よくある質問
豊胸バッグ除去後の管理について
Q. 18年前に豊胸手術を受け、バストにバッグをいれていましたが、同じクリニックで1週間前に除去しました。その後そのクリニックでは包帯もテープも何もいらない、圧迫もいらないということで通院も終わりということになっています。ただメガクリニックの先生の意見をどこかで見たことがあるのですが、たしかバッグ除去後は1か月圧迫固定がいるとか書いてあったように思います。このクリニックの院長は何もいりませんと言っておられますが、正しいですか?今からでも何かしておかないといけませんか?
A. インプラントの除去後は内部に空間が残ります。ここにリンパや出血がたまることがあります。これが起きるとリンパや血液を押し出そうとしてバスト全体が強く収縮することになります。左右上下といろいろの方向に収縮しますので、バストが強く変形することがあります。特に上下方向に収縮がおきると、いきなりおばあさんのバストのように下垂が強くなり、外観上かなりひどい形のバストになってしまいます。これが起きると修正手術は複数回必要になることが多く、きれいなバストになるまで何回も手術が必要になります。こういうトラブルは除去の際にドレーンを入れることと、手術後1か月間バスト全体を軽く包帯やチューブ帯などで入浴時以外ずっと圧迫を続けることで防ぐことができます。とても簡単なことなので、この圧迫固定は必ずおこなってください。このことを知らない医師もとても多いように思います。方法がわからなければ当院においでいただければ、やり方を指導します。
サブシジョン
Q. 二重切開の傷跡にサブシジョン治療をしたいのですが、
A. 実際の状態を拝見しないと費用についてははっきりしません。二重のラインの食い込みの問題ですね?サブシジョンが最適の場合も多いのですが、それ以外に再度切除して上下から脂肪をずらす必要があったり、ライン直下に微量の脂肪移植をしたり、ラインの剥離だけをして、この皮膚が持ち上がるような過矯正のマットレス縫合をして、この糸を5-6日目に抜糸するという方法がベストのこともあります。一度状態を拝見して詳しく相談したいと思います。
下まぶたの逆まつ毛
Q. 下のまつ毛が逆まつげで、眼球にまつ毛が当たり大変辛く、毎月2回のまつ毛パーマで凌いでいる状態です。下まつ毛の場合保険適用になると拝見し、手術していただきたいと
A. 当院の診療はすべて予約制になっています。空き状況については電話、06-6303-7722でお問い合わせください。初診の日に手術をご希望ということですが、電話で受け付けの担当者にその旨をおつたえください。手術の予約が可能であれば、詳しく段取りを説明できます。また麻酔方法については、もし静脈麻酔という痛みのない方法をご希望の場合は、いろいろ手術前に説明をしておかないといけないこともありますので、この点も電話でご予約の際に確認してください。来院される際は保険症をご持参ください。
小鼻縮小と鼻尖形成
Q. 鼻先が丸いのが気になっているのですが、小鼻縮小と鼻尖形成のどちらがいいのでしょうか?両方の手術が必要でしょうか?鼻先に高さを出す必要があるのでしょうか?一度診察を受けて相談したいのですが、今月中で診察の予約が取れる日がありますか?
A. 診察をして詳しく相談する必要があります。当院の診療はすべて予約制になっています。あらかじめ電話06-6303-7722でご予約の上おいでください。今月中でも診察はどこかで予約が取れる時間があいていたと思います。方針としては鼻尖形成はオープン法で行う必要があります。高さを出したほうがいいかどうかは、横顔をよく見て相談したいと思います。小鼻の幅が広い場合は、鼻尖形成だけをすると鼻先の横に段差が出てしまうことがありますので、状態によっては小鼻縮小を併用する必要があるかもしれません。鼻先が丸い場合に小鼻縮小を単独で行うと、ほとんどの場合、鼻先の丸みが強調されることになり、あまりいい結果にならないことが多いと思います。
小陰唇の手術
Q. 小陰唇がはみ出ていて、気にしています。手術できれいにできるそうですが、手術は日帰りで可能ですか?あとの通院はどれくらいいるのでしょうか?入浴や運動などはいつからできるのですか?抜糸はいりますか?
A. 通常日帰りの手術で行います。麻酔は静脈麻酔なので、手術の際の痛みは全くありません。手術時間は大体1時間くらいで、その後さらに1時間程度はかなりふらふらするので、ふらつきが取れるまでゆっくり休んでもらってから帰宅になります。あとの通院は10日目から2週間目くらいの抜糸の時だけでいいと思います。入浴は翌日から可能ですが、1週間程度はシャワーのほうがいいです。運動は3週間ほど控えてもらっています。
脂肪注入について
胸のケロイド
Q. 中学生のころに胸にニキビができたと思うのですが、そこから次第にケロイドが大きくなり、今は28歳なのですが、かなり大きいケロイドになっています。赤みが目立っていて、かなりかゆいのも困っています。このケロイドは治りますか?きれいになるのでしょうか?胸の開いた服を着ると見える部位になり、気持ち悪いと言われることもあって困っています。
A. 多分真正ケロイドと思います。ニキビのような小さいキズがどんどん正常皮膚に拡大していって、大きくなってしまうできものです。何年たってもガンにはなりませんが、どんどん成長して拡大するという性質を持っています。かゆみや痛みが強いケロイドは、この拡大するエネルギーが高いタイプになり、まだまだ今後も拡大が続く可能性があります。治療は簡単ではありません。切除しても、そのキズから新しいケロイドが出ることがあるので、結果としてさらに大きくなってしまうことがあります。そのため、切除を選択する場合は、手術後に内服薬を長期に続けて、さらにスポンジを使用してキズが盛り上がるのを防止する必要があります。これをキズの赤みがなくなるまで続ける必要があります。数か月必要なのか数年この圧迫固定がいるのか予想はできません。圧迫効果がうまく持続している間はケロイドは再発しません。ただこのスポンジの圧迫をテープなどで行うので、テープでかぶれたり、テープがかゆいなどの問題が出てきた場合は、表在性放射線治療の併用など、面倒な治療を併用する必要があるかもしれません。他には定期的にステロイドの注射をケロイドに行って、平坦化させるという治療もあります。一度実際の状態をみせてもらって詳しく相談しましょう。当院の診療は予約制になっています。あらかじめ電話06-6303-7722でご予約の上おいでください。保険症をご持参ください。
30代のフェイスリフト
Q. いろいろ調べているのですが、30代で切開リフトしてる人がほとんど見つからず、早すぎるのかと考えたりしていますが、どうしても顔のたるみが気になります。30代で切るフェイスリフトをするのは早すぎますか?何かデメリットはありますか?よろしくお願いします。 | |
A. 特に年齢を気にする必要はないと思います。実際にどれくらいのたるみがあるか、リフトによってどの程度の効果が期待できるかという判断と仕上がりの予想が必要になります。切開をするので、やはりキズが残るというデメリットがあり、このキズが一定期間赤みがあって見えてしまうことになります。この間髪をおろしておくとか、化粧で隠すなどが必要になりますので、得られる効果がこのデメリットをはるかに超えるということが必要と思います。また肌質を見て、キズが最終的にほとんどわからないくらいになるという判断も必要です。私のクリニックでは20代の患者さんのフェイスリフトも何人も行っています。もちろん30代の方もたくさん経験してきています。診察をすれば、手術で実際にこれくらいリフト効果が出ますということを鏡の前で確認してもらうことができます。それを見て、ご自分で判断されるのがいいと思います。当院の診療は予約制になっています。あらかじめ電話06-6303-7722でご予約の上おいでください。 |
眼瞼下垂の手術後のトラブル
Q. 2か月前にある病院の形成外科で眼瞼下垂の手術を受けたのですが、それ以後左目が完全には閉じられない状態になっています。目やにも多く、涙もよく出てつらいのですが、このままでいいのでしょうか?担当医はもうすこし待っていればよくなると言っていますが、全然改善しないので、心配です。
A. 手術から2か月たって目が閉じられないというのはやはり異常な経過です。おそらくあと1か月待ってみても完全には眼がとじられないように思います。原因は診察をすればわかりますが、一般的には挙筋の短縮量が多すぎたか、皮膚の切除量が多すぎたかのいずれかが考えられます。もちろんまれには両方の問題があるケースもありますが、、。おそらく早めに修正が必要な状態なのかもしれません。挙筋の前転量が多すぎる場合は、筋膜の移植や軟骨の移植などにより、挙筋を瞼板から剥離して、これを上にずらして、ゆるんだ隙間に軟骨か筋膜を移植して挙筋を延長するか、皮膚が不足しているような場合は、皮膚の移植をして、まぶたが完全に閉じられる状態にする必要があると思います。実際の状態を見て、判断する必要があります。まず至急眼科で眼球にキズが入っていないかどうかを確認してください。眼軟膏などによる保護が必要かもしれません。眼科医に緊急で眼が閉じられるようにする必要があるかどうかも確認してもらったほうがいいと思います。
目のクマ
Q. 下まぶたのクマが気になっています。なんとかなりませんか?どういう治療方法があるのでしょうか?
A. クマという状態には実際にはいろいろの状態があります。色調が濃いだけの場合、へこみが目立つ場合、まつ毛に近い部位は膨れていて、その下側がへこんでいる場合、しわも目立つ場合などです。色調が濃く見えるのは皮膚の色が本当に黒っぽい場合と、へこみがあるために光が入りにくく黒く見える場合があります。見分け方は下の方を指で押してみて、へこみの部分が膨れた状態にしてみてください。この時に色が白くなる場合は、へこんでいるために光が上から入りにくいので、黒っぽく見えているわけです。この場合は肌色の問題ではありませんので、脂肪注入やヒアルロン酸などでこの部分を膨らませると解決します。この部位を膨らませても色が変化しない場合は、本当に皮膚の色が濃いわけです。これはほとんどの場合アトピー体質と関係があります。従ってアトピーの治療が必要になります。またこういう体質の方はこすったりすると色が濃くなることが多いので注意が必要です。目薬をよく入れたりして皮膚に炎症が起きて色素沈着を起こすようなこともありますので、注意が必要です。凹凸の問題がある場合は、脱脂と脂肪注入を併用するか、まつ毛の下1ミリを切開して、リフトを兼ねて皮下で凹凸のある脂肪の処理を併用するときれいになります。どのタイプの問題なのかは診察をして判断する必要があります。対策についてもその時に詳しく相談できます。