乳頭縮小術(乳首の縮小・改善)
乳頭は一人ひとりサイズも形も異なります。
元々の形が気になる方もいれば、妊娠・出産をきっかけにサイズや形が変化し、悩まれている方も多くおられるでしょう。
乳頭縮小術は、患者様のご希望の乳頭の形やサイズに整えることが可能です。
「授乳で乳首が伸びてしまった」「妊娠で乳首が肥大した」「生まれつき乳首のサイズが大きいのが悩み」という方も、乳頭縮小術によってお悩みを解消できます。
本記事では、乳頭縮小術の施術方法やリスク・副作用について解説しています。
比較的短時間で終えられる施術であるため、乳頭のサイズや形、向きなどでお悩みの方はぜひご参考にしてください。
京都大学医学部卒業の日本形成外科学会専門医。
私は国際美容外科学会の会長として、世界の医師と技術交流を行い、常に最新の知見を学びながら治療の質を高めてきました。
学会での発表や論文執筆、国際的な指導も行い、技術向上に努めています。
当院では、カウンセリングから施術、アフターケアまで一貫して同じ医師が担当し、医学的根拠に基づいた最適な治療を提案いたします。
「美しくなりたい」「自信を持ちたい」と願うすべての患者さまに、安心して治療を受けていただけるよう全力でサポートいたします。
目次
乳頭縮小術はこのような方におすすめ
乳頭縮小術は以下のようなお悩みがある方におすすめです。
- 乳首のサイズが大きい方
- 授乳で乳首が伸びたり大きくなったりした方
- 加齢で乳首が垂れてしまった方
- 乳首の高さでお悩みがある方
- 温泉での視線が気になる方
- 左右の乳首の形を揃えたい
- 乳首が変形しているのを治したい
乳首の形やサイズでバスト全体の印象が大きく変わるため、乳首について悩みを抱えている方は多くいらっしゃいます。
特に妊娠すると、女性ホルモンの影響によって乳首や乳輪が肥大する傾向にあります。
さらに授乳によって乳首が伸びて垂れ下がってしまうことも多くあります。
乳頭縮小術は、乳首の大きさだけでなく、高さの調整も可能ですので、乳首の形・サイズ・向きでお悩みの方は乳頭縮小術を検討してみるとよいでしょう。
乳頭縮小術とは
乳頭縮小術とは、乳首のサイズや高さ、形状を整え、見た目を改善することを目的とした施術です。
主に乳首の肥大でお悩みの方に適しています。
乳首の肥大は遺伝的な要素以外に、以下のような原因が考えられます。
- 第二次成長によるホルモンの変化
- 妊娠や授乳
- 摩擦などの刺激による影響
一度肥大した乳首は元に戻ることは難しいといえます。
そのため、多くの方が乳首の形や大きさで悩んでおり、誰にも相談できず諦めてしまっている方もいるでしょう。
乳頭縮小術は、このような見た目に関する悩みを解消できる施術です。
審美面以外にも、乳首が肥大したことで下着などの衣類に擦れる際の痛みや不快感も軽減できます。
施術による傷跡も目立ちにくく、永久的な効果を得られるため、乳首の肥大で悩まれている方におすすめの施術です。
ただし、乳頭縮小術を検討されている方のなかには「授乳ができなくなってしまうのでは…」と悩まれている方もいることでしょう。
乳頭縮小術は基本的に乳管を保存するため、授乳に影響はありません。
しかし、乳頭の形やサイズを大きく変える場合は、乳管を保存しない非乳管保存法の術式で施術を行うこともあります。
この手術であれば乳首の幅、高さ、形を自由に決めて行うことが出来ます。
術後や将来的に授乳できる状態にすることを望まれている場合は、乳管を保存する術式を選択すれば問題なく授乳が可能です。
授乳に関するご希望はカウンセリング時に伝えておきましょう。
乳頭縮小術の施術方法
乳頭縮小術は、乳首の高さを調整するのか、サイズを小さくするのかによって施術方法が異なります。
高さを調整する場合は「垂直法」を行い、サイズを小さくする場合は「直径法」を行います。
乳首の高さを調整しつつサイズも小さくする場合は、「垂直直径法」という2つの術式を組み合わせた方法で施術を行います。
垂直法
垂直法は、局所麻酔を行ってから、乳頭の先端部分と根元部分を残し、乳管を傷つけないよう乳頭側壁を筒状に切り取ります。
乳頭をそのまま垂直に元に戻して乳輪と縫合して施術が完了します。
乳頭の高さや長さを調整したい時に行われる術式です。
直径法
直径法は、乳首をケーキカットのように三角形に切除し、縫合します。
前から見ても横から見ても乳首のサイズが小さくなるように仕上げます。
肥大した乳首を改善したい方に行われる術式です。
料金
| 乳頭縮小 | 片方:200,000~380,000円(税込)
両方:380,000~600,000円(税込) |
|---|
施術概要
| 施術時間 | 2時間程度 |
|---|---|
| 洗顔・メイク・入浴 | 洗顔やメイクは当日から可能です。 入浴は3~4日目より可能です。 |
| ダウンタイム | 1週間程度 |
| 痛み | 静脈麻酔を行うため、施術中の痛みはありません。 施術後に痛みが生じることがありますが、痛み止めの薬でコントロールできる程度の痛みです。 |
乳頭縮小術は1〜2時間程度で完了するため、入院の必要がなく日帰りでの施術が可能です。
比較的簡単な施術で、傷跡も目立つことがないので、気軽に施術を受けられるでしょう。
乳頭縮小のリスク副作用
乳頭縮小術は、腫れや痛み、内出血などの症状が生じる可能性があります。
- 痛み:2日〜1週間程度
- 出血:2~3日程度
- 腫れ:1〜2週間程度
- 内出血:数日程度
- 赤み:1〜2週間程度
また、施術時に神経が損傷されることによって一時的に感覚麻痺が生じたり、乳首が腫れたりするリスクもあります。
乳頭縮小術の効果は永久的なものですが、施術を受けてから授乳を開始することで再度乳頭が肥大する可能性が全くないわけではありません。
仕上がりを確認後、さらに乳頭を小さくしたい場合は再施術が可能です。
また、小さくなった乳頭を大きくすることも可能です。
術後の経過について
施術を受けた翌日からシャワーが可能です。
シャワーの際は、患部を濡らさないよう防水テープで保護してください。
3〜4日目からは創部を洗うことが可能です。
基本的に乳頭は血行が良く、治癒が早い部位です。
そのため、施術による傷口は10日程度で治ります。
術後10日目頃に抜糸を行いますのでご来院ください。
症状によっては、2回に分けて抜糸をすることがあります。
施術を受けてから1ヶ月程度は刺激を与えないよう気をつけてください。
施術の流れ
当院の乳頭縮小術は以下の流れで施術を行います。
乳頭の状態を確認させていただき、バランスなどをみて患者様に適した施術法をご提案いたします。
気になることや不安なことがありましたら、カウンセリング時にお気軽にご相談ください。
患者様の満足のいく仕上がりになるまでデザインの相談をいたします。
麻酔が十分に効いていることを確認してから施術を開始します。
乳首のサイズを小さくする場合は、乳頭と乳頭基部の乳輪の一部をケーキ状にカットします。
施術中は麻酔が効いているため、痛みを感じることはありません。
施術後はそのまま帰宅していただけます。
よくある質問
術後は麻酔がきれてからズキズキした痛みが生じることがありますが、多くの場合、痛み止めを服用せずに済む程度の痛みです。
しかし、バストの大きさなどのバランスによって適切なサイズは一人ひとり異なるでしょう。
当院は治療実績が豊富な医師が施術を担当しますので、カウンセリング時にバランスをみながら適切なサイズや形を提案いたします。
仕上がりのデザインについて不安がありましたらお気軽にご相談ください。
男性の方も施術が可能ですので、まずはカウンセリングにてご相談ください。
また性同一性障害の方の手術も対応しています。
ただし、1ヶ月程度は患部に刺激を与えないようにしてください。
CONTACT
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形成外科専門医がカウンセリングいたします。ご希望の施術や、理想のイメージなどお気軽にご相談ください。
※ 日本形成外科学会専門医 院長 高柳 進、日本形成外科学会専門医 森島 容子
京都大学医学部卒業の日本形成外科学会専門医。
私は国際美容外科学会の会長として、世界の医師と技術交流を行い、常に最新の知見を学びながら治療の質を高めてきました。
学会での発表や論文執筆、国際的な指導も行い、技術向上に努めています。
当院では、カウンセリングから施術、アフターケアまで一貫して同じ医師が担当し、医学的根拠に基づいた最適な治療を提案いたします。
「美しくなりたい」「自信を持ちたい」と願うすべての患者さまに、安心して治療を受けていただけるよう全力でサポートいたします。