バンドネオン

先日、バンドネオンの小松亮太の演奏会があり、ずっと楽しみにしていたので行ってきました。バンドネオンというのはアコーディオンに似ていて、横から見ると正方形で、楽器はアコーディオンよりずっと小さいのですが、音も似ていて、同じような演奏スタイルになってます。アコーディオンは右側に鍵盤、左手側にボタンなのですが、バンドネオンは左右ともすべてボタンになっています。小松亮太の演奏会はいつも彼がたくさんいろいろの話をされるので、すごく面白いのです。

テレビのTHE世界遺産のオープニングテーマで有名な「風の詩」や定番のラ・クンパルシータなど素敵な曲がたくさん演奏されました。以前ここでもお話ししたことがありますが、私の父がアコーディオンが大好きで、よくタンゴを自宅で演奏していました。そういうこともあって、彼の演奏会は毎回亡くなった父にあえたような気持ちになります。ただ、父の演奏はいつも１曲の間に３回くらい音を間違えていたのですが、、、。さすがに小松亮太はプロですもんね。すごく素敵な時間をもらえました。

いろいろ楽しい話もあって、ブラジルのサンバは有名だけど、アルゼンチンサンバがどういう曲だとか、バンドネオンがアルゼンチンですごく盛んではあるけど、この楽器はすべてドイツで作られていますとか、、、。彼の演奏会はたまにダンスも入るのですが、今回はアルゼンチンタンゴがなかったので、ちょっと残念でした。アルゼンチンタンゴって、女性も男性もよく足を蹴り上げたりする激しいダンスですが、よくお互いぶつからないですよね。できれば音楽とダンスの両方を見たかったです。次回はダンスが入っていることを確認してから行くいことにします。