よくある質問
脂肪吸引でほほがこけました
Q. 脂肪吸引でこけてしまった頬への脂肪注入を考えています。コンデンスリッチファットという方法があるそうですが、この方法が最適でしょうか?あるいは遠心分離をしないで注入する方がいい結果が得られるという話もあるようですが、本当ですか? | |
A. 脂肪吸引をした部位への脂肪注入は、皮下の傷による皮膚の伸展性の問題から、生着率のやや低い部位になるので、入れる脂肪は質のかなりいいものでないと、壊死やしこり、溶けて吸収されるなどの問題が出てくるように思います。遠心分離はどうしてもこういう場合必要で、採取した脂肪を直接注入するようなことはかなり危険と思います。脂肪吸引部は皮下にかなりの傷、癒着、硬化があるので、針で多数の穴をあけて、皮膚表面が膨れやすい状態を作りながら注入をしないと、通常の脂肪注入はたとえ質のいい脂肪を注入しても全く生着しないことも多いと思います。この細かい針による剥離操作が絶対に必要です。もちろんこれに質のいい脂肪を入れるということが大切です。コンデンスリッチというのはそのメーカーの装置を使用した脂肪注入のことなので、同じ原理の方法を使用するのであれば、どういうタイプの遠心分離でもいいと思います。結果も差は出ません。むしろ医師の技術がものを言うと思います。 |
下まぶたの逆まつ毛
Q. 下の逆まつげについて悩んでおります。いつもお世話になっている皮膚科で手術を勧められましたが、その
よろしくお願い申し上げます。
A. 一度来院は可能でしょうか?状態を拝見した上で、詳しく相談しましょう。おそらく保険診療で可能と思います。まつ毛の下1ミリのところで皮膚を切除することで治ると思います。当院の診療は予約制になっています。あらかじめ電話、06-6303-7722でご予約の上おいでください。保険証をご持参ください。
眉間を高くして丸みを出したい
Q. 眉間から額にかけてすこしへこみがあります。眉間を中心に高くして丸みを出したいのですが、どういう方法がいいのでしょうか?
A. 方法としてはいくつかのものがあります。一つはプロテーゼを使用する方法です。これは頭髪内を3-5センチほど切開してここから必要な大きさのシリコンのプレートを入れて、ふくらみを作る方法です。もう一つは脂肪の注入です。これはどの部位にも切開がいりません。眉間も翌日くらいまでテーピングをするだけでいいと思います。比較的楽な方法になります。翌日から洗顔も入浴も可能です。ただ一度に多量の注入ができませんので、3か月くらいして追加の注入が必要になることもあると思います。あと一つは真皮脂肪の移植です。これは体のどこかに採取のためのキズが残ります。移植はプロテーゼと同じで、頭髪内を切開して行います。プロテーゼと真皮脂肪の移植は頭髪内の抜糸が10日目くらいになります。洗髪は手術から3-4日目から可能になります。
アクアフィリング
Q. 5年くらい前にアクアフィリングの手術を受けました。その後妊娠、出産後、授乳後くらいからバストの痛みが出てきました。次第に痛みがひどくなっています。乳腺外科で見てもらいましたが、感染はないということですが、痛みの原因は何でしょうか?アクラフィリングが原因で痛みが出るのでしょうか?除去は可能ですか? | |
A. おそらくアクアフィリングによる痛みだと思います。そのものが痛みを起こすということも報告がありますし、感染が起きて痛みが出てくることもあるようです。おそらく妊娠でバスト内に変化が起きて、これが誘因になっているように思います。妊娠や授乳などで痛みが出たり、腫れたりしてくる方が多いように思います。除去も簡単にはいきませんので、乳腺外科で詳しく相談してみてください。液状のものを注射で入れていますので、中でかなり拡散しています。バスト以外の部位に流れてしまうこともよくあります。またしこり、液状、ジェル状のものが混在していることが多く、除去手術はかなり面倒です。どうしても一部は取り残しが出ます。できれば乳腺外科と形成外科でチームを作って治療に当たれるところがいいように思います。除去手術はかなり大がかりなものになる可能性もあります。詳しく検査をして対策を検討する必要があります。 |
フェイスリフトの切開部位について
Q. 切るフェイスリフトで、耳の上の髪の毛の中も切るのでしょうか?その場合、一時的にも血液循環が悪くなることで、キズ周辺の髪の毛が脱毛したり、白髪になってしまったりすることはあるのでしょうか? | |
A. 頭髪内を切開すると多くの場合、キズに1ー2ミリ幅くらいで毛がはえない状態になります。白髪になることはありません。通常の髪型ではわかりませんが、髪をカットする方にはキズがわかります。また現在は頭髪の中を切開するのはあまり世界的にはやらない方法になってきています。これはもみあげが斜め後ろ方向にひきあがってしまうので、結果として顔の面積が広くなるという欠点があるためです。フェイスリフトを将来追加で行うことがあると、耳の前のもみあげがなくなり、ここに植毛をされる方も出てきます。そういうトラブルを防ぐために今はもみあげの前を切開して、もみあげの位置を変更しないという方法が多く行われる方法になっています。このキズは時間がたてばほとんどわからないくらいになります。ごくまれにもみあげの前のキズが目立つ肌質の方もありますので、こういう方の場合は後日切開線にだけ1本ずつ植毛をしてキズをぼかすという方法がとられることがあります。 |
フェイスリフト
Q. ほうれい線の上のたるみが気になっています。なるべく小さい剥離で手術をすることは可能でしょうか?できればミニリフトなどがいいのですが、、。 | |
A. 法令線の上のたるみということになると、ミニリフトでは改善が難しいような気がします。通常のフェイスリフトか、まれにはミッドリフトなどが必要になりそうです。狭い範囲の剥離という手術では改善は無理です。あるいは法令線の状態によっては、ほうれい線のへこみに対して、脂肪の注入を行うことでその上のたるみが改善するケースもあります。これは診察をして状態を確認しないとその適応があるかどうかわかりません。多くの場合は、通常のフェイスリフトと法令線への脂肪の注入を併用すると完璧にきれいに若返ります。 |
FGFの注射
人に会うのがとても辛くなり、凸部分へのケナコルトや脂肪融解注
隆鼻の相談
Q. 鼻を高くしたいのですが、プロテーゼを使用するのと、軟骨を砕いて筋膜で包んで移植するのとどちらがいいのですか?先生のクリニックではどのような方法で行われていますか?
A. それぞれに長所と短所があります。これをそのまま伝えて、患者さん自身に選んでもらっています。プロテーゼの長所はデザインが正確にできること、将来の変形や吸収が起きないこと、採取部がいらないこと、入れかえが簡単にできること、などです。欠点は何年たってもごくまれには感染がありうることです。ただ感染の初発症状は赤みなので、赤みが出た場合に早めに抗生物質を使用すれば半分くらいの方はこれで治ります。万一治らないという場合はプロテーゼを除去する必要があるかもしれません。この場合除去後3-6か月待ってから再度プロテーゼを入れることができます。一方、耳軟骨を砕いて筋膜に包んで入れる方法の長所は将来の感染が起きないことです。欠点は吸収などによる変形がありうること、正確なデザインが難しいこと、採取部にキズが残ること、などです。
腫れぼったいまぶた
Q. まぶたが少し腫れぼったいのが気になります。触ると脂肪があるように感じます。瞼の脂肪取りは可能でしょうか?二重ラインに沿って数ミリ切開して、脂肪を除去するのは可能ですか? | |
A. 脂肪が多いのかもしれませんが、皮膚の厚みがかなりあるという状態も脂肪が多いように見えますので、判断をあやまらないことが大切です。直接診察をすればわかりますが、よくこの間違いをされている患者さんも多いような気がします。他院で脱脂をしたのに腫れぼったい目が全然変わらないという方もよく来院されています。脱脂でいい結果が出る可能性もありますが、あるいは眉下切除などで腫れぼったいまぶたの皮膚をすこし引き上げると、ラインにかぶる皮膚の厚みが減ってすっきりすることもあります。見かけ上の二重の幅はこの場合、すこし広くなりますが、、、。来院は可能ですか?直接診察をすれば、詳しくいろいろの対策を相談できます。 |
色素沈着
Q. 色素沈着はレーザーの治療で薄くなっていきますか?その場合、ライムライト、ヤグレーザーなど どのレーザーが色素沈着には有効でしょうか?
ニードリングで顔に色素沈着とくすみができてしまいました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
A. これは肌質をよく確認しないと判断できません。レーザーで色素沈着を取るということができる場合もありますが、レーザーを当てることによる炎症で、色素沈着が悪化するという可能性もあるわけです。また同じ機種であっても出力によって効果があったり、悪化したりすることもあります。どのレーザーが効果があるというような簡単な話ではないので、ご了解ください。ライムライトについては強い炎症は起きないものなので、試みるのは問題はありません。どなたにも絶対に安全な方法ということになると、炎症を抑える軟膏の使用、内服薬の使用、あるいはその部位を手やタオルなどで強くこすらないなどもとても大切なことです。