大阪・新大阪の美容外科・美容皮膚科 - メガクリニック

メガクリニック

メガクリニック | 大阪市淀川区の
美容外科・形成外科・美容皮膚科【公式】

論文審査委員

現在私は国際美容外科学会(ISAPS)の医学誌であるAesthetic Plastic Surgery と韓国美容外科学会の医学誌であるArchive of Plastic Surgery と日本美容外科学会の医学誌である日本美容外科学会会報の3つの医学誌の論文審査委員をしています。この中でもっとも忙しいのがISAPSの医学誌です。チーフエディターはアメリカのバーマンガユロンという医師です。彼は鼻の手術では世界のベスト3に入ると言われる有名な医師で、とにかく根性の塊のような方です。鼻の手術の美しさは素晴らしいものがありますが、国際美容外科学会の名誉にかけて医学誌を世界のトップの医学誌にするというような鼻息のすごい方です。世界中からこの医学誌に論文を載せたいという目的で、多数の論文が提出されるわけですが、この審査を審査委員に振り分けているのがチーフエディターです。

 チーフエディターと

 

 

一つの投稿論文に対して、3人の審査委員が論文を読んで、医学誌での発表を「許可する」、「拒否する」、「部分的な修正を求める」「大幅な修正が必要」の4段階で判定を出します。

同時に「この部分がはっきりしない」とか、「この部分の記載には賛成できない」とか、自分の意見はこうなのだが著者は?というような多くのコメントを書いてチーフエディターに返送することになっています。

新しい発見や技術の開発などは一番乗りが誰かということが重要なことになりますので、審査論文が送られてきた場合、その時点から2週間以内に何があっても回答を送るということになっています。時には急に忙しくなったり、長い論文や難解なものもあって、苦労することもありますが、なんとか、いつも締め切りに遅れないように頑張っています。

2年に1回国際美容外科学会が開催されるわけですが、その時に時間が許せば、このチーフエディター主催のパーティーが開催されます。論文の審査は完全にボランティアで、これによる収入はだれももらっていません。いわば完全に名誉職というわけです。この労働に感謝してという意味でのパーティーになるわけですが、2年ごとのこの集まりも、中には久しぶりに顔を見る方もあり、本当に楽しいものです。写真はブラジルでの学会の際に、レブロンビーチの前にあるホテルのスイートルームを貸し切りにして開催されたパーティーの際のものです。

 

メガクリニックのLINEはこちら メガクリニックのinstagramはこちら