バストアップ(垂れ乳改善)
美しくハリのあるバストは、年齢問わず女性にとって憧れです。
胸は知らずしらずのうちに形もサイズも変化しているもので若い頃はハリのあったバストが、年齢を重ねると共に垂れてきてしまった、という悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?
垂れ乳に悩むのは、大きい胸の人ばかりではなく、年齢を重ねるにつれて「細身で胸が小さいのに垂れてきた気がする」と悩む方も意外と多いです。
バストの垂れは、女性が老化を実感する切実な問題です。
「垂れ乳」に悩んでいて、「運動やエクササイズ、矯正ブラでは効果を感じない」「今すぐになんとかしたい」と思っているときは美容整形のバストリフトアップ乳房吊上術(垂れ乳改善)を検討してみてください。
バストリフトアップ乳房吊上術は、加齢や授乳、出産などによって下垂した乳房を吊り上げ、形を整え、若々しく美しい乳房に改善する施術です。
具体的には、余分な皮膚を切除し、乳輪と乳頭の位置を高く移動させ、バストの形とハリを向上させます。
京都大学医学部卒業の日本形成外科学会専門医。
私は国際美容外科学会の会長として、世界の医師と技術交流を行い、常に最新の知見を学びながら治療の質を高めてきました。
学会での発表や論文執筆、国際的な指導も行い、技術向上に努めています。
当院では、カウンセリングから施術、アフターケアまで一貫して同じ医師が担当し、医学的根拠に基づいた最適な治療を提案いたします。
「美しくなりたい」「自信を持ちたい」と願うすべての患者さまに、安心して治療を受けていただけるよう全力でサポートいたします。
目次
バストリフトアップ(垂れ乳改善)はこのような方におすすめ
- バストのたるみが気になる
- 加齢、授乳、ダイエットなどが原因でバストが垂れ下がっている
- バストの形にコンプレックスがある
- バストの形が崩れていて、若々しく見えなくなった
- バストのサイズにコンプレックスがある
- バストが小さすぎたり、ボリュームが足りない
- 授乳を終えバストの形が戻らない、たるみが気になる
- 出産後にバストの形が戻らない、たるみが気になる
- ダイエット後にバストの形が戻らない、たるみが気になる
バストリフトアップ(垂れ乳改善)とは
すでに垂れてしまっているバストを改善したい場合、期待する状態に近づけるには美容整形がもっとも有効です。
バストリフトアップ(垂れ乳改善)とは、下垂したバストを改善し、上向きに持ち上げる美容外科施術のことです。
授乳や加齢、体型の変化などによって垂れ下がったバストに対して、切開を行い皮膚や組織の一部を切除することで、バストの位置を高くする施術です。
下垂した目立つバストは、余分な皮膚を切除することで位置を引き上げ、張りのある若々しい形に戻すことができます。
また、乳輪や乳頭の位置も仕上がりに合わせて移動させることができ、同時に乳輪を小さくすることも可能です。
乳房縮小とは異なり、バストのボリュームは変わりません。
ただし希望される場合はバストを大きくして同時に下垂を修正することも可能です。
バストリフトアップ(垂れ乳改善)の方法について
ミニリフトおよび乳房吊上術(バストリフトアップ)では、バストの皮膚にたるみが見られる場合、その皮膚を切除し、残った部分を縫合する施術が行われます。
乳房の下垂の程度に応じた切開法が用いられます。
具体的には、クレッセント型(ミニリフト)、ドーナツ型(乳輪周囲切開法)、ロリーポップ型(垂直切開法)、そしてアンカー型(逆T字法)と呼ばれる方法があります。
さらに少し特殊な方法として、すでにインプラント(人工乳房)による豊胸を受けておられる場合は、インプラントの位置を変更する手術やバスト内のカプセル(人工乳房周囲の膜)をリフトアップする方向に内部で縫合することで下垂を修正する方法があります。
特にアンカー型は、最も効果的に乳房をリフトアップできる方法で、乳輪からバストの下に向かって縦に切開し、さらに乳房下線(アンダーバスト)に沿って横に切開して余分な皮膚を除去します。
乳頭の位置を持ち上げ、たるみが目立つ乳房をハリのある状態に戻すことができるため、バストの見た目を大幅に若返らせることができます。
ミニリフト+インプラント挿入(クレッセント型)
乳房の下垂の程度が軽度の場合は、インプラント挿入のみ、または、乳輪の上の皮膚を小さな三日月型に切除し、最小限の傷痕で胸を持ち上げることができます。
バストを同時に大きくしたい場合はインプラントによる豊胸や脂肪注入による豊胸を併用します。
乳房吊上術(ドーナツ型/乳輪周囲切開法)、(バーチカル型/垂直切開法)、(アンカー型/逆T字法)
たるみの見られるバストの皮膚を切除して、残った部分を縫合する施術です。
下向きになったバストトップを引き上げたい場合は、乳輪上部を切除して縫い縮めます。
乳房の皮膚や組織が著しくたるんでいる場合、胸をしっかりと持ち上げるために、必要な皮膚や組織を除去します。
また、乳房の上半分にボリュームを持たせたい場合は、インプラントを挿入や脂肪注入による豊胸を併用することも考慮されます。
乳房吊上術(バストリフトアップ)の術式は大きく分けて4種類あり、胸の大きさやバストの下がり具合などで適した方法を決めます。
| 術式 | クレッセント型(ミニリフト)
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ドーナツ型(乳輪周囲切開法)
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ロリーポップ型(垂直切開法)
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アンカー型(逆T字法)
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|---|---|---|---|---|
| 乳房の下垂の程度 | 軽度 | 軽度 | 中程度 | 重症の下垂 |
| 傷 | 最小限の傷痕で胸を持ち上げることができます。 | 傷は乳輪の周囲だけで、通常あまり目立ちません。 | ドーナツ型に比べて、乳房の下方に傷ができ、傷が長くなります。 | 縫合後に逆T字の傷跡が残ります。 |
| 施術内容 | 乳輪の上の皮膚を小さな三日月型に切除します。 必要ならインプラントや脂肪注入豊胸を併用します。 |
乳輪の周囲の表皮を丸く切除し、乳腺組織と共に皮膚を上方中心部に引き上げながら、乳輪の外周皮下で縫合します。 豊胸の併用も可能です。 |
現在の乳輪の上部にバストアップ術後の乳輪の位置を決め、皮膚をV字型に全層切除します。 乳輪乳頭を挙げて、予定の位置に固定します。 豊胸の併用も可能です。 |
乳輪からバストの下に向かって縦に切開し、さらに乳房下線(アンダーバスト)に沿って横に切開して余分な皮膚を除去します。 豊胸の併用も可能です。 |
料金
| バストリフトアップ(垂れ乳改善) 乳房吊上術 | 600,000~1,050,000円(税込)
※豊胸を併用する場合の料金は含まれていません。 |
|---|
施術概要
| 施術時間 | 4時間〜 ※術式、施術内容により異なります。 複数の施術を組み合わせることがあります。 組み合わせの施術により施術時間が異なります。 |
| 洗顔・メイク・入浴 | シャワー:患部を除いて翌日から可能 洗顔:当日より可 メイク:当日より可 洗髪:当日より可 入浴:術後7日以降 血行が良くなることを控えた方が腫れ・内出血が少なくなります。 創部を濡らさないようにご注意ください。 |
| 術後の経過・注意事項 |
・将来妊娠、出産予定のある方には、授乳障害のリスクを考慮し、施術を推奨しない場合があります。 ・術後は5日〜2週間程度鈍い痛みが続く可能性がありますが、痛み止めを服用することで日常生活に支障はほとんどありません。 ・術後3〜4日はドレーンを装着することがあり、5日〜1週間程度は安静にして過ごすことを推奨します。 ・当日の服装は前開きで、上下ともに全体的にゆとりのあるものでお越しください。 ・施術後は、きつい靴やハイヒールの着用は避けてください。 ・施術後に内出血を起こす可能性があります。 通常は3週間程度で自然に消失します。 ・施術後の感染防止、抗炎症のため、抗生剤などの内服薬をお出ししますので、必ず服用してください。 ・1週間程飲酒は控えてください。 ・ノンワイヤーの下着は10日後くらいから着用可能です。ワイヤー入りの下着は3ヶ月後から着用可能となります。 ・腫れや炎症を強めるおそれがありますので、激しい運動や強いマッサージはしばらく控えてください。 |
リスク副作用
乳房吊り上げ術は、 以下のようなリスク・副作用を生じる場合があります。
主なリスクと副作用は以下のとおりです。
| 傷跡 | 術後に傷跡は残りますが、時間とともに白っぽくなって目立たなくなります。 |
|---|---|
| 腫れ・むくみ | 術後は腫れやむくみが生じる場合がありますが、時間が経つにつれて馴染んできます。 |
| 血腫 | 出血による血腫ができる場合があります。 |
| 左右差 | 術後、一時的に左右差や大きすぎると感じる場合がありますが、時間が経つにつれて馴染んできます。 |
| 感覚の鈍さ | 術後、一時的に胸の感覚が鈍くなる場合がありますが、数ヶ月かけて徐々に改善します。 |
| 感染 | 傷口に感染が起こる場合があります。 |
| 皮膚の血流障害 | 皮膚の血流障害が起こり、皮膚が壊死する可能性があります。 |
| つっぱり感 | 術後3ヶ月ほど、つっぱり感が続くことがあります。 |
| 中縫いの糸が出てくる | 皮膚の下の組織を縫い合わせている糸(中縫いの糸)が出てくることがまれにあります。 |
ダウンタイムについて
ダウンタイムは個人差があります。
バストリフトアップ(乳房吊上術)のダウンタイムは、約1週間程度です。
術後5日〜2週間程度は鈍い痛みが続く場合がありますが、痛み止めで軽減できます。
主なダウンタイムの症状は以下のとおりです。
| 痛み | 術後5日〜2週間程度、鈍い痛みが続く場合がありますが、痛み止めを服用することでほとんど日常生活に支障はありません。 |
|---|---|
| 腫れ・むくみ | 術後5日〜2週間程度続くことがあります。 |
| 内出血 | 約2週間程度続くことがあります。 |
| ドレーン | 術後の浸出液や血液を胸に貯めずに、外に排出させるための管を付けます。 通常は、2〜3 日程で抜去となります。 |
| 圧迫 | 術後10日程度、乳房を固定する専用サポーターまたは包帯を装着します。 |
| 切開部の傷跡 | 傷の赤みは数ヶ月かけて、薄茶色(色素沈着)から白っぽい線へと変化し改善します。 |
| 運動制限 | 手術から10日間は腕は水平挙上までに制限していただきます。2週間ほどは激しい運動は控えてください。 |
施術の流れ
乳房の状況を確認させていただき、美容的、医学的な根拠を元に、より良いプランを提案させていただきます。
仕上がりのイメージなど、患者様のご希望を丁寧に伺い、⾃然な印象の仕上がりをご提案いたします。
乳頭の位置を調整します。
乳輪の仕上がりの大きさも相談可能です。
乳輪を引き上げた位置に戻し縫合します。
きれいな仕上がりのためには術後のむくみを最小限に抑えることなので、ややきつめに固定します。
術後翌日から数日で「ドレーン」を外します。
施術から7日〜10日目に、抜糸を行います。
よくある質問
術後の痛みは個人差がありますが、思ったほど痛くなかったという方がほとんどです。
術後用の痛み止めも処方します。
バストのたるみ、皮膚の切除が大きい場合は、浸出液を体外に排出するドレーンと呼ばれる管を留置して、様子を見ながら翌日から数日後に取ります。
余分な体液や血液をドレーンで取り除くことで、感染症の防止と回復を早めます。
創部を濡らしての入浴は10日後からとなっています。
デスクワークなどは術後2〜3日より復帰可能です。
ただし腕については10日間は水平挙上までに制限してもらいます。
妊娠によって乳房が大きくなることがあるほか、まれに施術によって授乳に影響が出るリスクも考えられます。
妊娠、出産、授乳が終了した後に、バストの大きさや下垂が気になるようであれば、再度施術をご検討ください。
CONTACT
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※ 日本形成外科学会専門医 院長 高柳 進、日本形成外科学会専門医 森島 容子
京都大学医学部卒業の日本形成外科学会専門医。
私は国際美容外科学会の会長として、世界の医師と技術交流を行い、常に最新の知見を学びながら治療の質を高めてきました。
学会での発表や論文執筆、国際的な指導も行い、技術向上に努めています。
当院では、カウンセリングから施術、アフターケアまで一貫して同じ医師が担当し、医学的根拠に基づいた最適な治療を提案いたします。
「美しくなりたい」「自信を持ちたい」と願うすべての患者さまに、安心して治療を受けていただけるよう全力でサポートいたします。