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脂肪注入やヒアルロン酸で目的とした部位がふくらまない理由

他院での手術のあとの修正で来院される方で、脂肪注入やヒアルロン酸で希望した部位が膨らまなかったという方がわりに多いように思います。またひどい場合は希望した部位が膨らまず、その周囲のふくれてほしくない部位がふくれてしまったという方もあります。これは顔の皮膚の下が均一の柔らかさではないからです。

以前に脂肪の吸引をされたような場合や、脂肪溶解注射を受けて皮下にキズがある場合などもありますし、もともと顔の皮膚にはあちこちに骨からじん帯という、皮膚がずり落ちないための木のねっこのようなひものような組織が皮膚に引っ付いています。これがあるために皮膚の一部がふくれにくい部位があるわけです。これは見てもわかりません。皮下にこのようなキズがあったり、じん帯があることで、皮膚にふくらませにくい部分があるわけです。これは見てもわかりません。ヒアルロン酸を入れたり、局所麻酔を入れるとこの抵抗する部分がわかります。実際にわずかしかふくれないか,全くふくらまないこともあるわけです。

この部位にはヒアルロン酸の場合はそれ以上の注入を止めるようにします。それ以上入れると、周囲の抵抗なく膨れるところに流れて、不要な部分が膨れてしまいます。脂肪注入の場合は注入針がヒアルロン酸より太いので、この抵抗するじん帯や皮下の癒着、キズなどを注入針の先ですこしだけ切って緩める操作ができます。これを皮膚表面に針などを刺して引き上げてみて皮膚が簡単に膨れる状態になるまで最低限の剥離を針でします。このようにすることで、皮膚が簡単に膨れる状態にすることができます。針による操作なので、キズは残りません。これをしながら脂肪の注入をするわけです。これで脂肪が目的とした部位に入り、周囲に流れたりするようなトラブルが起きないわけです。均等になだらかにふっくらさせるためにはこういう余分な処理が必要になるわけです。この操作のことを理解していない医師もあるようなので、注入により凹凸ができたなどのトラブルにつながるわけです。

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