大阪・新大阪の美容外科・美容皮膚科 - メガクリニック

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美容外科・形成外科・美容皮膚科【公式】

やけどの治療

時々ですが、当院にもやけどをして来院される方があります。やけどもあとが残らなければいいのですが、目立つようなやけど跡が残ると困りますよね。治療としてはまずやけどをした直後はとにかく冷やすことです。これがとても大切です。またその日のうちに治療を開始することも大事で、日焼け程度の問題であれば、焦ることもないわけですが、水膨れができたりした場合は、早期の治療が大事です。多くの場合、やけどをした瞬間にあとの運命が決まっています。やけどはその程度によって1度、2度、3度に分かれています。1度は日焼け程度のひりひりしたり、赤みが目立つという程度で水膨れができない軽いやけどのことを言います。これはだれでもやけどのあとは残りません。2度はさらに浅い部類になる真皮浅層のやけどと真皮深層のやけどに分かれます。浅層の場合は、水膨れができても10日以内程度で皮膚ができて、原則的にはやけどのあとが残らないタイプということになっています。2度の真皮深層のやけどの場合は10日以上皮膚がはらなくて、ジュクジュクした状態が続きます。この場合は後日この部位にやけどの跡が残ります。茶色いあとになったり、ケロイド状になることもあり、状態によっては引きつれなどの運動障害が残ることもあり、修正手術が必要になることもあります。3度はもっと深刻なやけどで見た目は水膨れもできず皮膚が真っ白か真っ黒になり、痛みもありません。これは痛みを感じる知覚神経もやけどで損傷を受けるので痛みを感じることがないという状態になるわけです。この場合は時には皮膚移植などが必要になることがあります。途中の段階で必要なことは、やけどの皮膚の感染対策です。放置していると緑膿菌という菌が出てきて、これが残っている皮膚にさらにダメージを与えることになり、次第に深いやけどに進行してしまうわけです。この感染対策がやけどの場合、大切になります。ひどいやけどに進行するとよりやけどあとが汚くなり、治療も面倒になります。また例外的なこともあって、1度や2度の浅いやけどであっても、アトピーや喘息のあるような方の場合は、普通はきれいに治るはずなのですが、後日脱色して白斑になったり、色素沈着が起きてくるということもあります。このような場合は、軟膏治療や内服薬などを使用して、予想外の合併症を防いでおくということも必要になると思います。またこういう乾燥肌で浅黒い肌の方はやけどの後、紫外線をさけておくということも必要になります。色素沈着が何年も長期に残ることがあるからです。白い肌の方であればやけどあとの日焼けについてはあまりトラブルもなく治りますので、神経質になることはありません。

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