冬の味、カニ
冬になると食べたくなるものがあります。カニとふぐです。ふぐは時々博多か小倉などに食べに行くのですが、カニは絶対毎年北陸の温泉に食べに行きます。私が小学生の時には毎年福井県の三国サンセットビーチの丘の上にある祖父と祖母が住んでいた京福電鉄の福井支社長の家で過ごしていたということもあって、とても懐かしいのです。ビーチは海に向かって右側に岩場があって、そのさらに右側に東尋坊があります。左側は九頭竜川が海に流れこんでいて、この川にそって灯台があります。ここでもよく遊んでいました。右側の岩場はかっさきと呼ばれていて、ここに素敵な宿があります。望洋楼という旅館です。露天風呂の温泉もあって、ちょうど海につながっているような露天風呂で、冬の風の強い時などは波しぶきがかかりそうな状態で、絶景です。ここでおいしいカニを食べることができます。子供の時に目の前の海で泳いでいたので、とても懐かしいわけです。ここが北陸で大好きな旅館の一つです。
もう一つ気に入っているのが、石川県の山代温泉にあるべにやむかゆうです。ここに行かれた方はわかると思いますが、とにかくカニづくしというコースで食べるともう最高ですね。お風呂も素晴らしいです。ただ海からは遠いので、海が見えないのが残念ですが、それでもここは楽しすぎます。大体この二つのいずれかの旅館には毎年行くことにしています。カニもふぐも取れた場所まで行って食べるのが最高ですよね。冬の温泉とカニとお酒、、涙が出ます!