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ハグについて

日本ではハグという習慣はありません。でも外国では普通によく目にする光景です。今は私も慣れてしまって外国では普通に挨拶としてやっています。ただこれには私もしまったと思うような経験があります。私自身、日本生まれの日本育ちなので、外国のハグという挨拶は最初はなじみがなかったわけです。
 いつからか、特に国際美容外科学会(ISAPS)の講習会での講演や各国の美容外科学会、形成外科学会などから招待講演を依頼されて、あちこちの国に行くことも多くなり、そういう中で世界に次第に親しい友人が増えてきたわけです。私が初めて、国際美容外科学会の講習会(ISAPSコース)で講師としてデビューしたのはフランスのパリでした。パリコースのタイトルは世界のISAPSのベスト美容外科医(From the Best of ISAPS)というタイトルでした。3日間の講習会でしたが、ここで当時ISAPSの会長だったトムビッグスというアメリカのドクターと4−5回目にあったように記憶しています。毎回彼の奥様も一緒だったので、奥様もよく知っていました。パリでご夫妻に久しぶりにお会いした時に彼の奥様が笑顔で私にすごく接近してきて、もう抱きつかれる?と思ってしまったのです。それまでハグという経験が一度もなかったので、とっさに私はびっくりして一歩後ろに下がってしまったのです。ほぼ同時に私はあ、しまった、今のハグだったんだと気づきましたが、奥様もはっとされて、あ、日本人はお辞儀をする習慣だったのだと気付かれたようでした。その時はさっと下がられて、握手だけをされました。その場で私はなんて失礼なことをしてしまったのだろうと後悔、後悔でした。それ以後外国では親しい人は男性でも女性でも、とにかく何度も見たことのある友人は男女を問わず、ハグをするようにしています。これはわりに欧米では大切な礼儀のように思います。
 余計な話になりますが、男性同士でもハグはやたらにやっています。その中でときには私の頬にキスをする男性医師もおられます。女性からはほとんど私の頬にキスまでする方はありませんが、男性では世界に3人はおられます。もう熱烈に強く抱きしめてキスをされる男性医師は、アルゼンチン、オーストラリア、ギリシャに一人ずつおられます。中でもオーストラリアの先生(現在国際美容外科学会の理事の一人です)はヒゲがあるので、ヒゲのある人が頬にキスをすると、こちらもかなりチクチクするのだなあと生まれて初めて変な経験をしているわけです。思い切り男同士が抱き合って顔を引っつけてキスまでするのは、なんと言いますか、日本ではちょっとこわい光景かもしれないです。どういうご関係?みたいな、、、。でも3人とも皆さんすごく優秀で、きれいな手術をされて、ほがらかでいい人なんですよ。

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