将来内科医はなくなりませんかね?
最近のニュースでAI(人工知能)がコンピュータを使えるようになったというの見ました。なんだか恐ろしい話ですよね。もう人類は難しいことを考えなくてもいいのかなあ?などと思ったりしています。医療に関してどんなことが起きてくるのかな?と考えると一番に浮かぶのは内科の診療です。内科って、いろいろの検査データを見て、それがどういう病気か判断をして、その治療に対する薬を処方するというのが大体の仕事になっているわけです。ずっと以前ですが、ある有名大学の内科の名誉教授の生涯誤診率というのを見たことがあリます。診察をして、診断を間違った確率ということです。こういうデータを発表されるということがある意味すごいことだと思いますが、この教授からすると、多分私はこんなに名医だったのだと誇らしく発表されたと思うのです。でもこの数字を見ると(実際にどれくらいの数字だったのかは思い出せないのですが、、、)、私としてはびっくりするほどよく誤診をされているのです。内科ってこんなに間違った診断をするのだなあとびっくりでした。もちろん多分大学の内科なので、難しい病気が多かったという理由があるのかもしれません。でも間違われた患者さんってかわいそうですよね。効果のない薬を処方されて、頑張って内服を続けた方もたくさんおられたということですから。これって金返せーって思いません?ひどい話です、全く。万一これで亡くなられた方があったのであれば、お気の毒な話です。難しい病気であったにしてもです。
現在はこういう間違いを少しでも減らすためには検査データの全てをコンピュータに入れると、自動的に考えられる病気の種類とその確率などを出すことが可能になっています。ここにAIを導入できて、さらにAIがコンピュータを使用できて、薬を処方できるということになると、もう内科医って不要になりませんかね?どこかから石が飛んできそうですが、でもそんなことを考えてしまいます。あーこわ。