大阪・新大阪の美容外科・美容皮膚科 - メガクリニック

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美容外科で絶対にしてはいけない手術

日本やアジアの美容外科でトラブルが多発しているものがあります。多くが治療がとても難しく悲惨な結果になって一生苦しんでいる方もたくさんあるわけです。合併症が多発している治療や手術については、日本の形成外科学会や美容外科学会(JSAPS)、あるいは日本美容医療協会などで一般の方に告知がされているものもありますが、すべてについてそういうことにはなっていません。一部の方法は今でも安全、心配のない方法と広告をしているクリニックもあります。とても残念なことですが、これが現実と思います。私自身が医師として絶対にしてはいけない美容外科手術、治療として考えているものには以下のものがあります。非吸収性の注入物による豊胸、顔への注入(たくさんの名称があり、アクアフィリング、アクアミド、パラフィン、オルガノーゲン、などが報告されています)、成長因子の注入(成長因子単独でもPRPプラス成長因子のどちらも危険です)、金の糸の埋入などです。非吸収性の注入物は注射で入れた部位に留まらないことが通常で、たとえばバストに入れても、これが腹部に流れて、後日バストが合計4つあるような変形を起こしたり、しこりになったり、皮膚が変色してくるなどのトラブルがあります。また体内で拡散しますので、すべての回収ができません。しこりや皮膚の変色、凹凸、壊死、硬化などが起きた場合、この治療はとても難しいことになります。また成長因子の問題はとても多発していますので、美容医療協会への問い合わせなどを見てもらえば、日本中でどれくらいひどい問題が多発しているかよくおわかりになると思います。また金の糸は当初、皮膚が若返るなどの広告を見ましたが、これに対する学問的証拠がないということがわかっています。また純粋の金はこの世に存在しません。つまり必ず不純物が含まれています。これが早期に溶け出して体内に拡散するということが分かってきました。不純物として何が入っているかはわかりません。現状での合併症としてはしこり、異物肉芽種というできもの、凹凸、瘢痕拘縮、硬化、皮膚の変色などの報告があります。また万一発がん性のあるものが含まれていれば、これは全身に拡散してしまいますので、肝臓でも腎臓でも肺でも、どこにでも移動してそこに不純物が留まることになります。そうなると将来の発がんということにつながってしまうわけです。すべての回収ができないようなものを体内に入れてはいけません。一生を台無しにしてしまうことになります。こういうリスクがわかっていながら、なぜこういう治療を今も行うクリニックがあるのか、理解できません。日本はこんなことをしていていいのでしょうか?たとえばフランスでは脂肪溶解注射なども法律で禁止されているわけです。溶解した脂肪が溶けてなくなっているわけではないのです。萎縮して変質した脂肪が残ってしまうことになり、これが何年も先にどうなるのかわからない以上、こういう長期的な安全性が確立していない治療をしてはいけませんと法律で禁止しているわけです。日本もフランスなどに学ぶことが多いと思います。参考までに私のクリニックではフランスの対応を知っていますので、脂肪溶解注射は一度も使用したことがありません。

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