よくある質問
乳がんの再建
Q. 高柳先生に１６年ほど前に、右乳房の再建手術をしていただきました。６８歳、東京在住です。ジムにも、温泉にも行けるようになり、とても喜んでいたのですが、先日、左胸に小さな腫瘤がみつかり、悪性のものとわかりました。まだ、ごく小さくて、転移もない、非浸潤ガンといわれたのですが、摘出手術は必要とのこと、摘出すると乳頭部分が陥没すると思われます。おなかの脂肪を注入して、凹まないようにしてもらうことは、可能でしょうか？術後は、1か月、放射線をあてなくてはならないといわれて、それをすると、皮膚が伸びなくなり、再建手術はできないと思います。私の年齢で、同時再建手術をお願いするなんて、おこがましいのでしょうか？ 女性は乳房を失うと、自信をもてなくなり、自己肯定感を喪失してしまうのです。ガン手術は、東京港区の、北里研究所病院で、３月末頃を予定しています。先生のところにまた、伺えるかどうかわかりませんが、ご助言いただければ幸いです。
A. 私が同時再建のために北里研究所病院に出向いて手術を行うことは難しいと思います。その病院で形成外科がありますので、ここで相談されるのがいいように思います。ただ外科の方で後日放射線照射の予定の部位に脂肪注入、あるいは真皮脂肪の移植を行うことに賛成がもらえるのかどうかがわかりません。患者さんが助かる確率が低くなるような治療は反対されると思います。放射線照射後に脂肪の注入が可能な場合もあります。１年くらい保湿のための軟膏をずっと使ってもらって、その後に皮膚がどれくらいやわらかくなって、伸展性が残っているか、皮膚の血流に問題がないかなどを検討して、問題がない場合、ここから脂肪注入を行うこともあります。皮下組織に瘢痕があり、さらに放射線照射による硬化などの問題もありますので、脂肪注入も３か月ごとくらいに何回か繰り返す必要があるかもしれません。あるいは状態によっては真皮脂肪の移植のほうが適しているというケースもあると思います。
投稿者：megaclinic
小陰唇の切除について
Q. 小陰唇が目立つので、手術をしたいと思っています。手術は日帰りでしょうか？静脈麻酔でできますか？手術後の通院や抜糸などはどうなりますか？入浴などについても教えてください。
Ａ． 手術は静脈麻酔で日帰りでできます。手術時間は１時間程度です。あとの通院は抜糸の１０日目から２週間目くらいでいいと思います。入浴は翌日から可能です。ただ３－４日はシャワーだけのほうがいいと思います。
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小鼻縮小で鼻の穴が小さくなりすぎました
Q. ２か月ほど前にあるクリニックで小鼻縮小を受けたのですが、鼻の穴が小さくなりすぎて、呼吸が苦しいです。人前でマスクをはずせない状態になってしまいました。毎日鏡を見るのが恐ろしいです。助けてください。修正できますか？
Ａ． 修正は可能なのですが、まだ２か月ということなので、まずレティナという鼻の穴に入れる装具とスポンジを組み合わせて、すこしでも鼻の穴を大きくする管理を続けたほうがいいと思います。これは残された時間が少なくなっていますので、すぐに開始しないとだめです。３ー４か月を過ぎると、あとは手術しか方法がなくなります。修正手術は可能ですが、鼻の穴が小さいほど大変な手術になります。すこしでも改善させておいたほうが修正が楽になります。
投稿者：megaclinic
小鼻縮小
Q. こんにちは、私は貴院の小鼻缩小手術を受けたいけど、ちょっとお伺いしたいことがありますが。私は鼻の穴が小さいので、鼻孔を縮めずに小鼻縮小手術を受けることができますか？（あるいは少しだけ縮小してもいいです。）ご返事をお待ちしております。
A. 小鼻縮小という手術はご本人の鼻の状態、仕上がりのご希望などによっていろいろのデザインを相談できます。鼻の穴の大きさを全く変えずに縮小する方法も、わずかだけ鼻の穴を小さくして縮小する方法もいろいろ相談できます。実際の状態を拝見して詳しく相談したいと思います。
投稿者：megaclinic
まぶたの成長因子によるふくらみ
Q. 瞼のfgf注入で増えた膨らみは（しこりなし）瞼の脂肪取り（数ミリ切開）でうまく取れる可能性ありますか？
A. 数ミリの切開による脱脂のような手術では多分無理ではないかと思います。針穴だけから行うニードルサクションか、二重のライン、あるいは眉下切開による長い切開からの切除のいずれかで除去できます。
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二の腕の脂肪吸引
Q. 二の腕の脂肪を吸引したいです。腕の写真を送りました。一番気になるのが二の腕の弛みです。脂肪吸引すると、弛みは良くなりますか？先生のプランを教えていただきたいです。ご返事をお待ちしております。よろしくお願いいたします。
A. 脂肪吸引で改善します。たるみが主に脂肪なので、皮膚が収縮してきれいになります。腫れは３か月くらい続きます。また包帯などでの圧迫が１０日ほど必要になると思います。わきの付け根付近に７ー８ミリくらいの切開が入ります。１年以上すればわきのしわのように見えます。キズとしてはわからないくらいになります。静脈麻酔で日帰り手術で可能です。
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豊胸インプラントの除去について
Q. １７年程前に豊胸手術を受け、今回シリコンバッグ抜去のみを検討しており、カウンセリングを希望しています。仕事があるため平日は行けないのですが、直近の土日で予約が取れる日時はいつになりますか？
A. 次の土曜日は診察の時間が取れると思います。当院の診療は予約制になっています。あらかじめ電話０６－６３０３－７７２２でご予約の上おいでください。日曜日は休診です。ご了承ください。
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脂肪注入についての疑問
➀診察を受けた際に頬への脂肪注入について、頬の側面の凹みを中心に注入を勧めて頂いたのですが、その効果としては「頬のタルミが改善されフェイスラインのリフト効果がある」のか、「タルミが改善されたように見えるようになるだけでリフト効果はない」のかどちらでしょうか。診察で緊張してしまい先生がどう仰っていたか、記憶があやふやなので、、、。また➁ネットの情報ですみませんが、他の美容外科の先生の意見ですが、脂肪注入すると将来的に注入した脂肪の重みで更にたるむからやめた方が良いと仰ってる先生がいらっしゃるのですが、実際そうした心配はありますか？➂当方、過去にとある疾病の医療過誤で
全身麻痺のような状態になり、そこから回復し身体的には異常もなくなり健康になったものの、未だ筋肉を固縮させたり身体に力を入れる癖が残っており、特に顔周辺の血流が大変悪いのですが、脂肪の生着率が下がる事はあるのでしょうか？➃再注入は最初の手術から３ヶ月後に出来るのか、腫れがおさまってくる１ヶ月後から数えて３ヶ月後（最初の手術から４ヶ月後）なのかどちらですか？
A. ➀実際にリフト効果はごくわずかしかないわけですが、リフトされたような印象に仕上げることは可能です。たるみがなくなったように見えるようになります。➁のご質問については、当院ではたるんでしまった方は一人もありません。➂その心配はありません。➃３か月間は皮膚の血流が完全に回復していません。手術から３か月で可能です。４か月待つ必要はありません。
投稿者：megaclinic
ハイフについて
Q お忙しい中申し訳ありません。一つ質問なんですが先生はハイフを
どうお考えですか？また導入される予定はありませんか？切開リフトは将来考えてはいますがハイフは賛否両論あると思います。ただ手っ取り早いので時々施術には行ってますが頻度はどの位が正しいと思いますか？聞く人によって違うので大変困っております。もしよろしければ教えて下さい。
A. ハイフは顔の解剖をしっかり理解した医師、あるいは看護師が出力や皮膚の反応に十分な注意をして行えば効果のある方法です。ただ、本来超音波で、皮膚直下にやけどを作って、このやけどによる組織の収縮を期待する方法なので、同じ部位への照射回数が多くなったり、照射出力を間違うと皮膚にやけどが起こります(実際に日本でもやけどで裁判になっているケースがあります）。また、神経の走行部位に照射をしてしまうと、顔面神経麻痺や知覚麻痺などが後遺症として残ることがあります（これも合併症として何例かの報告があります）。照射の頻度は皮膚の出力、その方の皮膚の反応を見て、判断すべきことで、ハイフだからどれくらいの期間をあけてと決められるものでもないと思います。当院ではハイフを入れるつもりはありません。基本的に脂肪やヒアルロン酸、レディエッセなどの注入やフェイスリフト手術で引き上げるという方法が好きなので、、、。
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豊胸バッグの除去について
Q. ご返信ありがとうございます。豊胸の際のバッグの除去はなぜ乳房下縁の切開が安全なのか教えて頂けますでしょうか？
A. バッグの除去のための切開はわき、乳輪周囲、乳房下縁の３か所が使われています。乳輪周囲の切開では直下にバッグまでの剥離を行うことになります。この剥離をする部分で乳管を切断することになり、このため将来乳腺炎が起きるリスクがあります。またバッグまでの到達のための瘢痕が収縮すると、乳輪の切開部分にへこみが残る可能性があります。このような理由でほとんど使用されない切開になっています。わきからはアプローチでは、以前のキズを利用することになる方があると思います。キズを増やしたくないというのはとても理解ができるところです。ただ脇には腕に行く神経が通っています。したがってわきの部分はあまり広く皮下にトンネルを作れません。皮下のトンネルを作って、これでバッグの入っている部分まで皮下にトンネルを作ってバッグに到達する必要があります。豊胸の際のバッグの挿入も同じ手術になります。この皮下トンネルからバッグを入れるのは簡単なのですが、バッグの除去のためにはバッグをつかんで引き出す必要があります。この際に指でバッグをつかんで引き出さないとバッグの破損が起きることがあります。脇からではバッグに指が届かないことがあって、この場合、器具を使用して引っ張り出す必要があります。この際器具によってバッグに破損が起きると、バスト内にシリコンが漏れ出てしまうことになります。これが起きるとシリコンの回収がとても難しいことになります。漏れ出たシリコンを完全に除去できたかどうかの確認ができないからです。一部が残ってしまうと後日シコリとして残ったり、乳がん検診などで、しこりが見つかることもあって、精密検査対象になってしまいます。またわきの部分の皮下のトンネル内では、バッグを引き出す際にかなり組織をこすってしまいますので、この部分で出血が起きてくることがあります。この部分の止血がとてもやりにくい部位になりますので、手術後に血種ができる可能性もあります。これができると感染、わきのキズの収縮によるへこみ、ひきつれ、などが残るかもしれません。一方乳房下縁切開であれば、バッグの取り出しは簡単です。また出血やバッグ破損のリスクもありません。指で確実にバッグをつかむことができるからです。また万一出血がどこかの部位で起きても、内部をすべて直接見ることができますので、確実な止血も簡単にできるわけです。以上の理由で、バッグの除去は乳房下縁切開が安全ということになります。
投稿者：megaclinic