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神戸での日本形成外科学会

4月10日から12日までの3日間、神戸のポートピアホテル、国際会議場などで、10会場を使って日本形成外科学会が開催されました。形成外科全般の学会なので、手の外科、やけど、唇裂口蓋裂、皮膚腫瘍、頭蓋顎顔面外科など広い範囲が含まれるわけですが、この中で、美容外科、レーザーなどによる美容皮膚科領域、再生医療、インターナショナルセッションなども会議に含まれていて、聞いてみたいセッションも多かったので、神戸の学会に参加していました。
 多くの興味ある分野の話を聞くことができましたが、特に印象に残ったセッションとしては、脂肪を使った再生医療の展望、乳房では最近のアクアミド注入による豊胸乳房のトラブルとその治療方針、顔ではハイフやRFなどを使用した非手術によるリフティング、タイトニング効果について、眼瞼では眼瞼下垂の治療方法とその評価、顔面のトラブル例として金の糸、糸リフト、アクアミド、成長因子などによる合併症とその治療、などがあげられます。毎年、面白い発表とだめだなあと思う発表が混在しているわけですが、いくつかの講演はとてもレベルの高いものもあって、そういうものはとても勉強になります。
 最近はインターナショナルセッションというのができて、3日間ずっっとこの会場だけは英語での発表、質疑応答になっているわけですが、海外からの参加者も多くおられて、若い形成外科医にとっては海外に出ていくためのいいレッスンになっているような気がします。これからも多くの日本の医師が海外でも活躍してもらいたいものです。最近国際美容外科学会で頑張ってくれる日本の医師がおられなのはとても残念です。アジアでは韓国、台湾、シンガポール、タイ、フィリピンなどの何人かの医師がとても頑張っておられて、現在は国際美容外科学会の理事会にはタイの先生一人だけが入っています。私が理事会にいた12年の間もアジアからは4年間だけインドの先生が理事会に入っていましたが、それ以外の期間はアジアからは私ひとりだけでした。もう少しアジアから理事会に入ってもらって、アジアの意見を国際学会でも反映させてもらえたらと思っています。日本の若い先生方に将来の国際学会を発展させてもらいたいと期待しています。

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