台湾形成外科学会、最初の講演ー眼瞼
台湾形成外科学会の招待講演は二つ依頼されていました。一つ目の講演が学会初日に予定されていました。タイトルは学会から指定されていて、初日は私の眼瞼手術の過去と現在というようなテーマになっていました。過去の手術を講演するということは通常はやりませんので、かなり以前の症例や手術のビデオなどを探すのにすごく時間を取られて大変でした。こういうタイトルでの講演は初めてでしたので、プレゼンテーションの作成にこんなに時間を取られたことは久しぶりでした。
眼瞼の手術はやはり参加者の方がとても勉強したいことだったのだろうと思います。学会会場は満員でした。まあ、閑散としているよりはありがたいことですが、、、。主に私が話したのは眼瞼下垂、眉下切除、皮膚のたるみの対策、瞼の凹みに対する治療、脂肪注入や脂肪移植の効果、目頭切開のトラブル例の修復、小じわの対策、などですが、講演終了後も会場から多くの質問があって、台湾の皆さんもまぶたの手術については多くの患者さんをかかえておられるのだろうとよくわかるような雰囲気でした。学会ではお互いに勉強して、そこで得たものを自分の患者さんに持って帰るということが大切ですよね。学会会場の前の方にはユーレイチェン教授を始め、台湾形成外科学会の有名な先生方も多く座っておられて、私の講演をしっかり聞いておられました。中には質問をされた先生もあって、優秀な医師になってもまだまだ勉強、勉強という姿勢は本当に立派です。医者は本当に一生、勉強しないとだめですねえ。当日のこのセッションの写真を出しておきます。皆さんとても熱心に私の講演を聞いていただきました。講演終了時には講演の感謝状を座長の先生方からいただきました。