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最近の医学部の試験

時々京都大学の医学部ソフトテニス部の練習の指導に行っているわけですが、今の時期ってそろそろ6年生は卒業が近いわけです。私が医学部6年生だった頃(医学部医学科は大学生活が6年生まであるわけです。通常は大学って4年間ですよね)は、1年間ほどはもう1−2週間ごとに試験、試験でもう真っ青というくらい勉強をさせられていました。卒業近くになると全科で卒業試験が行われ、とくに内科などは教授による口頭試験もあったわけです。困ったことには内科には内科1から内科3まで3人の教授がおられて、一人だけすごく合格率が異常に低い教授がいたのです。すごく学生をいじめるのが好きというか、だめだなあと連発するような嫌な教授ですね。学生の方ではこの教授はあまり世界的には大した業績がないので、学生をいじめて気晴らしにしているんだよとか、いろいろ言われていましたけど。
 でもテニス部の最近の学生を見ていると、6年生が時々コートに来ているのです。彼らと話をしていると、6年生はもうかなり以前に全ての試験が終わっていて、10月くらいから後の今後の試験は卒業後の国家試験だけだというのです。えー?ですよね。この時期にテニスをする余裕があるのか、、とか思ってしまいました。私たちが6年生の今の時期ってもうへとへとでしたから。今は各科の卒業試験などもないのだそうです。
 どうしてこんなことになっているのでしょうねえ。ある程度試験をやっておかないと学生って勉強しないような気もするのですが、、。
まあ腐っても京大って言いますよね。やる時はやるんです。国家試験など問題なくパスできるってことでしょうねえ。国家試験は満点を取る必要はないわけですから。私たちの時の医師国家試験は筆記と面接があったのです。国家試験の口頭試問というのは私たちの学年が最終の試験になった時なのです。来年からは面接はなしになるのかあって思ってましたね。
 私たちの時の口頭試験は西日本の学生それぞれ1人の学生に対して、東日本のあちこちの大学の教授がそれぞれ2名担当になっていました。ドアを開けると二人の教授がおられて、この人たちが何科の教授かわからないまま試験が開始されるのです。私の場合、一人はいきなり心電図を読みなさいとずっといろいろの病気の心電図を見せられて、この所見、病名、治療などあれこれ、あれこれ、、、以上終わりという感じでした。もう一人の教授はいきなり、(一人の患者さんが来られました、、。腰が痛いって言うんですよね、、)から始まって、どうしますか?と果てしない質問が続きました。結果的に整形外科の教授でレントゲンの読影で質問攻めでした。
 基本的には筆記試験があるわけで、口頭試問は医学生の医師としての人間性を見るということになっていたわけですが、まあなんと言いますか、素晴らしい教授もおられるわけですが、中にはハズレの教授っているわけですよね。どうしてこの人が?みたいな、、、。あんた自身が人間性に問題がありますがなあーって面接試験の時に言ってみたいような、、。そんな教授っていますよ、ほんとに。

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