ミシュランのお店でのお酒について
時々ですが、新しいお店ですごくおいしいものを食べたいと思って、ミシュランガイドを見て、あれこれ食べに行ったりしています。やはりさすがというか、ミシュランはすごいお店を選んでいるなあと感心します。料理はほとんどどこでも素晴らしい味で、感動することがほとんどです。ただ、個人的にはすこし物足りないことがあります。お酒です。私自身は日本酒もワインも中華なら紹興酒、時には焼酎でも、おいしいものは大好きという人間なので、お酒が物足りないと、どれほど料理がすごいと思っても、お店としては減点対象にしてしまうのです。おいしいお酒と料理の両方がないと残念!と思ってしまうわけです。
以前北九州の小倉記念病院に6年間形成外科の主任部長として勤務していた時があるのですが、北九州市にはおいしいお寿司屋さんがいくつかあります。当時有名だったお店に天寿司とそのお弟子さんたちのお店がありました。どこもとてもレベルが高く楽しかったのですが、その中で一番おいしいと思っていたお店に光(こう)寿司というお店がありました。このお店の大将はすこしうるさい方で、お酒はビール1本まではいいがそれ以上はだめ、ワインとか日本酒は飲むなというようなお店でした。要するに寿司を食べに来たのか、酒を飲みに来たのか、どっちなんだ!というようなお店だったわけです。お任せでにぎってもらうと、同時に二つ出した寿司はこっちから食べろとか、これは絶対に醤油をつけるなとか、あれこれうるさいお店だったのですが、まあ、これはこれで納得して押しかけていたので、文句はないわけですが、、、。
ただ最近はどうしてもおいしいお酒も一緒に飲みたいというのもあって、料理がとてもレベルが高くても、お酒でいいのがないと、どうして?と思ってしまいます。両方ベストが一番ですよね。私、わがままなのでしょうか?