医学部ソフトテニス西日本大会
私たちは西医体と言っているのですが、夏の間に卓球、水泳、バレーボール、ラグビー、バスケットなどいろいろのスポーツの部門で医学生の総合体育大会があります。そのソフトテニス部門の大会が大分で開催されました。私は京都大学医学部ソフトテニス部のヘッドコーチなので、応援に大分まで行ってきました。
直前まで線状降水帯が発生して、大分とか熊本で大雨になり、大会の前日までに大分に来られない大学なども多かったようです。京都大学の部員も一部が小倉や別府どまりになって、当日も試合に間に合うのかかなり焦っていました。どうしても間に合わず棄権をした大学も2校ほどあって、気の毒な状況でした。
大会当日は雨も上がり、試合結果は京都大学は団体戦は男女とも初戦敗退でした。なんとも落ちるところまで落ちたなあという感じで、がっくり来ています。どうしてもソフトテニスを中学、高校とずっと頑張っていましたという人ではなかなか京都大学の入試に合格ができないという状況もあり、この点はよくわかるのですが、現状はさらに大学構内にテニスコートがすごく少なくなったという状況があります。これは本当に気の毒な話で、九州の大学などどこを見ても、キャンパスにテニスコートなどもたくさんあり、いくらでも好きなだけテニスができるという環境があります。京都大学の場合、構内が市内にあり、テニスコートが次々なくなって、新しい研究棟などが建てられています。以前は百万遍の角にあった3面のコートも今はありませんし、吉田コートも全部で8面ほどあったのですが、ここには今は国際交流会館がビルとして建っています。薬学部にたくさんあったテニスコートも今は半分くらいになっていて、テニスをするなという大学になってしまっています。大学の総長にはなんども新しいテニスコートを作ってほしいという要望を出していますが、毎回無視されています。京都大学ってこんな学校なんですよ。情けないです。もっともっと練習をしたい部員がたくさんいるのに、、、。コートがなくて、あまり練習ができないので、チームが強くなるわけがないです。ここで愚痴を言っても仕方がないのですが、私たちの頃は西日本大会でも全日本の大会でもたびたび優勝をしていて、部室には個人戦も団体戦も多くの優勝カップがごろごろあったのです(私の個人戦の優勝カップもあったんですよ)。残念ながら、今はたびたび初戦敗退です。今の部員たちがかわいそうでなりません。どこか京都大学のすぐ近くで無制限にテニスコートを使わせてくれるようなところはないですかねえ。