大阪・新大阪の美容外科・美容皮膚科 - メガクリニック

メガクリニック

メガクリニック | 大阪市淀川区の
美容外科・形成外科・美容皮膚科【公式】

長崎の形成外科学会

昨日長崎の形成外科学会から大阪に戻りました。最近は若い形成外科医が多くなり、女医さんもとても多くなったなあとびっくりします。私自身はなるべく国際セッションのある会場にいて、特にアジア各国から日本に来られた医師がどのような講演をされるのか、また私自身が座長が当たっていましたので、会場で司会などもして、いろいろの発表を聞いていました。たくさんの発表がありましたが、一部は素晴らしい発表もあり、一部は私がいろいろかみついて意見を言っておいたほうがいいような講演もあり、相変わらず、うるさい医師が会場にいるなあと思われていたかもしれません。

学会は新しい手技や経験、などを発表するということが一つの大きな目的ですが、自分の経験からそんなことをしてはいけないとか、安全性に疑問があるというような発表については会場にいる若い医師などであれば、こういう手術をしてみようかなどと思われる方もあるわけです。でも、自分の経験からそんな手術はしてはいけないと思うものは、ほとんど言葉は悪いかもしれませんが、注意喚起というか、安全性に疑問があるものは、たとえどこかの大学の教授が発表しているものであっても、この手術には賛成できないと発言してしまいます。これが学会のいいところだと思います。私自身も若いころは先輩の経験豊かな医師に講演をした際に質問攻めになったり、説教されたり、いろいろの経験があります。こういうことが若い医師を育てて、会場で講演を聞いている医師にもいろいろの治験を聞いてもらって、患者さんにとってより安全でより効果のある手術や治療をみんなで模索するというのが本来の学会の使命だと思っています。そういう理由で、私自身は昔から学会ではかなりうるさい医師なのです。要するに学会は勉強して、参加している医師がみんな成長する場所なのです。そういういきさつがあって、大学の形成外科の何人かの教授や医師などは私をすごく嫌っている方もあるのは知っています。発表の際に恥をかかされたと思っておられるのでしょう。でも患者さんのためを思うと黙っているのは医師としておかしいと思います。まあ、新しい友人ができたり、一部の医師からは嫌われたり、それでいいですよね。でも面白いことに国際学会では、会場では手術内容や発表内容で激しい口論があっても、会議が終わるとやり合ったふたりが仲良しっていうことがよくあるので、これって日本人はいろいろ根に持ってしまう国民なのかなあと思ったりしているのですが、、。どうなのでしょうね。

メガクリニックのLINEはこちら メガクリニックのinstagramはこちら