国際美容外科学会(ISAPS)の学術委員会からの招待
先日国際美容外科学会(ISAPS)のEducation Council(学術委員会)のチェアパーソンであるブラジルのAndre Auersvald からメールをもらいました。ISAPSの学術委員会のメンバーとして再度この委員会に入ってくれないかという相談でした。Education Council というISAPSの委員会はこの国際学会で一番忙しい委員会です。私自身この委員会に10年ほど入っていて、2年間はチェアパーソンとしても頑張っていました。すでに私が理事会を降りた時にこの委員会も辞任しましたので、現在は患者安全委員会と論文審査委員会の活動の2つだけは頑張って続けています。
学術委員会の仕事は世界で毎年20回くらい開催される講習会の企画、講師選任、評価、会議開催地の会長との開催地や内容などの調整、また毎年開催される総会のプログラムの作成、講師陣の選任、一般演題の採点と採択、などすごく仕事が多いのです。このチェアパーソンにもなると、世界中をあちこち訪問して、講習会を取り仕切ったり、プログラム作成、ライブの手術を行う場合は、現地で患者さんを集めたり、手術内容を相談したり、手術を担当する医師の選任など、もうこれも想像を絶する忙しさになるわけです。
そういう理由で、この委員会はメンバーをたくさん入れておいて、あれこれの仕事を分担して補佐をしてもらう必要があるわけです。今回のチェアからの依頼はアジアからの委員会のメンバーが少ないことと、特に眼瞼、フェイスリフト、乳房、脂肪などを担当できる委員会メンバーが足りないという相談でした。私が過去にこの委員会で頑張っていたことをブラジルのアンドレがよく知っているので、一度降りた委員会ではあっても再度助けてほしいという彼からの依頼でした。私自身、この委員会の仕事はよくわかっていますし、経験もあることなので、この委員会の仕事を理解している人に助けてほしいというのはとても理解できることです。そんなことをあれこれ考えながら、そんなに言うならわかりましたよーというような調子で簡単に引き受けてしまいました。そんなわけで、一度やめた学術委員会に復帰することになりました。うちのクリニックのスタッフからは、忙しくなるのに、もうアホやなーと言われてしまいました。やっぱりすこしアホですかねえ?