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オペラ蝶々夫人

プッチーニの名作と言われるオペラの蝶々夫人を見てきました。私が生まれて最初に見たオペラがこの蝶々夫人です。最初に見たのは私が小学生の時で、小さい子供にピンカートンみたいな、奥さんが日本にいるのにアメリカで次の奥さんとまた結婚するようなふざけたおっさんの話って、本当にその時は不愉快でそれ以来ずっとオペラがつまらないものになってしまっていました。その頃は世の中の詳しい事情もわかっていない小さい子供をこんなつまらないオペラに連れて行った両親にちょっとムカついていたようなわけですが、私もいろいろな人生経験もあって成長したのでしょうねえ。その後何回も蝶々夫人も見ているのですが、今は本当にこういう話に入っていけますし、今回は2幕で蝶々夫人が窓から海を見ながら夫であるピンカートンが乗っている船の帰りを待っているシーンで泣いてしまいました。親戚のみんなから見放されても、一途に夫を待ち続けるって美しい話ですよねえ。

今回の演出はごく最近亡くなられた栗山昌良さんで、日本の話を日本の演出家が手がけるのは本当に日本人ならこうするという細かい場面も心配りが感じられました。さらに舞台は、時々花びらが散る桜の木と家の前にある小さい坂道など、本当に美しかったです。何より佐渡裕さんの指揮による演奏が心に響きましたし、蝶々夫人の迫田美帆さん、スズキの林美智子さん、ピンカートンのマリオロハスさんなど、みなさんの歌声が本当に透き通っていて、素晴らしい舞台でした。時々素敵な音楽の中で時間を過ごすのはたまりませんね。

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