とにかく顔を小さくしたい
時々来院される患者さんで顔の大きさのことが悩みになっている方もあります。中にはそんなに大きくないのになあと思う方もありますが、たしかにすこし大きいかも、、というような方もあって、相談に乗ってあげています。実際には顔の大きさは一つの問題だけでないことが多いと思います。顔の大きさは実際には皮下脂肪、筋肉の厚み、骨格以外に、たるみや筋肉のゆるみなどが複合的な問題として顔の大きさになっていることが多いと思います。特にある程度の年齢からは皮膚や筋肉、脂肪などの下垂、緩みという問題が出てくるので、四角い顔になってくる方が多いわけです。中にはこういう問題が20歳台でも起きている方もあります。簡単には指で耳の前付近の皮膚を上に引き上げてみて、顔がとても小さくなる場合は、フェイスリフトが確実に顔を小さくできる方法と言うことになります。時にはリフトと脂肪吸引を併用したほうがもっと顔が小さくなる方もあるわけですが、、。
これは診察をすれば簡単に判断ができるので、顔を小さくするためにはフェイスリフトが必要ですと判断できる方もよくあります。ただ一般的に、複合的な要因になっている方も多いので、最初から手術を考えるより、まず簡単なボトックスでエラの筋肉が薄くなって、顔が小さく見えるのであれば、これが一番簡単な方法です。4か月ほどしか効果が持続しませんが、注射をして20分ほどすれば化粧も洗顔も可能であり、通院も不要なので、楽な方法ということになります。これで効果があまり感じられない場合は、脂肪吸引、フェイスリフト、などを検討するか、骨切りを検討する、などの対策を相談することになります。やはり骨切りは腫れも大きく、出血もある程度続く方法になるので、骨切り以外の方法をまずいくつか試みるという方針のほうがいいように思っています。