よくある質問
アクアミドについて
Q、 他院での手術の件で申し訳ないのですが、質門させてください。半年ほど前に包茎手術をあるクリニックで受けたのですが、その際に亀頭の大きさに問題があるので、包茎手術をしても必ず再発するので、亀頭増大をしないといけないと言われて、よくわからないまま亀頭にアクアミドの注入をされました。費用もかなり高額だったのですが、その後いろいろ調べてみると、アクアミドがかなり怖いものだとわかりました。効果は半永久的と言われて、吸収されないので、いつまでも効果が持続すると言われています。ただ調べてみると発がん性があるとか、将来皮膚の壊死が起きるとか、感染なども含めて怖い話ばかり出てきます。この注入物の除去は可能なのでしょうか?できるものなら心配なので、除去したいのですが、、。
A、 アクアミドは非吸収性の物質でいろいろトラブルが起きているものです。安全ではないので、この注入はやめてくださいということになっていますが、すでに注入をされてしまわれたので、残念です。合併症としては痛みやかゆみ、しこり、凹凸、皮膚壊死、変色、変形などが報告されています。また最近は発がん性があるという報告もあります。とにかく非吸収性のもので安全なものは一つもありません。問題は注入により体内に入りますので、拡散が起きるということです。大きいしこりなどがあれば切除ができますが、それでも注入された物質の一部しか除去はできません。皮膚壊死やしこり、いたみ、などがあれば、その部位だけの切除は可能です。ただ入れたものをすべて除去するということはできません。
眉下切開のあと
Q. 他のクリニックでの手術なのですが、4ヶ月ほど前にあるクリニックで眉下切開を受けました。そのあと、傷が凹んでしまって、右のまぶたにはたてにおかしなシワが入っています。そのクリニックの話では待っていれば治るということでしたが、4か月たって治っていません。これはまだ待っていたほうがいいのでしょうか?全然変化がないので、修正したほうがいいのかなあと思ったりしています。教えてください。
A. すでに4か月たっているということなので、今後この状態はよくなりません。傷のへこみだけであればサブシジョンという方法、つまりへこみのあるライン直下を針で剥離して薄い皮膚を浮き上がらせて、この直下に微量の脂肪をいれておくと平坦になって治ります。ただ右のまぶたに縦じわが入るということなので、これは眉下の傷を切開して、まぶたの皮膚のずれを修正しないと治りません。右目については切開がいるような気がします。
唇の切除後口が閉じません。
Q, あるクリニックで2ヶ月くらい前に上唇が分厚いのが気になって切除を受けました。その後唇がうまく閉じられなくなり、食事をしていても食べ物がこぼれてしまいます。見た目も唇が薄くなりすぎて変です。治す方法がありますか?
A、 診察をしないとはっきりしませんが、真皮脂肪の移植で全体の厚みを出すか、部分的な問題であれば、VY形成などの皮弁を口の裏側から前に押し出すような方法で厚みを作ることもできます。なんらかの対策は可能なので、きれいに治ります。心配はいりません。
顎のプロテーゼについて
Q. 顎のプロテーゼを入れているのですが、最近違和感というか、鈍痛のような感じがあります。感染を起こしているのでしょうか?15年くらい入れていることになります。東京のあるクリニックで入れてもらったのですが、今はそのクリニックが閉院しているので、診察に行けません。メガクリニックで見てもらうことはできますか?
A、 診察はかまいません。あらかじめご予約の上おいでください。顎のプロテーゼの感染はありうる問題ですが、多くの場合、歯槽膿漏など、歯の根本の感染による菌が骨にそってプロテーゼに移行して感染が起きてくるというパターンが多いように思います。虫歯はありませんか?当院に来られる前に歯医者さんで一度診察をうけておいてください。
糸リフト後の問題
Q. あるクリニックで10日ほど前に糸リフトを受けました。その後ほほに凹凸が目立つようになり、表情によっては痛みが出ます。大きく口をあけることもできなくなりました。頬のあちこちに凹凸が残り、化粧でも隠すことができません。マスクでなんとかなっていますが、マスクを人前で取ることができません。仕事にも支障が出ているので、なんとか早く治したいと思います。メガクリニックで治療ができるという話を見たのですが、このような凹凸や痛みが早く治りますか?
A. 糸には多数のトゲがついていて、これが皮下組織に引っかかってしまいます。そのため糸の引き上げ方やいれる部位によっては凹凸が目立つことになります。医師の技術上の問題があったわけですが、これは放置していてもなかなか時間がかかってしまいます。長い場合は数ヶ月から半年くらいかかってやっと平坦にもどるということもあるわけです。早くなんとかしたいという場合は、針であちこちの部位で糸を切断すると早期に平坦に仕上がります。在宅時にスポンジとテープでの固定管理をしてもらう必要があるかもしれません。針穴はすぐに消えてしまいますので、新しい傷が残ることはありません。なとかなりますので、心配はいりません。ただしリフト効果はなくなります。仕方がないことですよね。
ビタミンC高濃度点滴
Q. ビタミンC高濃度点滴という方法をよく見るようになって気になっているのですが、どういう効果があるのですか?安全なものですか?
A. 当院でもこの点滴療法をスタートすることにしています。高濃度ビタミンC点滴は、ビタミンCを高い濃度で大量に体内に点滴で入れる治療です。美容、疲労回復、免疫力向上、がん治療の補助療法として注目されています。高濃度ビタミンC点滴は、通常の食事やサプリメントでは摂取できない高濃度のビタミンCを、直接血液内に投与することができます。ビタミンCは、抗酸化作用、コラーゲン生成促進、メラニン抑制作用などの効果があることがわかっています。美容外科領域では美容効果としてシミ、シワ、くすみ、肌荒れなどの改善、美白、肌質改善、美肌効果などがあることがわかっています。その他には疲労回復、免疫力アップ、アレルギーの予防などの効果があることも知られています。安全な方法です。
脂肪注入後のしこり
Q. 他院での手術の相談なので、申し訳ないのですが、4ヶ月前にあるクリニックでほほと下まぶたに脂肪注入を受けました。そのあとがしこりになって膨らみが目立ちます。ニードルサクションという方法をメガクリニックでされているということなのですが、この方法で治るのでしょうか?よろしくお願いします。
A. ニードルサクションで新しい傷をつけることもなく、平坦にできます。ただ一度の手術でご希望のラインに仕上がるかどうかは予想ができません。まれには3ヶ月後に再度形の微調整を行うことがあります。
ポテンツァについての質問
Q. メガクリニックでポテンツァの治療をされているようですが、このレーザーでどういう効果が期待できるのでしょうか?
A. ポテンツァによる効果はいくつかのものが期待できます。細かい針を皮膚に刺してここからいろいろの操作ができます。一つはドラッグデリバリーというもので、多くの場合、マックームと言われていますが、ポリ乳酸という吸収性の物質を注入することで、皮膚にはりを与えて、同時にコラーゲンの生成を促進するようにします。これにより肌質が改善して、引き締め、毛穴の縮小や平坦化、小じわの解消、タイトニング、ニキビ跡の修正などに効果が期待できます。他にはこれらとは別の作用のある物質をデリバリーで皮内に送り込むことで、酒渣などの赤み対策、リフティングなどの効果を出すことも可能です。1回の治療では完璧には仕上がりませんが、1ヶ月ごとくらいに複数回の治療を行うことで、次第に目的とした状態になっていきます。
成長因子の問題について
Q. 半年ほど前に額と法令線と下まぶたにPRPと成長因子を入れてしまいました。その後異常な膨らみとしこりが目立つようになり、特に下まぶたと法令線の付近に硬いしこりができ、痛みもあって、膨れている顔がとても変なことになっています。特に笑うと硬い部分が浮き出てしまうので、家族からも気持ち悪いと言われてしまいます。そのクリニックでケナコルトの注射や脂肪溶解注射などを何度も繰り返して受けていますが、全然変化がありません。メガクリニックでこの治療が可能ということを見つけたのですが、ニードルサクションで治りますか?他になにかいい方法があるのでしょうか?とにかくこんな顔では生きていけません。助けてほしいです。
A. 成長因子の問題は深刻ですよね。当院で行っている治療は切除かニードルサクションです。ケナコルトや脂肪溶解注射は効果が出ることはまずありません。痛みやかゆみに対してはケナコルト注射が1ヶ月くらいは効果が出ることが多いと思います。ただ定期的に繰り返す必要があり、これもつらいことですよね。切除やニードルサクションの問題は、新しい炎症が起きるとか、なんらかの刺激があるとまれに成長因子が再度活性化することがありうるという問題です。現状より悪化するということはありませんが、かなり切除してもニードルサクションで多量に脂肪を除去できたようなケースでも、まれにその後に再度膨れてくるという反応が出ることがあります。以前に何度か切除や調整のための微量の脂肪注入などを行って、やっときれいに平坦に仕上がって終了したと思っていた患者さんが1年半ほどしてまた凹凸になってきたと再度診察に来られたことがあります。ここからまた手術をスタートした患者さんがあったわけです。つまり何年たっても、成長因子が活発になるという問題があるようなのです。そういう理由で切除でもニードルサクションでも手術後3日ほどは圧迫固定を続けてもらい、その後は在宅時のみでいいので、ガーゼとテープによる圧迫固定を最低1か月、状態によっては3ヶ月続けてもらっています。これはなんらかの炎症がきっかけになって膨らみの再発が起きることを防止しておきたいという考えからです。このほうが再度の膨らみの発生を押さえる効果があると考えています。複数回の手術がいることがありますが、現状よりもかなり改善が可能と思います。切除の場合は新しい傷が残ることになりますが、ニードルサクションの場合は、針穴だけの手術なので、余分の傷が残らないというメリットが大きいと思います。
包茎手術後の変形
Q. 半年ほど前に包茎の手術を受けたのですが、傷が目立ち、あきらかな変形が残りました。そのクリニックにはもうかかわりたくないのですが、変形や傷あとが気になっています。貴院で修正は可能でしょうか?もし可能な場合、保険診療で可能なのでしょうか?
A. 一度診察をして状態を確認することは可能ですか?多くの場合、形の修正や傷あとの修正は可能と思います。ただ一般的には保険診療は難しいケースが多いと思います。なんらかの機能的な問題があれば、保険適応にできますが、診察をしないとはっきりしません。最初の診察だけは保険適応で可能ですが、修正が可能な場合、自費診療になるかもしれません。