赤ら顔、酒さの悩み
最近肌の相談でよく経験するものに、赤ら顔や酒さと言われる状態の肌の方がおられます。本当に異常に赤い肌の方もあって、これは毎日つらいですねえと思ってしまいます。原因はさまざまで、お酒の飲みすぎの方もあれば、化粧品などのトラブル、あるいはステロイド軟膏などの特殊な軟膏を長期に続けすぎた場合、内服薬による副作用、他には全く原因不明の場合など一人ずついろいろの状況があるように思います。まず原因がわかっている場合は日常生活の指導が必要になります。それ以外に治療方法としてはいくつかの方法が効果があると言われています。もちろん効果には個人差があり、効果が出る方もあれば、あまりはっきりしない方もあって、いろいろ試みて、自分に合っているものを探してもらうということになっています。簡単にすぐ治るものでもないので、根気よくご本人にも頑張っていただく必要があります。当院で行っている治療はフォトフェイシャルによるもの、ミノマイシンの長期の内服療法、最近開発されたタクロリムス軟膏などによる治療、さらにイオン導入などです。ご相談をご希望の方は、院長の高柳と看護師長の中川の二人がいる日の予約をとっておいでください。