眼瞼陥凹(まぶたのくぼみ)
目は私たちの第一印象に大きく影響を与える重要な部分です。
老化が進むと、目がくぼみ、周囲に影ができるため、実年齢よりも老けて見えることがあります。
特に、まぶたの皮下脂肪が少ない方は、目のくぼみが目立ちやすい傾向があります。
若い間は皮下脂肪が少ないことで目元がはっきりとした印象を与えますが、老化によって目のくぼみが目立ってきてしまうことがあります。
眼瞼陥凹(まぶたのくぼみ)の改善にはいくつかの方法があります。
当院では、患者様一人ひとりに最適な改善策を提案いたします。
目のくぼみを改善し、若々しい目元を取り戻したい方は、ぜひご相談ください。

京都大学医学部卒業の日本形成外科学会専門医。
私は国際美容外科学会の会長として、世界の医師と技術交流を行い、常に最新の知見を学びながら治療の質を高めてきました。
学会での発表や論文執筆、国際的な指導も行い、技術向上に努めています。
当院では、カウンセリングから施術、アフターケアまで一貫して同じ医師が担当し、医学的根拠に基づいた最適な治療を提案いたします。
「美しくなりたい」「自信を持ちたい」と願うすべての患者さまに、安心して治療を受けていただけるよう全力でサポートいたします。
目次
眼瞼陥凹とは
「眼瞼陥凹(がんけんかんおう)」とは、上まぶたや下まぶたがくぼんでいる状態を指します。
一般的には眼窩脂肪(眼球を保護する脂肪)の減少や眼瞼下垂によって引き起こされます。
加齢に伴い、脂肪や筋肉が減少することが多く、その場合はコラーゲン注入、ヒアルロン酸注入や脂肪注入などでボリュームを補うことで改善が可能です。
まぶたのへこみを埋めることで、若々しい外見を取り戻すことができます。
こんな方におすすめ
目の上がくぼんでいると「老けてみられる」「疲れてみえる」などのネガティブな印象を与えかねません。
まぶたが下がって目の開きが悪くなり、いつも眠そうな目元になる場合があります。
放っておくと悪化してしまうこともあるので早めの対策が必要です。
眼瞼陥凹の改善は、以下のような方におすすめです。
- くぼんだ目元を改善したい
- くぼんだまぶたが下がって目の開きが悪くなった
- 傷が付く手術を避けたい(コラーゲン・ヒアルロン酸・脂肪注入)
眼瞼陥凹の原因
眼瞼陥凹(目の上のくぼみ)の主な原因として、以下の3つが挙げられます。

この変化は目元だけでなく、加齢に伴い顔全体の脂肪が減少することにも関連しています。

その結果、脂肪が重力に引っ張られて下がり、同時に上まぶた周辺の脂肪量も減少します。
この下垂した脂肪は目の下で膨らみを引き起こし、クマやたるみの原因となることがあります。

この状態は先天的なものもありますが、長期間のコンタクトレンズ使用や加齢なども原因となることがあります。
眼瞼挙筋腱膜という組織が緩んだり、瞼板との接合がゆるんだりすることで、筋肉が動いていてもまぶたが持ち上がらない状態になるわけです。
筋肉(挙筋)はその分後方に引き込まれることになり、付着している脂肪も奥に移動することになり、そのために上まぶたにへこみが出ることになります。
上まぶたの陥凹がある場合、眼瞼下垂を伴う場合も多く、その場合はまずその治療が優先されます。
下垂のない場合、又は下垂を治療しても陥凹が残る場合は、ヒアルロン酸または脂肪注入を行います。
料金
治療内容 | 料金 |
---|---|
眼瞼陥凹(まぶたのくぼみ) | 170,000~1,050,000円(税込) |
施術概要
主な治療法 | ヒアルロン酸注入 | 脂肪移植・注入 | 眼瞼下垂手術 |
---|---|---|---|
施術時間 | 15~45分程度 | 1~2時間程度 | 約2時間 |
洗顔・メイク・入浴 | 当日より可能 |
注入は翌日より可能 移植は5~6日目より可能 |
入浴は当日から可能 メイクは抜糸後翌日から可能 アイメイクは7~8日程度は控える 洗顔は2~3日目から可能 手術部位を強くこすらないように注意 |
ダウンタイム | ほとんどなし |
3~10日程度 目元の注入部分と脂肪吸引部に多少のダウンタイムがあります。短期間で回復できます。 |
10日~2週間程度 傷跡が完全に落ち着くまでには、3ヶ月程度かかる場合もあります。 |
効果的な頻度 | 定期的に注入が必要 半年~1年程度 |
移植は一度のみ。注入は追加することがあります。 | 何年も効果は続きますが、長期経過に皮膚のたるみが出てくることがあります。 |
痛み | チクッと感じる程度 |
術後数日程度、軽度の鈍痛
鎮痛剤を服用することでおさまります。 |
施術中の痛み: 麻酔を使用し施術を行うため、施術中の痛みは無し 施術後の痛み: 施術当日〜翌日にピークを迎え、比較的軽度 内服薬で対応します。 術後の痛みや腫れ、内出血などの症状は、個人差があり、一般的には1週間程度で落ち着きます。 |
リスク・副作用 | 腫れ・赤み(1~7日程度) |
内出血や腫れ: 注入部位や脂肪採取部位に内出血や腫れが発生することがあります。通常、1〜2週間程度で落ち着きます。 凹凸: 注入した脂肪が定着する際に、凹凸感や硬さが残ることがあります。 移植の場合1ヶ月ほどはまぶたの動きがスムーズではないことがあります。 脂肪の定着率: 個人差がありますが、注入した脂肪がすべて定着するわけではなく、一部が吸収される場合があります。通常8〜9割の脂肪が生着します。 |
まぶたの開きすぎ:左右非対称 三角眼: まぶたの開きが不均等になり、三角眼に見えることがあります。 まぶたの形や見た目の変化: 術後のまぶたの腫れ、内出血、傷痕、左右差などが起こることがあります。 術後の炎症: 腫れや内出血、感染症などが起こる可能性があります。 その他 低矯正(目の開きが悪い)、過矯正(目が開きすぎる) |
術後の経過・注意事項 |
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施術の流れ
眼瞼陥凹(まぶたのくぼみ)の改善施術は次のような流れで行います。

治療法の選択
ヒアルロン酸注入:
陥凹した部分にヒアルロン酸を注入して、くぼみを埋める方法です。手軽で効果がすぐに得られるのが特徴です.。
脂肪移植・注入:
自分の脂肪を採取して、陥凹した部分に移植する方法です。半永久的に効果が持続するのがメリットです。注入の場合は腹部や太ももなどから脂肪を採取します。移植の場合はワキから採取します。ワキにはキズが残りますが、時間がたてばしわのように見えます。
眼瞼下垂手術:
目を開ける筋肉(眼瞼挙筋)を、まぶた(瞼板)に再固定することで、筋肉の力をまぶたにより伝わりやすくする手術です。眼瞼下垂を引き起こしている場合は、眼瞼下垂手術と併用して他の美容施術を行うとより効果的です。眼瞼下垂手術を行うとまぶたの奥の脂肪が前に移動するのでまぶたがふくらみます。



よくある質問
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※ 日本形成外科学会専門医 院長 高柳 進、日本形成外科学会専門医 森島 容子

京都大学医学部卒業の日本形成外科学会専門医。
私は国際美容外科学会の会長として、世界の医師と技術交流を行い、常に最新の知見を学びながら治療の質を高めてきました。
学会での発表や論文執筆、国際的な指導も行い、技術向上に努めています。
当院では、カウンセリングから施術、アフターケアまで一貫して同じ医師が担当し、医学的根拠に基づいた最適な治療を提案いたします。
「美しくなりたい」「自信を持ちたい」と願うすべての患者さまに、安心して治療を受けていただけるよう全力でサポートいたします。