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インドネシア形成外科学会の講演記念品

国際学会で招待を受けて講演を担当すると、いつも記念品がもらえます。たまに重いものをもらったり、大きなものをもらうと日本に持って帰るのが面倒だったり、つらかったりすることもありますが、、。今回もインドネシア形成外科学会から記念品をいただきました。あまり大きなものではなかったので良かったです。かなり以前ですが、日本形成外科学会が外国から招待した3人の医師にお礼としてその当時の会長が大きな博多人形をあげたことがあります。とても立派なものでしたが、これって大きすぎてどうするのかなあなどと余計なことを考えてしまったことがあります。別送品で送ったんでしょうかねえ。まあ、いらないとは言えませんしね、お気の毒な話でした。
 実はかなり以前にインドネシア形成外科学会に初めて招待されて、バリ島での学会に参加した時にも講演のお礼として記念品をもらったのですが、この記念品が箱をあけるとかなり怖いものだったのです。えっ?と思ってすぐに箱のふたをしめました。しばらくして再度勇気を出してじっくり見てみました。先天性の奇形の顔の木製のお面でした。普通はこのような顔で生まれると大体生後1か月とか3ヶ月程度で顔の奇形を修正する手術をしてしまいます。時には生後1年目くらいで再度微調整の修正手術をすることもあるのですが、普通はこういう対応をするので、このまま成長して大人になってもこの顔の奇形のままで行きている方を見ることは現在はまずないと思います。ところが当時のインドネシアには大人でもこういう修正手術を一度も受けることなく、成長した方がとてもまれにはおられました。普段はマスクをしたり、サングラスをかけたり帽子を深く被ったりされていて、街中でその顔をみて誰かが悲鳴を上げるようなことはないわけですが、、。これって、まるでオペラ座の怪人ですよね。インドネシアでは当時こういう顔の方が手術を受けることもなく生きておられる方があるのだというメッセージを記念品として渡してもらえたのだと思っています。でもやはりじっくり見るととても不気味な記念品で、私のクリニックでも今までにもらった記念品の1-2割くらいのものは院内で見てもらえるように出していますが、その他のたくさんのものは家に置いています。この多少一般の方が見て驚かれるような記念品も含めて家の中に飾るようなこともせず、逆に捨てるわけにもいかないので、そのままそっと置いてあるわけです。ぜひほしいという方は、、。まあそんな方はいないですよね。不気味ですよ、ホントに。今回もらった記念品の写真を出しておきます。普通にちゃんと見られるものでよかったです。

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