低用量ピルのおすすめの種類とクリニック!目的別人気ランキングと料金の目安

低用量ピルのおすすめの種類とクリニック!目的別人気ランキングと料金の目安

2025-04-22

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低用量ピルは避妊効果だけでなく、生理痛やPMS(月経前症候群)の改善、ニキビや肌荒れの軽減など、日常の悩みに幅広く対応できる薬として多くの女性に選ばれています。
しかし、種類が非常に多く、料金もクリニックごとに差があるため、「どのピルを選ぶべきか」「どのクリニックが続けやすいか」で迷う人も少なくありません。

この記事では、目的別の低用量ピルの人気ランキングや選び方、1ヶ月あたりの料金相場、オンライン診療対応のおすすめクリニックの比較情報まで紹介しています。

初めて服用を検討している方も、すでに使用中でクリニックの乗り換えを考えている方も、ぜひ最後までチェックしてください。

低用量ピルの種類一覧と目的別のおすすめ

国内で処方できる低用量ピルの薬はジェネリック医薬品を含めて17種類あり、そのうち1種類を選んで服用します。

低用量ピルの種類のうち、おすすめなのは第2世代~第3世代に開発された低用量ピルです。

世代別の低用量ピルの種類

世代別の主な低用量ピル

低用量ピルは開発された時期によって「世代」という考え方で分類されており、最初に開発された第1世代から、現在は第4世代まで存在します。

世代ごとに含有するプロゲステロン(黄体ホルモン)の種類と量が異なり、作用の特徴が少しずつ異なります。

開発世代別の低用量ピル
プロゲステロンの種類 該当する薬
第1世代 ノルエチンドロン ・ルナベルLD
・フリウェルLD(後発品)
第2世代 レボノルゲストレル ・トリキュラー
・アンジュ
・ラベルフィーユ(後発品)
・ジェミーナ
第3世代 デソゲストレル ・マーベロン
・ファボワール(後発品)
第4世代 ドロスピレノン ・ヤーズ
・ドロエチ(後発品)
・ヤーズフレックス

※避妊目的の処方は不可。LD(Low Dose) = 低用量

低用量ピルは世代によってホルモンの作用や副作用の特徴が少しずつ異なるため、体に合わない場合には薬を変更することが可能です。

世代別の低用量ピルにおける主な特徴

第1世代 生理痛緩和
第2世代 不正出血が起きにくい
第3世代 生理周期が安定しやすい
ニキビや肌荒れの改善
第4世代 月経困難症の改善
むくみにくい

現在、低用量ピルの主流となるのは第2世代、第3世代です。

クリニックではアンジュ、トリキュラー、マーベロンと、各薬のジェネリック医薬品(ラベルフィーユ、ファボワール)を取り扱っている場合が多く、特別な希望がなければこの中から処方されることが多いです。

第4世代の薬としては超低用量ピルが多く開発されましたが、ピルとしての歴史はまだ浅いため、実際に避妊効果はあるものの避妊目的の処方は認められていません。

相性(そうせい)ごとの低用量ピルの種類

低用量ピルは、薬の種類によってホルモンの配合バランスが異なります。

2種類のホルモンをすべての錠剤分に一定の量で配合したものを「1相性」、錠剤ごとに配合バランスを変化させ、3段階に分けたものを「3相性」と呼びます。

※現在国内では2相性ピルの取り扱いはありません。

1相性の低用量ピル
1相性の低用量ピル

マーベロン、ファボワールなどの1相性の低用量ピルには、実薬21錠のすべてに2種類のホルモンが一定量で含まれています。

PMS改善により有効で、生理周期を調整しやすい特徴があります。

3相性ピルの低用量ピル
3相性の低用量ピル

トリキュラー、アンジュ、ラベルフィーユなどの3相性の低用量ピルには、実薬21錠に含まれる2種類のホルモンの配合量が3段階で調整されています。

元からあるホルモンの変化に合わせた配合バランスにより、不正出血が起こりにくいのが特徴です。

低用量ピルの21錠タイプと28錠タイプの違い

生理周期の28日間を1サイクルとし、28日間連続で決められた錠剤を飲むサイクルを繰り返します。

低用量ピルには21錠または28錠タイプがあり、21錠のうち7日間は薬を飲まない休薬期間があるタイプと、28錠分毎日飲むタイプのどちらかを選択できます。

21錠タイプ 28錠タイプ
21錠タイプの低用量ピル
7日間の休薬期間中に生理がくる
28錠タイプの低用量ピル
7日間の偽薬期間中に生理がくる

28錠タイプは、28錠のうち7錠は偽薬(プラセボ)がセットになっており、薬の飲み忘れを防止するための措置です。

どちらを選んでも避妊効果や料金に違いはないため、多くの場合は28錠タイプが処方されます。

特別なこだわりがない限りは、習慣づけやすい28錠タイプのほうがおすすめです。

目的別で選ぶおすすめの低用量ピル

低用量ピルは、避妊だけでなく生理痛やPMS(生理前症候群)、肌荒れなどにも効果がある薬です。
そのため、服用する目的に応じて選ぶべき種類が異なります。

例えば、避妊が目的の方は3相性の低用量ピル、PMSや生理痛を和らげたい方は第3世代の低用量ピルがおすすめです。
肌荒れやニキビの改善を期待する方にも第3世代の低用量ピルが向いており、皮脂の分泌を抑える作用があります。

どの目的で服用する場合も、医師の診察を受けながら、自分の体質や悩みに合わせて選ぶことが大切です。

目的別のおすすめ低用量ピル
目的 おすすめの低用量ピル 特徴
避妊をメインにしたい トリキュラー/ラベルフィーユ 不正出血が起きにくく、自然なホルモンバランスに近い
PMS・生理痛を軽減したい マーベロン/ヤーズ ホルモンバランスを安定させやすく、生理周期を整える
月経困難症を改善したい ルナベルLD/フリウェルLD ホルモンバランスを安定させやすく、生理周期を整える
肌荒れ・ニキビを改善したい マーベロン/ヤーズ 皮脂の分泌を抑え、肌トラブルの予防にも有効

目的に合ったピルを選ぶことで、避妊以外のメリットも最大限に引き出せますが、自分で最適なものを選ぶのは難しいです。
まずは医師の診察を受けて、服用の目的に合ったピルを処方してもらってください。

1ヶ月にかかる低用量ピルの料金目安と保険適用の条件

低用量ピルには毎月およそ2,000~3,000円の出費が発生していきます。

はじめてクリニックで低用量ピルを購入する場合、薬の入手までに必要な費用は以下の通りです。

低用量ピルの費用相場の目安
オンラインクリニック 婦人科・病院
保険適用の条件 基本は保険適用なし

※保険医療対応クリニックの場合は適用


月経困難症や子宮内膜症の治療は保険適用(3割負担)

※避妊目的の場合は保険適用なし

薬代(月) 2,000~3,000円 保険医療:800~2,500円
自費診療:2,500~3,000円
薬の配送料 500~800円 なし
初診料 0~1,500円 保険医療:800~1,000円
自費診療:2,000~3,800円

※時間外診療は追加料金発生の可能性あり

再診料 500~1,000円 保険医療:300~500円
自費診療:500~1,000円

※時間外診療は追加料金発生の可能性あり

検査費用 なし 1つの検査あたり
保険医療:1,500~2,000円
自費診療:5,000~6,000円
避妊目的の低用量ピルはどこで診療しても料金は変わらない
低用量ピルの保険適用は安い?

妊娠は病気や疾患ではないため、どこで低用量ピルを処方して避妊が目的の場合は自由診療となるため、保険適用にならず全額自費での支払いとなります。

低用量ピルはどこで診療しても、避妊目的の場合は料金の目安に違いはありません。どこで診療しても共通で必ず必要になる費用は、低用量ピル1シートずつの代金です。

オンライン診療の場合は自宅に薬を郵送する際に、別途配送料が必要となります。

薬代以外の初診料・再診料は、クリニックによっては薬代に含まれていることもあります。薬代を含めて、月に3,000円程度をみておけば良いでしょう。

そこへ診療代や検査代などに細かな諸費用が加わり、支払いの総額がクリニックによって異なります。

注意すべきなのは、「保険適用が必ずしも安くなるわけではない」という点です。

診察料 + 低用量ピルの平均費用
オンラインクリニック 保険適用なし:4,500円程度
婦人科や病院 保険適用あり:3,500円程度
保険適用なし:5,000~10,000円程度(検査内容による)
保険適用の低用量ピルは確かに安いが検査代は必要となる

月経困難症や子宮内膜症の治療が必要と診断された場合は、低用量ピルのLEP製剤の処方対象となり、保健が適用されます。

保険医療の対象になると支払額は3割負担になり、自由診療よりも1,000~1,500円ほど負担額が減ります。

しかし、保険が適用されるためには低用量ピルの薬代以外に内診や血液検査、超音波検査などの検査費用が別途必要になるケースが多いです。

さらに、婦人科や病院では時間外や休日の診療になると診療代が別途加算されることがあり、保険適用されても1度の診療で支払い額が1万円を超えるケースもあります。

できる限り料金を抑えたいのであれば、避妊目的の方はオンライン診療を、生理や子宮の状態に不安がある方は婦人科や病院での診療を選ぶのが望ましいです。

低用量ピルを購入するクリニックのおすすめの選び方

低用量ピルを処方できるクリニックや診療サービスは、オンライン診療を含めて全国に多数あります。

しかし、いざ診療をしてみると「低用量ピルが体に合わないが他の薬に変更できない」ケースや、「支払い金額が高く続ける余裕がなくなった」というケースもあります。

最初のクリニック選びに失敗すると、その後クリニックを変更するたびに初診料がかかり、予約・問診・診療をはじめから行う手間も発生してしまいます。

低用量ピルでしっかりと避妊効果を得るために、継続して飲み続けることが必須です。

低用量ピルの購入先を選ぶポイントとして、以下の3点を抑えたクリニックを選びましょう。

  1. 第2世代または第3世代の低用量ピルの取り扱い種類が多いこと

    薬の成分はどこで購入しても変わりませんが、クリニックによって取り扱う低用量ピルの種類が異なります。

    改良されてより副作用を低減させた第2世代~第3世代の低用量ピルは、不正出血が少ない、生理周期を安定させやすい、ニキビなどの肌荒れの軽減効果に期待できるなどメリットが多い薬です。

    そのため、これら5種類の低用量ピルを取り扱っているクリニックがおすすめです。


    第2世代 アンジュ、トリキュラー、ラベルフィーユ(トリキュラーのジェネリック医薬品)
    第3世代 マーベロン、ファボワール(マーベロンのジェネリック医薬品)

    クリニックによっては1~2種類しか低用量ピルを取り扱っていないこともあります。

    途中で体に合わなくなった場合でも、すぐに別の薬に変更できるよう、低用量ピルの種類をより多く取り扱っているクリニックのほうが継続しやすいと言えます。

  2. 定期便とまとめ買いが利用できて年間の支払い総額がお得なこと

    低用量ピルは28日間分(28錠)を1シートと数え、1年間で約12シート~13シート分を服用していきます。

    低用量ピルは飲み忘れると避妊効果を保てないため、1シート目が飲み終わりそうなタイミングで、次のシートを用意しておかなければなりません。

    その都度購入手続きをするよりも定期便にしておくと、買い忘れることなく次のシートが自動的に届きます。

    同時に数ヶ月分をまとめて購入すると送料の負担額が減るため、低用量ピルは最低3シート以上のまとめ買い+定期購入をおすすめします。

    まとめ買いでお得になるクリニック選び

    まとめて購入した特典によって薬代が割引になるクリニックを選べば、支払う総額が安くなりさらにお得です。

    単純に1シート分の料金で選ぶのではなく、継続したときにコストを抑えられるクリニックを選択してください。

  3. 薬代以外の諸費用が抑えられること

    低用量ピルの薬代が安いと感じたクリニックでも、診察料や配送料が高い場合があります。

    一括購入ができないオンラインクリニックを選んでしまった場合、購入のたびに配送料が必要となり、年間ではおよそ配送料だけで6,000円の負担に。

    もしも半年間に1回診察した場合は、年間で3,000円程度の出費です。

    合計すると、低用量ピル以外の諸費用だけで1万円程度も支払うことになってしまいます。

    薬代以外の費用を抑えるクリニック選び

    薬代にくわえて、診察料、配送料、その他の費用が必要ないクリニックを選べば、出費を抑えることができます。

    低用量ピルは毎日継続して飲み続けなければ効果が得られないため、できる限り費用を抑えながら続けられるクリニックを選びましょう。

低用量ピルのオンライン購入におすすめのクリニック比較

低用量ピルの処方が可能なクリニック一覧から、より継続しやすいクリニックを見つけましょう。

以下の表は、第2世代~第3世代の低用量ピルの取り扱いがあるオンライン診療のクリニック一覧です。

支払い総額や諸費用がお得なクリニック選びに役立ちます。

オンライン診療ができるおすすめクリニックの低用量ピル料金

定期便の薬代 薬以外の諸費用 処方できる低用量ビル
エニピル 1シート:初回2,563円
12シート:初回22,176円
初診料:無料
再診料:無料
配送料:550円
システム手数料:初回のみ3,300円
シンフェーズ
トリキュラー
ラベルフィーユ
アンジュ
マーベロン
ファボワール
超低用量ピルあり

※ルナベルLDは現在停止中

メデリピル 1シート:2,970円
12シート:初回27,225円

※まとめて購入は送料無料

初診料:無料
再診料:無料
配送料:550円
シンフェーズ
トリキュラー
ラベルフィーユ
アンジュ
マーベロン
ファボワール
超低用量ピルあり
スマルナ 1シート:2,980円
12シート:28,560円
初診料:無料
再診料:無料
配送料:無料
低用量ピル
超低用量ピル
各5種類取り扱い

低用量ピルの種類が多く複数シート購入がお得

エニピル
低用量ピルの料金 診察料 薬の配送料
定期便1ヶ月
初回2,563円
※2回目以降は3,278円
0円
初回は別途システム利用料3,300円
550円
診療方法 サポート体制
電話診療
予約後、最短30分以内に診療開始
LINEから相談可能
メッセージや相談での質問も可能

エニピルで処方される低用量ピル

  • ラベルフィーユ28錠
  • マーベロン28錠
  • ファボワール28錠
  • トリキュラー28錠
  • アンジュ28錠

エニピルは、トリキュラー・ラベルフィーユ・ファボワールなどの低用量ピルを処方可能な、オンライン診療サービスです。
避妊や月経トラブルの治療目的だけでなく、ホルモンバランスに不安がある方にも対応できる処方が特徴です。

診察料は初回にシステム利用料がかかる以外は無料で、薬の変更や副作用の相談も追加費用なしで対応可能なので、服用を継続していく際にも安心です。
さらに吐き気止めや妊娠検査薬の同時処方も可能で、ピル服用に伴う体調変化に細やかに備えることができます。

エニピルのピル処方の詳細
診療医師 提携医療機関の医師
診療時間 24時間
医師の対応が可能な時間帯
当日診療 可能
薬の到着まで 最短翌日
15時までの決済で当日発送が可能
アフターピルのバイク便は一部地域限定、送料加算
薬の受取 自宅に郵送
品名表記:「雑貨またはサプリメント」
利用年齢 45歳まで
決済方法 クレジットカード
後払い
銀行振込
※後払いは手数料340円
診療予約 公式サイトで問診票を記入

\おまとめセットは初回分が安くなる/

低用量ピルの1ヶ月定期は初回無料で利用可能

メデリピル
低用量ピルの料金 診察料 薬の配送料
定期便1ヶ月
2,970円(2回目以降)

初回はピル代無料
※3回の定期継続が必要

0円
中用量ピル・アフターピルは1,650円
550円
6シート、12シートおまとめプランは無料
診療方法 サポート体制
電話/ビデオ通話
オンラインで診療予約や決済まで完結
診療が丁寧
現役産婦人科医のみが診療

メデリピルで処方される低用量ピル

  • ラベルフィーユ28錠
  • マーベロン28錠
  • ファボワール28錠
  • トリキュラー28錠
  • アンジュ28錠

※35,640円(税込)の決済後、次回の配送分から割引が適用となります。

※割引の適用は低用量ピルのみとなります。

メデリピルは、ラベルフィーユ・マーベロン・ファボワールなどの低用量ピルを中心に取り扱い、症状やライフスタイルに応じた処方が受けられるオンライン診療サービスです。
現役の産婦人科医が診察を担当してくれるので、ピルの変更や副作用への対応も相談しやすいのが特長です。

LINEを使った診療の流れは非常にシンプルで、診療予約から決済、配送までを一元管理できます。
6シートまたは12シート単位の定期購入で、1シートあたりの料金がお得になる割引制度も用意されています。

メデリピルのピル処方の詳細
診療医師 提携医療機関の医師
助産師によるビデオ通話の診療が可能
診療時間 7:00~24:00
当日診療 可能
薬の到着まで 最短翌日
薬の受取 自宅に郵送
品名表記:「雑貨」
利用年齢 45歳未満
18歳未満は保護者の同意・診療同席が必須
決済方法 クレジットカード
NP後払い
Paidy
Amazon Pay
auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い
※後払い手数料227円
診療予約 公式LINEをともだち追加

\現役産婦人科医のフォローあり/

定期便利用で低用量ピルが割引になる

スマルナ
低用量ピルの料金 診察料 薬の配送料
定期便1ヶ月
2,980円~

※初回限定1,880円
12シートが6,000円割引

0円
中用量ピル・アフターピルは1,500円
0円
診療方法 サポート体制
チャット/ビデオ通話
専用アプリで診察から決済まで完結
いつでも無料相談OK
ピル以外のことも気軽に相談可能

スマルナで処方される低用量ピル

  • ラベルフィーユ28錠
  • マーベロン28錠
  • ファボワール28錠
  • トリキュラー28錠
  • アンジュ28錠

スマルナでは、避妊や月経コントロールの目的で多くの人に使用されるトリキュラーやマーベロン、ラベルフィーユなどの低用量ピルを豊富に取り揃えています。
アプリひとつで問診・診療・決済・配送まで完結し、利便性の高さとサポート体制の丁寧さから、オンライン診療初心者にも選ばれています。

定期配送プランを利用すれば、毎月自動でピルが届くため、飲み忘れや買い忘れの心配がありません
また、土日祝の診療にも対応しているため、平日が忙しい方でも利用しやすい点も魅力です。

※スマルナは先発医薬品と後発医薬品の価格が異なります。
定期便1ヶ月料金 先発医薬品2,980円、後発品3,380円

スマルナのピル処方の詳細
診療医師 提携医療機関の医師
全医師がオンライン診療研修済み
診療時間 24時間対応
休診中の医師以外の対応が可能
当日診療 可能
薬の到着まで 最短翌日
18時までの決済で当日発送が可能
北海道・沖縄・離島は翌々日到着
薬の受取 自宅に郵送
品名表記:「雑貨」
利用年齢 18歳以上
決済方法 クレジットカード
NP後払い(商品到着後コンビニで後払い可能)
診療予約 公式アプリをインストール
iOS、Android、iPadOS、macOS対応

\ピル初心者にもおすすめ!/

2年目以降はピル代が割引になる

ピルマル
低用量ピルの料金 診察料 薬の配送料
定期便1ヶ月
2,641円
12回まとめ買いなら1ヶ月あたり1,946円
0円 550円
※初回のみ送料無料
診療方法 サポート体制
電話/ビデオ通話
空き次第で当日予約可能
すべて産婦人科医が対応
再診予約をすれば相談も可能

ピルマルで処方される低用量ピル

  • ラベルフィーユ28錠
  • マーベロン28錠
  • ファボワール28錠
  • トリキュラー28錠
  • アンジュ28錠

ピルマルは、ラベルフィーユやマーベロンといった定番の低用量ピルに対応しており、品質・信頼性のある薬を安定的に提供しているサービスです。
診療から配送まですべてが明確な価格設定で進められ、月額の支払額を把握しやすいため、かかる費用の管理を重視する方に適しています。

2年目以降は一部ピルにおいて5%の割引が適用されるため、長期服用を前提とした利用にも向いています。

ピルマルのピル処方の詳細
診療医師 提携医療機関の医師
診療時間 9:00~22:00
休診中の医師以外の対応が可能
当日診療 可能
薬の到着まで 診療当時~翌営業日に発送手続き
薬の受取 自宅に郵送
品名表記:「雑貨またはサプリメント」
利用年齢 45歳まで
決済方法 クレジットカード
コンビニ払い
銀行振込
診療予約 LINEログインを利用しユーザー登録
※LINE登録時のアドレスとパスワードが必要

\かかる費用もわかりやすい/

LINEで低用量ピルの処方が可能

レバクリ
低用量ピルの料金 診察料 薬の配送料
定期便1ヶ月
2,600円
単品購入も可能
0円 550円
※代引きの場合は手数料550円
診療方法 サポート体制
電話/ビデオ通話
約1時間後には予約の空きあり
カウンセラー&医師の診療
時間をかけて丁寧な診察

レバクリで処方される低用量ピル

  • ラベルフィーユ28錠
  • マーベロン28錠
  • ファボワール28錠
  • トリキュラー28錠
  • アンジュ28錠

レバクリは、LINEでマーベロンやトリキュラーなどの低用量ピルの処方を受けられる、手軽さを重視したオンライン診療サービスです。
操作が直感的でわかりやすく、スマホ操作に不慣れな方やネット診療が初めての方にも配慮されています。

診療時間は朝8時から夜24時までと長く、土日祝にも対応しているため、忙しい平日でも自分の都合で診察を受けられます。
月額2,500円から低用量ピルを始められる定期便プランがありますが、2年目以降の割引などはありません。

レバクリのピル処方の詳細
診療医師 カウンセラー、提携医療機関の医師
診療時間 8:00~22:00
当日診療 可能
薬の到着まで 診療当時~翌営業日に発送手続き
薬の受取 自宅に郵送
匿名配送を選択できる
利用年齢 16歳以上~40歳未満
※18歳未満は保護者の同意書・診療同席が必須
決済方法 クレジットカード
代金引換
診療予約 公式サイトからユーザー登録

\スマホで手軽に利用できる!/

対面での通院もできる

クリニックフォア

※診察時間は日によって異なる場合があります。

※クーポンコード「PILL1950」を入力で12ヶ月まとめて定期が1シートあたり1,950円~

※クーポン利用の場合でも薬の処方がない場合には診察料がかかります

※ピルの配送日は診療時間や配送先により異なります

低用量ピルの料金 診察料 薬の配送料
定期便1ヶ月
2,783円
1,650円
※クーポン利用で初診料無料
※薬の処方がない場合は診察料がかかります
550円
診療方法 サポート体制
ビデオ通話
希望者は対面診療も可能
服薬管理機能あり
飲み忘れ防止サービスも使用可能

クリニックフォアで処方される低用量ピル

  • ラベルフィーユ28錠
  • マーベロン28錠
  • ファボワール28錠
  • トリキュラー28錠
  • アンジュ28錠

クリニックフォアではマーベロン・ラベルフィーユ・ファボワールなどの低用量ピルを中心に、症状や体調に応じた処方が可能です。
オンラインと実店舗の両方で診療を受けられる体制が整っているため、通院と使い分けたい方にも向いています。

低用量ピルは定期購入・単品購入の両方に対応していて、LINEを利用した服用の管理にも対応しています。

クリニックフォアのピル処方の詳細
所在地 全国に11医院あり(※2024年12月時点) 東京、大阪、埼玉
診療医師 当クリニックの医師
診療時間 7:00~24:00(※土日祝日は診療時間が異なる)
当日診療 可能
薬の到着まで 最短翌日(16時までの決済)
薬の受取 自宅に郵送
品名表記:「お品物」
利用年齢 18歳以上
決済方法 クレジットカード
Paidy
GMO後払い
代金引換
Amazon Pay
診療予約 公式サイトから予約

\オンライン・来院の両方に対応/

低用量ピルの料金 診察料 薬の配送料
定期便1ヶ月
2,959円
はじめて割あり
会員ランクに応じて割引率UP
1,650円
※相談診察のみは550円
550円
※アフターピルは770円
※最短到着希望は別途220円
※センター留めや局留め、バイク便利用は別途加算
診療方法 サポート体制
電話
予約の空きがあれば当日診療も可能
産婦人科医が診療対応
ピル以外のことも相談できる

マイピルで処方される低用量ピル

  • ラベルフィーユ28錠
  • マーベロン28錠
  • ファボワール28錠
  • トリキュラー28錠
  • アンジュ28錠
  • シンフェーズ28錠

マイピルは、LINEで診療予約から相談、配送まで完結できる点と、丁寧なフォローアップ体制が魅力です。
初回は1シートからお試し購入できるので、自分に合うかどうかを見極めながら始めることができます。

服用中の副作用や不安に対しても、医師に何度でも無料相談ができる安心のサポート体制です。
シンフェーズやトリキュラー、ラベルフィーユなどが処方可能で、目的や体質に応じた選択肢を提案してもらえます。

マイピルのピル処方の詳細
診療医師 提携医療機関の医師
診療時間 8:00~20:00
休診医師以外の対応が可能
当日診療 可能
薬の到着まで 最短翌日
※平日16時、土日祝12時まで完了で当日発送
※一部地域は翌日到着の対象外
薬の受取 自宅に郵送
配送センター留めや郵便局留めの対応可能
品名表記:「品物」
利用年齢 15歳以上~45歳未満
※高校生は学生証の提示が必須
決済方法 クレジットカード
QRコード、スマホ決済
銀行振込
後払い(Paidy、コンビニ払い、郵便局払い)
※後払い手数料10%、55,000円以下のみ対応
※アプリから他の支払い方法も選択可能
診療予約 公式サイトからWeb予約
低用量ピルの料金 診察料 薬の配送料
定期便1ヶ月
2,673円
1,500円 無料
※単品購入の場合550円
診療方法 サポート体制
電話/ビデオ通話
アプリ不要
服用から2週間以内は無料診察OK
万が一のトラブルや相談に対応

ピルユーで処方される低用量ピル

  • マーベロン28錠
  • ファボワール28錠
  • トリキュラー28錠
  • アンジュ28錠

ピルユーは、美容医療グループ「ルサンク」が運営しており、オンラインで手軽にピルを処方してもらえます。

処方できるピルはマーベロン、トリキュラーなどに限られますが、プランは3種類とシンプルで選びやすく、初めての方にも向いています。
平日22時まで診療可能なため、仕事終わりでも受診しやすい点も魅力です。

ピルユーのピル処方の詳細
診療医師 提携医療機関の医師
診療時間 9:00~22:00
当日診療 可能
薬の到着まで 最短翌日
※平日15時、土日祝13時までに決済まで完了で当日発送
※北海道・九州・沖縄は2日間ほどかかります
薬の受取 自宅に郵送
品名表記:「化粧品」
利用年齢 医師の診察による
決済方法 クレジットカード
コンビニ後払い
※定期便はクレジットカードのみ
診療予約 公式サイトからWeb予約
低用量ピルの料金 診察料 薬の配送料
定期便1ヶ月
2,783円
1,650円 550円
※定期便は無料
診療方法 サポート体制
ビデオ通話
診療時間と曜日が限られる
服用2週間以内は無料診察OK
医師・薬剤師・看護師によるサポート

おうちでクリニックで処方される低用量ピル

  • ラベルフィーユ28錠
  • マーベロン28錠
  • ファボワール28錠
  • トリキュラー28錠
  • アンジュ28錠
  • シンフェーズ28錠

おうちでクリニックは、LINEで手軽に診療でき、予約不要でそのまま問診から配送までスムーズに進められます。
ラベルフィーユやトリキュラーなどの低用量ピルを取り扱っており、都度購入もできるため無駄なく使えるのが特徴です。

女性医師が多数在籍しているため、デリケートな悩みも相談しやすい環境が整っています。

おうちでクリニックのピル処方の詳細
診療医師 提携医療機関の医師
診療時間 月、火、木、金、土
10:00~13:00/15:00~19:00
当日診療 可能
薬の到着まで 最短翌日
※平日15時、土日祝13時までに決済まで完了で当日発送
※北海道・九州・沖縄は2日間ほどかかります
薬の受取 自宅に郵送
品名表記:「雑貨」など
利用年齢 18歳以上~40歳未満
決済方法 クレジットカード
コンビニ後払い
※定期便はクレジットカードのみ
診療予約 公式サイトからWeb予約
低用量ピルの料金 診察料 薬の配送料
定期便1ヶ月
2,937円
※定期は6シートまたは13シート
1,500円 550円
※定期便は無料
診療方法 サポート体制
チャット・ビデオ通話
生理周期アプリとは異なる専用アプリ
医師への相談はしづらい
診療後相談はアプリではなく問い合わせが必要

ルナルナおくすり便で処方される低用量ピル

  • ラベルフィーユ28錠
  • マーベロン28錠
  • ファボワール28錠
  • トリキュラー28錠
  • アンジュ28錠

ルナルナおくすり便は、生理日管理アプリ「ルナルナ」と連携して、服薬スケジュールや周期を一括管理できる便利なサービスです。
毎月定額でピルが届くので、買い忘れや飲み忘れを防ぎやすく、管理の負担が軽減されます。

処方されるピルはラベルフィーユやファボワールが中心で、スマホと連動した管理をしたい方に向いています。

ルナルナおくすり便のピル処方の詳細
診療医師 提携中の医療施設勤務の医師
診療時間 医師による
当日診療 可能
薬の到着まで 最短翌日
※北海道・沖縄・離島は数日かかる
薬の受取 自宅に郵送
中身は分からない梱包
利用年齢 18歳以上~49歳未満
決済方法 クレジットカード
※銘柄によっては使用不可
診療予約 公式サイトからWeb予約
https://okusuri.lnln.jp
低用量ピルの料金 診察料 薬の配送料
1ヶ月分
3,300円
※ジェネリック取り扱いはなし
1,000円
※2回目以降は処方料220円のみ
660円
※手数料込み
診療方法 サポート体制
ビデオ通話
Zoomを利用してオンライン診療
メールでも無料相談に対応
PMSの相談などもできる

ケイ・レディースクリニック新宿で処方される低用量ピル

  • マーベロン28錠
  • トリキュラー28錠

ケイ・レディースクリニック新宿では、マーベロンやトリキュラーといった低用量ピルを中心に処方しており、医師・スタッフがすべて女性という安心の体制が整っています。
対面診療だからこそできる丁寧なカウンセリングや、必要に応じた血液検査の実施も可能です。

オンライン診療では不安な方や、都内在住で通院できる環境にある方には特におすすめです。
プライバシーに配慮された空間で、納得のいくピル処方を受けられます。

ケイ・レディースクリニックのピル処方の詳細
所在地 東京都新宿区西新宿1丁目25-1 新宿センタービル5階
診療医師 当クリニックの医師
診療時間 11:00~12:30
14:30~18:30
休診日なし、日曜・祝日は17:30まで
当日診療 可能
薬の到着まで 離島を除き1~2日
東京23区は即日配達オプション追加可能
薬の受取 自宅に郵送
中身は分からない梱包
利用年齢 月経が来ている方から可能
制限は相談次第
決済方法 クレジットカード
コンビニ決済
診療予約 公式サイトからWeb予約
https://www.klcs.jp/
低用量ピルの料金 診察料 薬の配送料
1ヶ月分
3,250円
※ジェネリック取り扱いはなし
0円 0円
診療方法 サポート体制
チャット・ビデオ通話
LINEから診療予約
診療後のLINE相談無料
医師やカウンセラーの対応可能

エミシアクリニックで処方される低用量ピル

  • マーベロン28錠
  • トリキュラー28錠
  • ヤスミン28錠
  • マーシロン28錠
  • ドロセティル28錠
  • フリウェル28錠

エミシアクリニックはオンライン診療にも対応しているため、遠方からでも継続的な服薬管理が可能です。

低用量ピルはマーベロン・トリキュラー・フリウェルなど、幅広く取り扱っており、症状や目的に応じた最適な提案をしてもらえます。
婦人科・内科・美容のトータルケアを受けたい方におすすめのクリニックです。

エミシアクリニックのピル処方の詳細
所在地 東京都渋谷区神南1丁目-22-8 渋谷東日本ビル4F
診療医師 当クリニックの医師
診療時間 24時間
LINEで医師が対応できる時間帯
当日診療 可能
薬の到着まで 最短翌日
平日17:00、土日祝17:00までの決済で当日発送
薬の受取 自宅に郵送
中身は分からない梱包
利用年齢 18歳以上
決済方法 クレジットカード
代金引換
診療予約 LINEをともだち追加し診療予約
https://emishia-clinic.jp/

低用量ピルは何のために飲む?低用量ピルの基本

低用量ピルとはどんな薬?

低用量ピルは避妊効果に加えて生理痛やPMS症状の改善効果があり、生理の苦痛に悩む女性に常用薬として使われています。

ピルの種類のうちエストロゲンの含有量が50μg(マイクログラム)未満のものを「低用量」と分類され、高い避妊効果のまま体への副作用を抑えた薬が低用量ピルです。

現在国内で一般的に「ピル」と呼ぶ薬は、ほぼ低用量ピルのことを指しています。

低用量ピルとはどんな薬?

  • 2種類の女性ホルモンを配合した「飲む避妊薬」
  • 毎日1錠ずつ飲み、生理や排卵をコントロールする
  • 低用量なので副作用を抑えられる

Point

  1. 避妊成功率 99.7%
  2. 生理痛やPMSの改善に◎
  3. コンドームによる避妊が不安な方に
Q
低用量ピルと超低用量ピルの違いは?
A

低用量ピルの仲間で、さらにエストロゲンの含有量を20μgにまで減らすことで副作用を軽減した超低用量ピルが存在します。

2種類のピルの違いは、薬の使用目的です。
超低用量ピルは月経困難症や子宮内膜症の治療薬で、避妊効果はあるものの試験結果が認可されておらず、避妊目的のピルとしては処方できません。

低用量ピルの避妊効果と初期に起こりやすい副作用

低用量ピルの主な効果は避妊ですが、ホルモンバランスが安定する相乗効果で生理痛が和らいだり、生理前の腹痛や倦怠感、気分の落ち込み、ニキビや肌荒れが軽減されたりなど、生理にまつわる不快な症状の軽減にも期待できます。

ただし、低用量ピルを飲み始めた初期には副作用の症状が現れることがあるため注意しましょう。

薬が体に慣れるまでの間3ヶ月目ごろまでは、吐き気やむくみ、不正出血といった初期症状が出やすい時期です。

また、低用量ピルを飲み続けることで血栓症という病気のリスクがわずかに上昇するため、服用の際には効果と副作用の理解が必要です。

低用量ピルの効果と副作用

効果
     
  • 避妊
  • 生理痛の緩和
  • 生理の周期をコントロールする
  • PMS(月経前症候群)の改善
  • ニキビや肌荒れの改善
副作用
  • 吐き気
  • むくみ
  • 頭痛
  • 腹痛や下痢
  • 不正出血
  • 乳房の張り

血栓症のリスクの観点から、低用量ピルを服用できるのは初潮を終えた方(およそ10~12歳)から35歳までの喫煙者、または40歳までの非喫煙者のみです。

未成年者に処方する場合は親権者の同意書を必要とするクリニックがほとんどのため、低用量ピルを購入する際は必ず医師の診察を通してください。

そもそも日常をきたすほどの生理痛や嘔吐、頭痛に悩まされている方は月経困難症の可能性があるため、より副作用を抑えた超低用量ピルの服用を検討してください。

吐き気や体重増加など、ピルを服用することによるリスク

いつから避妊できる?低用量ピルを飲み始めるタイミング

低用量ピルの避妊効果を最短で得られる日は、次の生理が始まった日~1週間以内と考えておきましょう。

1錠目を飲み始めるタイミングは、次の生理がくる日を待つことになります。

生理が終了したばかりの方は、次の生理までの期間は引き続き自主的な避妊が必要です。

低用量ピルにはDay1スタートとサンデースタートの2通りあり、避妊効果の出るタイミングと生理がくるタイミングが異なります。

低用量ピルで避妊効果を得られるタイミング
Day1スタート サンデースタート
向いている人 生理予定日が近く、かつ最短で避妊効果がほしい方 週末に生理が重い1~3日目がぶつかるのを避けたい方
飲み始める日 次の生理が始まった初日 生理開始日の最初の日曜日から飲み始める
避妊効果が出る日 飲み始めた日から 飲み始めた7日目から

週末に生理を避けられることや生理がくる曜日が固定されるメリットから、サンデースタートが好まれる傾向にありますが、どちらを選んでも避妊効果に違いはありません

任意の日に生理日がくるように調整したい方は、月経移動ピルについての解説記事を参考にしてください。

低用量ピルを飲むと将来は妊娠しづらくなる?

低用量ピルを飲み始めても、将来妊娠しづらい体質に変わることはありません。

低用量ピルを中止した後はおよそ1~3ヶ月程度で排卵の周期が元に戻り、再び妊娠できる状態になります。

生理不順だった方は低用量ピルによって日ごとにホルモンが安定していき、徐々に「28日間で1サイクル」の生理周期へ整っていきます。

同時に排卵のタイミングが安定していくため、低用量ピルが妊娠のサポートにつながる可能性もあります。

生理周期を安定させる低用量ピルのシート
低用量ピルに不妊治療の効果がある?

低用量ピルに不妊治療の効果があるわけではありません。
あくまでも服用の目的は避妊ということを忘れないでください。

妊娠したい日が来たら、医師へ相談したうえで低用量ピルの服用を中止しましょう。

避妊用の低用量ピルは、いつでも自分の意志で中止することができます。

低用量ピルを飲み始めたら膣内射精しても大丈夫?

低用量ピルを飲んでいたとしても、当人同士が妊娠を希望しない限りはコンドームの着用が必要です。

女性側が低用量ピルを飲み忘れている可能性や、嘔吐して成分が流れてしまう可能性、ホルモンバランスが乱れて排卵が行われる可能性がゼロではないためです。

加えて、低用量ピルだけでは性感染症のリスクを防止することができません。

低用量ピルとコンドームを使用した性交渉の妊娠確率

避妊効果に関しては、正しく低用量ピルを使用した場合の妊娠確率は0.3%、多少の飲み忘れや飲む時間帯のズレが多少あった一般的な使用で9%というデータがあります。

低用量ピルを飲まずにコンドームのみで避妊している場合、正しい使用方法での妊娠確率は2%ですが、一般的な使用では18%と一気に妊娠確率が高くなります。

ピルとコンドーム使用による妊娠確率

コンドームの使用に失敗するケース(男性側)

  • 射精前後にはコンドームを着用していなかった
  • 性交渉中にコンドームが外れてしまった
  • コンドームの穴や破損に気づかず膣内射精した
  • 手や指に精液またはカウパー腺液がついたまま膣に触れた

低用量ピルの使用に失敗するケース(女性側)

  • 低用量ピルを飲み忘れていた
  • 低用量ピルを飲む時間帯が大幅にズレていた
  • 低用量ピルを飲んでいたが嘔吐してしまった
  • 適切な用量を守っていなかった

万が一このようなことが起きていた場合は、低用量ピルやコンドームを使用しても妊娠する可能性が上がります。

性感染症(性病)は低用量ピルでは防げない

性行為(※)を介して感染する性感染症は、低用量ピルでは防止できません。

※性行為とは、通常の性交渉(性器の挿入によるセックス)だけではなく、口内性交(オーラルセックス)や肛門性交(アナルセックス)を含みます。

以下は、近年でも感染する可能性がある性感染症の一例です。

性行為によって感染する性感染症例

  • 梅毒
  • HIV感染(ヒト免疫不全ウイルス感染)
  • 肝炎(A型肝炎、B型肝炎)
  • 性器クラミジア感染症
  • 尖圭(せんけい)コンジローマ
  • 淋菌感染症
  • 性器ヘルペスウイルス感染症
  • 性器カンジダ症
  • トリコモナス症
  • 毛じらみ症
  • 疥癬(かいせん)

特に梅毒、性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマ、淋病感染症の患者数は、20~30代の男女を中心に近年増加傾向にあるため注意が必要です。

性感染症だけではなく、子宮内膜症の主な原因は性器から感染するウイルスによるものです。

コンドームを使用しない性交渉は様々な感染症を招くリスクがあるため、妊娠を希望しない期間は低用量ピルを飲んでいてもコンドームの着用を心がけましょう。

望まない行為をしないためにはっきりと「NO」の意思表示を!

もしも性交渉相手から膣内射精や望まない性行為を強要されそうになったら、はっきりと「NO」を伝えること。

特に性感染症は増加傾向にあり、コンドームを性感染症のアイテムと捉えていない方もいます。

両者の合意がない限り、相手が誰であってもコンドームは性交渉の必須アイテムです。

低用量ピルを飲み忘れたら避妊効果はいつ消える?

低用量ピルの飲み忘れと避妊効果

低用量ピルをうっかり飲み忘れてしまったとしても、すぐに効果がなくなり妊娠するわけではありません。
最後に低用量ピルを飲んだときから48時間(2日間)以内は、避妊効果が維持されています。

気付いた時点で1錠飲み、続けていつもの時間に2錠目を飲めば、問題なく効果を継続できます。

飲み忘れから48時間以上経つと排卵が再開し、避妊効果が低下または消失する可能性が高くなります。
48時間過ぎてしまった場合は、出血を待ってから服用を再開します。

Point

  1. 服用開始後、7日間連続で服用しなければ避妊効果はない
  2. 低用量ピルは1日に2錠までしか飲めない
  3. 偽薬(プラセボ)は飲み忘れても問題ない

低用量ピルは毎日飲む時間帯を一定にする必要はありますが、2~3時間のズレであれば問題はありません。

ですが、慣れるまでは毎日アラームを設定する、自分なりに飲み忘れない時間帯(就寝前や起床直後など)にするなど、同じ時間帯に飲み続ける工夫で習慣化することが継続のポイントです。

低用量ピルの飲み忘れのボーダーラインは48時間です。

もしも低用量ピルを飲み忘れてしまった期間に性交渉をした場合は、避妊できていない可能性が高いため、アフターピルの服用も検討しましょう。

はじめての低用量ピルはすぐ相談できるクリニックを選ぶのがおすすめ

これからはじめての低用量ピルを考えている場合は、飲み方の疑問やトラブルの対応がすばやくできる環境があるとより安心です。

低用量ピルは飲み方や服用中の注意点が多く、薬の種類も豊富な避妊薬です。

服用前には医師からの説明事項をしっかりと理解する必要があります。

服用を開始したあとにも、「これってどうなの?」と疑問が浮かんだとき、何かトラブルがあったときにすぐ相談できる窓口を見つけておきましょう。

低用量ピルを処方するだけではなく、ぜひ服用中のサポート体制が整っているクリニックを選択してください。