赤倉妙高高原
子供の頃、両親がよくスキーに赤倉妙高高原につれてくれました。赤倉観光ホテルという所に泊まって楽しんでいた頃があります。このホテルは妙高山の中腹にあって、朝ホテルから出たところから山の下に滑って降りることができ、そこから山頂にリフトで上がって、そこからまた滑り降りる途中にホテルがあるわけです。ホテルには温泉もあって、眺めも素晴らしく、ホテルの食事もとてもおいしくて、楽しいところです。大人になってからは、長野や新潟にスキーに行くのは、行程に時間がかかりすぎるので、大阪からは飛行機で北海道のニセコやトマム、ルスツなどに行ったほうがずっと早く行けるので、もっぱら北海道でのスキーになってしまい、長い間、赤倉には行ったことがありませんでした。また母親は赤倉からすぐのところに見える野尻湖が気に入っていたようで、夏に母親と野尻湖に行った記憶もあります。ここには野尻湖ホテルというとてもラブリーなホテルがあり、夏にこのホテルに滞在して、野尻湖を眺めながらプールで泳いでいたこともあります。
最近この赤倉が懐かしくなって、赤倉観光ホテルに行ってきました。ホテルも赤い屋根と見晴らしのいい景色とおいしい食事が昔のままで、温泉と素晴らしい景色を満喫して、帰ってきました。野尻湖も見たくてホテルからタクシーを頼んで湖も見てきました。残念ながら野尻湖ホテルはもうなくなっていて、どこにあったのかも思い出せず、ちょっとこの点は残念でした。このあたりは、それまで知らなかったのですが、ナウマンゾウが見つかったので有名なところなのだそうです。ナウマンゾウは大陸と日本が昔つながっていたということが証明されるものだそうで、その貴重な証拠なのだそうです。野尻湖のほとりにナウマンゾウの銅像があったので、タクシーの運転手さんから説明を受けて、ちょっとびっくりでした。夜は星がとてもきれいで、温泉も素晴らしく、もっと長く滞在できたらなあと心残りで戻ってきました。また行きたいところです。
ホテルから見た野尻湖と雲海
赤倉妙高高原の朝日