は必要ありません。
ただし、脂肪採取の前には食事制限があります。詳しくは事前のカウンセリングで説明します。
A患者様ご自身から採取した幹細胞を使用するため、副作用はありません。
また、脂肪由来の幹細胞が、がん化するリスクについてはこれまでにそのような事例は全く報告されていません。安全性は厚生労働省の基準に従って管理されています。
A可能な組み合わせの施術もございます。医師が診察して、患者さんのお悩みに最適な組み合わせをご提案します。

CONTACT

どんなお悩みも、お気軽にご相談ください

美容医療・再生医療について、お気軽にご相談ください

形成外科専門医がカウンセリングいたします。ご希望の施術や、理想のイメージなどお気軽にご相談ください。
※ 日本形成外科学会専門医 院長 高柳 進、日本形成外科学会専門医 森島 容子

メガクリニック院長 高柳 進
記事の監修者プロフィール
メガクリニック院長
高柳 進

京都大学医学部卒業の日本形成外科学会専門医。
私は国際美容外科学会の会長として、世界の医師と技術交流を行い、常に最新の知見を学びながら治療の質を高めてきました。 学会での発表や論文執筆、国際的な指導も行い、技術向上に努めています。 当院では、カウンセリングから施術、アフターケアまで一貫して同じ医師が担当し、医学的根拠に基づいた最適な治療を提案いたします。 「美しくなりたい」「自信を持ちたい」と願うすべての患者さまに、安心して治療を受けていただけるよう全力でサポートいたします。

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