ドンジョヴァンニ
やっぱり私はオペラとかミュージカルとかが大好きなのです。来月、またあの佐渡裕さんの指揮によるドンジョヴァンニがあるので、チケットを買ってしまいました。モーツアルトはやはり偉大です。曲がすばらしいですよねえ。ストーリーは皆さまご存知だと思いますが、女性が大好きなドンジョヴァンニが忍び込んだドンナアンナの家で彼女の父親である騎士長に見つかって、決闘をしてこの父親を殺してしまいます。その後もあちこちの女性に言い寄っているドンジョヴァンニに復讐を誓ったドンナアンナと彼女の婚約者がドンジョヴァンニを追いかけて、、、というような話です。とにかく歌がすばらしいです。シャンパンの歌とかお手をどうぞなどなど、もうたまりませんよね。
しかしまあ、なんと言うか、特にオペラではどうしてこんなに女性にだらしないおっさんの話が多いのでしょうか?所詮男は、、、っていうことなんでしょうかねえ。蝶々夫人も外国に帰った夫を待っていたら知らない女性と帰国した、、みたいな話ですし、フィガロの結婚も若い女性に手を出したいというふざけたおっさんの話ですよね、簡単に言うと。でもとにかく歌が素敵です。うっとりします。でももしお知り合いに初めておオペラを見るという方がある場合、最初にみるオペラは見ごたえがあって、ふざけたおっさんが出て来ないオペラが一番安全だと思います。以前にも書きましたが、私は子供の時に初めて見たオペラが蝶々夫人だったので、こんなふざけた話を子供に見せるなよ!って頭に来てしまって(多分母親が悪いのだと思っています、今でも)、それ以来オペラはこういうものだと思い、かなり大人になるまでオペラは見たら不愉快になるものと決めつけていたので、ずいぶん損をしたような気がします。最初に見るオペラは周りの人がとても慎重に選んであげるべきです、絶対に。