リフト効果のある脂肪注入
顔にたるみがある場合、大きい効果はもちろんフェイスリフトが一番確実です。10年から15くらい若返ることができるわけですが、たるみがわずかというケースもあります。このような場合、対策の一つは脂肪注入です。もちろんフィラーでもかまいませんが、ヒアルロン酸やレディエッセのような吸収性もものであれば、定期的に補充が必要になります。
その点脂肪注入は一度生着すれば、ずっとこの脂肪が残りますので、効果の持続の点では有利です。この脂肪注入をうまく行うとリフト効果が得られます。基本的に脂肪が顔の上のほうに多めに入ると、皮膚が持ち上がったように見えます。たとえばほほなら上のほうに多く、下のほうに少な目に脂肪注入をすると皮膚が持ち上がったように見えます。
またもう一つのテクニックとしてはほほ骨などの上側にすこし脂肪を注入しておくと、骨の上側で皮膚を引き上げる力が生まれます。これにより注入部位より下側のリフト効果が得られることになります。皮膚そのものは脂肪注入で張りが出ますので、皮膚も若い印象が出ることになります。
このような方法を使用して、脂肪注入で顔のたるみに対してリフト効果を出すことができます。脂肪注入は翌日までのテーピングが必要なだけで、翌日からは化粧も洗顔も入浴も可能になります。また抜糸もありませんので、とても楽な方法というわけです。注入のための針穴もすぐ消えてわからなくなります。