国際美容外科学会(ISAPS)オープニングセレモニー
毎回のことですが、国際美容外科学会では初日にオープニングセレモ二ーが開催されます。今回はマリナベイサンズホテルのコンベンションセンターの学会会場での開催でした。やはりシンガポールなので、最初はいきなりライオンダンスが始まりました。日本ではあちこちで見る機会が多いように思いますが、世界中から来た先生方や家族の人たちにとっては珍しい出し物だったのか、かなり盛り上がって受けていました。大体こういう場所では挨拶が長いんですよね。今回も同じで、組織会長のヤオ、現会長のメキシコのアルトロモンタナーナなどのやや長い話が続きました。アルトロの挨拶ではアジアの開催になったことや、アジアでISAPSのために貢献した医師としてISAPS創設者の一人である東京大学皮膚科名誉教授である大森清一先生、そのご長男でありISAPSの理事会でも長い間活躍された大森喜太郎先生、そして私の3人の写真を出して話をされました。その次は砂に両手の指を使っていろいろの絵を描くショーがありました。これは最初はすこし面白かったのですが、少し長すぎて皆さんあきてしまったような、、、。
毎回思うのですが、私の高柳進という名前は外国の人にとって本当に面倒な名前なんですね。発音もよく間違われますし、スペルも間違いが多いです。今回アルトロの写真には私の名前が3回出ていたのですが、彼は私の名前をタキヤナガと発音していましたし、スペルはSusumu Takayanakiになっていました。もう、どんだけ~って思いますよね。舞台に上がって、アルトロったらー、もう背負投げーって感じです。まあ、毎回のことなので、慣れてますけどね。皆さんも赤ちゃんができた時はお子様にはインターナショナルにトラブルの少ない名前を考えてあげてくださいね。基本は最後にイやイーで終わると発音しやすいみたいです。私は何度ススミって言われたかわかりません。それから母音がたくさん続く名前も無理みたいです。進はウウウですよね。名字の高柳もアアアアって続くので、よくタキヤナガとかタコヤナギとか呼ばれています。あ、一度デューク大学に行っていた時ですが、グッドモーニング、スシーって呼ばれたことがあります。これってあんまりですよね。
まあ、とにかく初日のオープニングセレモニーはなんとかこんな感じでした。もうすこし皆さんが喜ぶような出し物が多くてもよかったような、、、。私が京都で会長をした時のオープニングセレモニーは、最初に少林寺拳法の演舞、次に解説付きの茶道のお点前、その次にノーベル賞を取られた山中教授の講演、そして私の挨拶は短めに、、という感じで大好評だったと自分ではすごく納得しているわけです。
オープニングセレモニーのライオンダンス
アルトロモンタナーナ会長
大森清一先生、大森喜太郎先生と私が会長の講演の中に出てきました。
モンタナーナ会長とシンガポールのヤオ組織会長
ヤオ会長と私