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美容外科・形成外科・美容皮膚科【公式】

私のメンター達、デューク大学ジョージエイド教授

私が京都大学病院に勤務していた頃、アメリカで乳がんの乳房再建が始まりました。インプラントを使用する方法や背中やお腹の皮膚と脂肪を利用するような方法などです。この手術の当時世界のトップだった大学がアメリカのデューク大学でした。同時にバストの豊胸手術や下垂修正、大きすぎるバストの縮小手術などの美容外科分野の手術も世界的に有名な大学でした。この大学のジョージエイド教授が世界のトップとして多くの論文も出され、教科書もいくつか執筆されています。
 当時この教授の論文をたくさん読んで、直接この教授の手術を見て勉強したいと思い、教授に連絡をして見学を許可してもらいました。最初に見学に行った時は多分1週間程度の滞在だったと思いますが、日本に戻ってきて京都大学の解剖学教室で屍体を使わせてもらって、この手術の練習をさせてもらいました。でも、やってみるとわからないことがあれこれ出てきて、その後も2回デューク大学に行って、再度勉強をさせてもらいました。さすがに3回も行ってあれこれ勉強をしているとやっと自分でもできるようになり、その後私自身は大阪日赤や九州の小倉記念病院などで多くの乳房の手術をするようになりました。小倉記念病院では形成外科の主任部長として手術をしていましたが、当時乳がんの乳房再建では小倉記念病院が日本一の症例数になっていました。現在は東京の癌研有明病院が日本一の症例数になっていますが、、、。
 私はデューク大学のジョージエイド教授には乳房の脂肪注入以外のほぼすべての手術を習いました。美容外科領域の手術もとても多かったので、バストをいろいろの方法できれいにするという方法の多くもこの教授から指導してもらいました。とても優しい人で、わざわざ日本から遠くまでよく勉強に来たと大変かわいがってもらいました。この教授の若い頃は医学の世界のトップはドイツでした。彼もいろいろの手術を勉強したくて、度々ドイツのあちこちの病院に手術の見学に行かれたそうです。その頃の自分と私がよく似ていると話をされていて、あれこれ便宜を測ってもらったことはとてもありがたいことでした。3回この大学を訪問したのですが、毎回滞在費も安くすむほうがいいだろうと言われて、3回ともデューク大学の当直室の一つを使用させてもらっていました。これも当時の私にとっては本当にありがたいことでした。デューク大学は本当に美しいキャンパスで森の中にある大学のような素敵なところです。写真はジョージエイド教授、デューク大学のキャンパスと毎回私が滞在していた当直室です。

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