再生医療委員会の審査に合格しました
当院は近日中に再生医療を始めます。この新しい治療は施設と担当医の審査があり、国の認可をもらう必要があります。今月の15日、つまり台風で新幹線が二日間にわたり、大混乱になった日に東京で審査が予定されていました。前もって台風が本州直撃というニュースは知っていましたので、東京に行くのは無理と判断し、委員会との相談で、オンラインでの審査にきりかえてもらいました。
あらかじめ多くの書類を提出していたわけですが、その書類の内容や私に対して、いろいろの質問があって、合否が決まるわけです。審査には6人の審査委員の方々がおられましたが、大体は医師のようであり、一部は多分医師ではなかったような気がします。質問内容は治療を受けた患者さんのフォローをどのようにするかとか、点滴治療を行う場合、具体的にどのような注意がいるかとか、脂肪を採取する場合の必要な採取量や具体的な方法についてとか、想定している細胞数とか、提出書類の一部の訂正を指示されたり、とにかくいろいろ細かいところまで聞かれて、久しぶりの口頭試験という感じでした。とにかく合格してよかったです。不合格だとかなりみっともないですからねえ。
これからさらにいろいろ多くの準備が必要になりますが、新しい分野の治療になりますので、近日中にどういう新しい治療が可能になるのか、このホームページなどでも情報をお伝えしていくことにしています。