鼻尖縮小(だんご鼻)
「だんご鼻を解消したいけど、鼻尖縮小術ってどうなのかな」
「費用はどのくらいかかるのだろう」
このように、鼻尖縮小術に興味を持っている方も多いのではないでしょうか。
鼻尖縮小術は、鼻先を美しく細く整え、だんご鼻の解消が期待できる美容外科手術です。
ここでは、鼻尖縮小術についてのメリットやデメリット、費用について解説します。だんご鼻に悩んでいる方や鼻の形を整えたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
鼻尖縮小とは
鼻尖縮小術は、鼻の先端部分を細くすっきりと整えるための手術です。
鼻尖を形作るポイントの軟骨を削ったり、不要な脂肪を除去することで鼻尖の形を整えます。
この手術は鼻柱を切開して行うことが多く、1〜2ヶ月はキズが赤くなる可能性があります。キズは数ヶ月でほとんどわからない程度になります。術後の顔の印象をナチュラルに保ちつつ、外見に目立たない仕上がりを期待できます。だんご鼻を改善したい患者様に人気の施術です。
またこの方法は、手術後3ヶ月の間は形や幅の微調整が可能で、自分の好みの鼻先の形にすることができます。そのためには在宅時にスポンジなどによる圧迫管理が必要です。管理方法はクリニックで指導します。
こんな方におすすめ
鼻尖縮小術は、以下のような方に特におすすめです。
- 鼻先の丸い形を整えたい
- 鼻先を細くしたい
- 鼻先が長い、または下向いている
- 左右非対称の鼻先を改善したい
- 過去に鼻の手術を受けたが、結果に満足していない
- ナチュラルで目立たない仕上がりを求める
だんご鼻の原因
だんご鼻は、鼻先が丸く幅広く見える状態であり、日本人に多くみられる特徴です。
だんご鼻の要因は主に以下のようなことが考えられます。
・遺伝的要因
鼻の形は、他の身体的特徴と同じく遺伝の影響を受けます。家族や親が同じようなだんご鼻をしている場合、その特徴を受け継ぐことがあります。
・鼻尖軟骨の形や配置
生まれつき鼻の先端を形作る軟骨が大きかったり、広がっていると、鼻先が丸くなりやすいです。
・脂肪の蓄積
鼻の皮膚の下に脂肪が多く、厚くなることで鼻先が丸く見えてしまうことがあります。
・皮膚の厚み
鼻が厚い皮膚で覆われていると、鼻先が丸く見えることがあります。皮膚の厚みも主に遺伝によります。
・加齢による影響
年を取ると、皮膚の弾力を失うことで、鼻の形が変わってしまうことがあります。
これらの要因が組み合わさって、だんご鼻が形成されてしまいます。鼻尖縮小術やその他の施術を行うことで、これらの要因を調整し、ツンとした理想の鼻の形に近づけることが可能です。
理想的な鼻先について
「鼻」は顔の中心にあり、顔全体の印象を大きく左右する重要な部分です。
美しい理想的な鼻とは、高さや長さ、横幅、形が調和しているものを指します。
・細く尖った鼻先

繊細でシャープな印象を与え、外国人のようにスッキリとした顔立ちになり、華やかなメイクや服装に映えます。
鼻先が高く見えることで、鼻が高い印象を与えることができます。
・適度に高さがある鼻

高い鼻は華やかで凛とした印象を与えますが、その高さは適度であることが重要です。この高さは横顔の「Eライン」にも影響を与えます。
Eラインとは、横顔で鼻先、口先、顎先を直線で結んだラインのことで、口元がこのラインの内側に収まっていると美しいとされています。
鼻尖縮小術のメリットとデメリット
鼻尖縮小術は、鼻の先端をシャープにし、元の状態によっては高さを増すことで、顔の美的バランスを整える手術です。
鼻尖縮小術のメリットとデメリットを表にしてみました。
メリット
- 横顔のEラインを形成できる
- 理想に近い鼻を作ることができる
- 効果は半永久的
- 自然な仕上がりを実現できる
デメリット
- 皮膚に厚みがある場合効果に限界がある
鼻尖縮小術のメリットは、「美人の条件」とされる横顔のEラインを形成できる点です。
また鼻尖縮小術では、鼻先の高さや形を自身の希望に合わせて調整できるため、理想に近い鼻にすることができます。
また切開して鼻の形を整えるため、効果は半永久的に持続します。
糸を用いた「切らない鼻尖縮小術」と呼ばれる施術があります。この施術では、メスを使用せず糸を埋没させて鼻翼軟骨を縫合することで、鼻先を細くしたり、小鼻を小さくしたりすることができますが、数週間で糸が緩み、徐々に元の鼻に戻っていってしまいます。
鼻尖縮小術にはデメリットも存在します。皮膚に厚みがあるとあまり鼻先が細くできない場合があります。
また小鼻の幅が広い場合、小鼻縮小と併用して手術をしないと鼻を小さくする効果が出ないことがあります。
鼻尖縮小術は、自然な変化を特徴としています。そのため、劇的で誰もが気付くような変化を求める方には、軟骨の移植も伴う鼻尖隆鼻などの施術を検討しましょう。
鼻尖縮小術を検討する際には、自分の望む変化と手術の特性をよく理解し、担当医とのカウンセリングでしっかりと自分の希望を伝え、相談することが重要です。
当院の鼻尖縮小術について
当院で行っている鼻尖縮小術は、鼻尖の形を形成している軟骨を慎重に削り、必要に応じて余分な脂肪を除去し、場合によっては皮膚の裏側から真皮を削って皮膚を薄くしたり、鼻先を細くすっきりとした形状に整えます。
施術の前には、まず患者様の鼻の状態をしっかりと確認し、美的なバランスを考慮した上で、希望する鼻の形に近づけるための施術計画を立てます。
その際、鼻尖の軟骨をどの程度削るのか、脂肪をどの程度除去するのかといった細かい部分まで丁寧なカウンセリングとすりあわせを行い、理想的な鼻先を医師と患者様両方が確認した上で、施術に進みます。
当院での鼻尖縮小術の特徴の一つとして、術後、形や幅を自分の好みの鼻先の形に微調整が可能です。その場合術後3ヶ月の間にスポンジなどによる圧迫管理が必要になります。管理方法はクリニックで指導します。
料金
鼻尖縮小術の料金は以下の通りです。
施術名 | 料金 |
---|---|
鼻尖縮小(だんご鼻) | 450,000円(税込) |
鼻尖縮小(だんご鼻+鼻尖を耳介軟骨移植で高く) | 1,050,000円(税込) |
施術概要
鼻尖縮小術の施術概要は以下のとおりです。
施術時間 | 2時間程度 |
---|---|
固定 | 鼻先のテープ固定(1週間) |
洗顔 | 鼻先のテープ除去後から可能です。 |
メイク | 鼻以外は直後より可能です。鼻はテープ除去後から。 |
入浴 | 可能。 |
洗髪 | シャワーが顔にかからないようになら翌日より可。 |
抜糸 | 7~10日後 この頃には見た目の症状が落ち着いてきますが、手術した部分はまだ安定していないので、あまり刺激を与えないように注意してください。 |
施術後の通院 | 数日ごと7~10日 |
ダウンタイム | 3~7日 ※ダウンタイムには個人差があり、上記は目安です。 |
麻酔 | 痛みのない静脈麻酔を使用します。 |
コンタクトレンズ | 可能 |
激しいスポーツ | 3週間不可 |
副作用・リスク | 感染、出血などのリスクがあります。 |
術後の注意点 | 手術の後、1週間くらいは最も腫れやすい時期になります。この間、腫れだけでなく、むくみや内出血、といった症状が出ることがあります。腫れやむくみの影響で、鼻の幅が広くなったり左右で違って見えることもありますが、いずれも一時的なものです。腫れやむくみが治まれば、鼻の形も安定してきます。 手術から1週間が過ぎると、強い腫れやむくみは少しずつ和らぎます。まだ少し腫れや内出血、むくみが残っているかもしれませんが、人前に出てもあまり気にならないくらいまで回復していることが多いです。ただし、回復までの時間には個人差があります。 手術から数週間の間に、傷口と残っていた腫れが徐々に治ってきます。3ヶ月が経つ頃には、鼻の仕上がりはほぼ完成に近い状態になります。ただし、個人によってはまだしっかり定着していないことがあるかもしれません。 手術した部分を擦ったり引っ張ったりして刺激を与えないように気をつけてください。 |
施術の流れ
鼻尖縮小術の施術の流れは以下の通りです。

・施術料金
・リスクや副作用
・施術後の注意事項
・いつからメイクができるか
・医師の経験症例数
・鼻尖縮小術にするメリット

施術日前または施術日当日に料金を支払います。施術前に会計が終わりますので、施術中に料金が上がるようなことはありません。 持ち帰って検討したい場合は、後日電話での予約もできます。

その切開からアプローチして軟骨の形を整えます。また鼻先に脂肪が多い患者様の場合は、合わせて切開した部分から余分な脂肪を丁寧に取り除きます。



抜糸後からはメイクや洗顔も可能になります。

合わせて受けたい施術
鼻尖縮小術と合わせることで効果的な施術は、鼻尖隆鼻術と小鼻縮小術、隆鼻術、鼻中隔延長です。
鼻尖隆鼻術は、真皮脂肪移植、耳介軟骨移植などの方法で 鼻の形や高さを改善する施術です。
小鼻縮小は、鼻の穴の内側または鼻翼の外側を切開し、余分な組織を切除することで、鼻の幅や形を整え小さくすっきりとさせます。
鼻中隔延長は、鼻中隔(鼻の内部の仕切り)に軟骨を移植して延長することで、⿐先を⻑くする手術です。
これらの施術を鼻尖縮小術と合わせて行うことで、理想的な鼻を作り出しやすくなるのです。
よくある質問
鼻尖縮小術でよくある質問に回答します。
鼻尖縮小術について詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。
そのため、脂肪や軟骨の量を適切に調整することが重要です。信頼できる医師に手術をお願いするようにしましょう。当院では、経験豊富な医師が執刀しますのでご安心ください。