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成長因子(FGF)について

最近成長因子(FGF)によるトラブルで苦しんでいる患者さんが多すぎるように思います。日本美容外科学会(JSAPS)で注入療法による合併症の調査が行われたことがあります。その中で一番多いトラブルが成長因子の注入でした。中でもPRPと成長因子の混合投与が4割近くを占めて最多のトラブルでした。内容はしこり(硬結)、凹凸、隆起、時には痛み、変色、発赤などのトラブルです。成長因子を使用した治療については日本美容外科学会(JSAPS)や日本形成外科学会などがこれを使用しないようにという注意勧告を出しています。また成長因子を販売している科研製薬からは、成長因子を注射で体内に入れないでください。安全性が保障されません、という文章も全国の医師に対して出されています。つまりトラブルが起きても製薬会社の責任はないわけです。合併症が起きた場合は、この治療をした医師の責任が問われることになります。深刻な問題はこれらのトラブルに対する確実な治療方法がないことです。切除やステロイドを繰り返し注射するなどが行われていますが、これで確実にきれいに修正できるという方法がないのが現状です。成長因子を使用しなくても、他にいくつも同じ結果を出せる治療方法があります。ヒアルロン酸、ボトックス、コラーゲン、レディエッセなどの吸収性の物質の注射や、他にも脂肪注入や時には真皮脂肪の移植など、安全な方法がたくさんあります。どうして、成長因子を使用される医師があるのか、私には本当に理解ができません。

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