医学生のテニス大会再開です
私自身は京都大学を卒業後ずっと医学部ソフトテニス部のヘッドコーチを務めています。最近はOB,OG会の会長も兼任です。この3年間くらい医学部のテニス大会はすべて中止になっていました。やっと来月に医学部ソフトテニス大会の近畿部門の開催が決まりました。現在の現役部員は1年生から3年生までは大学入学後に一度も合宿も公式戦の大会も他大学との定期戦も、とにかく一度も経験したことがありません。すべてコロナのために中止になっていました。本当にやっとテニス大会が来月兵庫県の神鍋高原で3年ぶりに開催されることになりました。こんなにうれしいことはありません。このまま大学に入学してソフトテニス部に所属して、一度も試合も合宿も経験しないまま卒業してしまったら気の毒すぎてどうしようと思っていましたが、やっと開催が決まり、学生も大興奮です。
大体京都大学の場合は春の関西選手権、夏の西日本選手権、秋の近畿選手権の3回大きな大会があり、ほとんどいつも兵庫県の神鍋高原で試合が行われています。私も一年のうち3回は毎年神鍋に行っていたわけです。いつもブルーリッジホテルというホテルに宿泊しています。試合会場のテニスコートのすぐ前にあるホテルなので、いろいろ便利なわけです。食事もおいしく、きれいなホテルで、温泉で露天風呂もあって、とにかく快適なホテルなので、いつもホテルの食事と試合の応援と温泉がセットで楽しめていたわけです。ホテルのスタッフの方々とも顔なじみです。これで京都大学が優勝したら、最高ですよね。私たちの頃は女子はあまり勝てなかったのですが、男子は優勝するのが当たり前に思われていたくらい京都大学チームが強豪であったわけで、部室にも優勝カップがたくさんずらっと並んでいました。しかし、最近はずっと低迷していて残念な思いをしていました。それでも試合がずっと中止というのはそれ以上に本当につらいもので、学生をみるたびに気の毒でたまりませんでした。来月は本当に部員の晴れ舞台なので、1勝でも多く勝てるように頑張ってもらいたいと思います。とにかく3年ぶりに試合が開催されるのがこんなに楽しいのだなあと自分でもびっくりです。