サブシジョン
「ニキビによる肌の凹凸が気になる」「ホクロを取ったあとが凹んで目立つ」「二重や下まぶたのリフト後のキズが凹んでいる」などの肌トラブルでお悩みの方は多くおられます。
当院でも、このような肌の凹凸でお悩みの方が多くいらっしゃいますが、サブシジョンの施術でこれらの肌トラブルを解消できる可能性があります。
本記事では、サブシジョンの特徴や効果、費用、施術の流れについて詳しく解説しています。サブシジョンの施術を検討されている方は、メリット・デメリットも把握しておくとよいでしょう。

京都大学医学部卒業の日本形成外科学会専門医。
私は国際美容外科学会の会長として、世界の医師と技術交流を行い、常に最新の知見を学びながら治療の質を高めてきました。
学会での発表や論文執筆、国際的な指導も行い、技術向上に努めています。
当院では、カウンセリングから施術、アフターケアまで一貫して同じ医師が担当し、医学的根拠に基づいた最適な治療を提案いたします。
「美しくなりたい」「自信を持ちたい」と願うすべての患者さまに、安心して治療を受けていただけるよう全力でサポートいたします。
目次
サブシジョンとは
サブシジョンは、ニキビ跡やキズによるへこみなどの皮膚のへこみを改善する治療法の1つです。
ニキビ跡の凹みは、ニキビの炎症によって皮膚下の組織が繊維化し、下の方へ皮膚が引っ張られることで窪みが生じます。ホクロや水ぼうそうのあと、手術やケガによるへこみも同じで皮下のキズが収縮することでへこみを生じることになります。サブシジョンは皮膚の下にある繊維化した硬い組織を特殊な針で切断して、皮膚組織と瘢痕組織を切り離します。皮膚が下側に引っ張られなくなることで凹みの解消が可能となり、再陥没を防ぐために皮下にわずかの脂肪を注入します。
こんなお悩みにおすすめ
サブシジョンは以下のような症状でお悩みの方におすすめの施術です。
- ニキビ跡が気になる方
- 他の治療でニキビ跡が改善できなかった方
- ホクロ除去後や水ぼうそうのあとが凹んでいる
- まぶたの手術あとにへこみが目立つ
- ケガでできたキズが凹んでいる
サブシジョンは、特殊な針を用いてへこみのある皮膚直下を針で剥離して平坦にします。メスを使用しないため、傷跡が残りません。ダウンタイムも抑えながら、ポテンツァやピーリングなどでは改善できないへこみのある皮膚の治療が可能です。
期待できる効果
サブシジョンの施術によって期待できる主な効果は以下の通りです。
- 皮膚の再生力を促進させる
- へこみを改善して滑らかな肌へと導く
- 目立ちやすいニキビ跡を解消できる
- ほくろ除去や水疱瘡による肌の凹みを改善できる
- ケガや手術のキズがへこんでいる場合、これを平坦にできる
サブシジョンは、ポテンツァやダーマペンなどでは改善が難しい深い皮膚の凹みに効果的な治療法です。深いニキビ跡以外にも、水ぼうそうのあと、ほくろ除去後のへこみ、手術やキズあとのへこみなどさまざまな効果が期待できますので、それぞれの効果の特徴を紹介します。
へこみを改善して滑らかな肌へと導く
針でへこみを平坦な皮膚にして、同時に直下に微量の脂肪を入れてへこみの再発を防止しておきます。
目立ちやすいニキビ跡を解消できる
深いニキビ跡は目立ちやすいですが、ポテンツァやダーマペンでは改善が難しいことが多いでしょう。
サブシジョンは、へこみの直下に針を挿入してアプローチするため、このような目立ちやすい深いニキビ跡を効果的に改善できます。
ほくろ除去や水疱瘡による肌の凹みを改善できる
サブシジョンはニキビ跡だけでなく、ほくろ除去や水疱瘡による肌の凹み、ケガや何らかの手術によるへこみなどにも応用できる治療法です。
メリット・デメリット
サブシジョンの主なメリットは以下の3つです。
メリット
- 深いクレーターにも効果が期待できる
- 手軽に施術を受けられる
- 新しいキズが残らない
メスを使用しないため、ダウンタイムも抑えられる点もメリットです。キズも残りません。ダウンタイムが心配な方や、お仕事などで長期の休みを取れない方でも手軽に施術を受けられます。スポット治療が可能ですので、気になる部分から少しずつ改善することもできます。
続いて、サブシジョンの主なデメリットは以下の3つです。
デメリット
- 赤みが生じやすい
- テープかピタシートでの管理が3ヶ月必要
- 一度の手術で完成しないことがある
サブシジョンはメスを使用して皮膚を切開するわけではないため、ダウンタイムを極力抑えられますが、皮膚を薄く剥離する方法であるため、赤みが生じやすい特徴があります。
赤みは1〜2週間で吸収されて消えますが、写真撮影や大切なイベントを控えている場合は、スケジュール管理をしておいたほうがよいでしょう。
また、皮下に入れた脂肪の生着量を正確にコントロールできないので、3カ月してから2回目のサブシジョンや追加の微調整が必要になることがあります。
施術可能な範囲
サブシジョンは、顔や体などどの部位のへこみであっても治療をすることができます。
手術後のケア
サブシジョンは手術をして終了というわけにはいきません。手術部位は3ヶ月間はテープやピタシートなどで平坦に仕上げるための固定が必要になります。できれば1日24時間、3ヶ月間この固定を続けてもらうのがベストです。これができない方もおられますので、その場合でも少なくとも在宅時はなるべく長い時間テープかピタシートをはってもらうのが安全です。毎日創部は洗ってもらいますが、テーピングやピタシートでの管理がきれいな仕上がりのために必要です。方法はクリニックで指導します。
料金
当院のサブシジョンの費用については、一人ずつ範囲、部位、数などが異なりますので、診察をして料金を説明します。
施術概要
施術時間 | 30分程度(施術範囲によって異なります。) |
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洗顔・メイク・入浴 | 洗顔やメイクは当日から可能ですが、患部を避けてください。 翌日から入浴は可能です。 |
ダウンタイム | 1週間程度 |
リスク・副作用 | 赤みが生じることが多くあります。 |
サブシジョンの施術頻度は症状によって異なりますが、一回の手術で終了になることも、3ヵ月後に繰り返し2回目のサブシジョンが必要になる場合もあります。
静脈麻酔か局所麻酔を行うため、基本的に施術中の痛みはありません。
施術後に痛みが生じることがありますが、痛み止めの薬でコントロールできる程度の痛みです。
施術の流れ
当院のサブシジョンは以下の流れで施術を行います。

お肌の状態を確認させていただき、患者様に適した施術法をご提案いたします。
気になることや不安なことがありましたら、カウンセリング時にお気軽にご相談ください。

麻酔が十分に効いていることを確認してから施術を開始します。

施術中は麻酔が効いているため、痛みを感じることはありません。

施術後はそのまま帰宅していただけます。
術後3ヶ月間はテープやピタシートでの固定管理を続けてもらいます。可能な場合は1日24時間3ヵ月続行がベストです。これか難しい場合は在宅時のみ3ヶ月間行ってもらいます。
方法はクリニックで指導します。
よくある質問
- 妊娠中・授乳中の方
- ケロイド体質の方
- ワーファリンなどの血液をサラサラにする薬を服用中の方
ただし、施術後の麻酔がきれた後に鈍痛のような痛みが生じることがあります。
CONTACT
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※ 日本形成外科学会専門医 院長 高柳 進、日本形成外科学会専門医 森島 容子

京都大学医学部卒業の日本形成外科学会専門医。
私は国際美容外科学会の会長として、世界の医師と技術交流を行い、常に最新の知見を学びながら治療の質を高めてきました。
学会での発表や論文執筆、国際的な指導も行い、技術向上に努めています。
当院では、カウンセリングから施術、アフターケアまで一貫して同じ医師が担当し、医学的根拠に基づいた最適な治療を提案いたします。
「美しくなりたい」「自信を持ちたい」と願うすべての患者さまに、安心して治療を受けていただけるよう全力でサポートいたします。