小鼻縮小
顔のパーツの中でも中心に位置して立体的な鼻は顔の印象を大きく左右します。
鼻の大きさにお悩みの方に向けて、鼻を小さくする効果が期待できる「小鼻縮小術」についてご紹介していきます。メリット、デメリット、そして具体的な手術方法について解説します。
鼻を小さくしたいという方、鼻の形を整えてキレイになりたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
小鼻縮小術とは
鼻は顔の中心に位置し、その高さや幅が悩みの種となることがあります。特に、小鼻が横に広がっていると、必要以上に目立ち、鼻の穴が大きく見えてしまいます。
鼻の幅が目立ってしまうと、顔全体のバランスが崩れて見えてしまう大きな原因になります。
小鼻縮小は、鼻の両脇にあたる鼻翼が横に広がっている場合に、その幅を狭くしてすっきりとした印象にする施術で、このような目立つ鼻の改善に効果的です。
こんな方におすすめ
小鼻縮小は以下のような方におすすめです。
- 小鼻(鼻翼)の幅や丸みが過剰だと感じる
- 鼻の穴を目立ちにくくしたい
- 小鼻の広がりが気になる
- 鼻の穴の横幅が広い
- 鼻の穴が丸く、ふくらみやすい
- 横に広がる小鼻が気になり、思い切り笑えない
- 横に張り出している鼻を治したい
- 左右非対称な小鼻および鼻翼を美容整形で改善したい
- 過去に行った小鼻および鼻翼の手術を修正したい
日本人の鼻翼は皮膚が厚く丸みを帯びた形状をしているため、存在感が強く横に広がって見えることがよくあります。
鼻尖部の丸みと相まって大きい鼻に見えることが多く、小鼻縮小は、小鼻を小さくしてすっきりさせたいという方に人気の施術です。
小鼻縮小術は、一人ずつ小鼻の形、大きさが異なっていますので、ご希望に合わせていくつかの方法をご提案できます。

小鼻縮小術を行ううえでのポイント
小鼻縮小術は、以下のような場合があります。
ご自身がどのようなパターンとなるか、カウンセリングにて事前に確認し、ご自身に合った方法で施術を受けましょう。
☑️小鼻縮小術の効果が出やすい方と出にくい方がいる
- 鼻翼の厚みが薄い方は、切除して小さくすると、同時に鼻の穴も小さくなりバランスが良くなります
- 鼻翼の皮膚が厚い方だと切除を行っても皮膚の厚みのために小鼻縮小の効果が少なく感じられることがあります
☑️鼻の外側または内側を切除する場合がある
- 鼻翼の張り出しが強く、強い張り出しを小さくする場合は鼻翼を外側から全層で切除して小さくする方法が良いです
- 内側だけを切除する方法は、鼻孔の横幅を小さくできますが、鼻翼外側の大きさや丸みに変化が無いため、鼻翼縮小の効果としては乏しい傾向にあります
- 内側だけを切除する手術は後戻りがおきる場合があります
メリットデメリット
小鼻縮小術には、次のようなメリットとデメリットがあります。
メリット
- 半永久的に効果が持続する
- 小鼻や鼻の穴が小さくなること実感できる
- 鼻腔内切開の場合、目立つ傷が残らない
デメリット
- 切開するため術後にダウンタイムがある
- 傷跡が残るリスクがある
- 鼻腔内切開では変化が小さかったり後戻りしやすかったりする
- デザインによっては鼻呼吸が苦しくなる
当院の小鼻縮小術について
小鼻縮小術には、次のような種類があります。
外側切開法![]() |
小鼻のみぞに沿って皮膚を切除し、鼻の仲でも皮膚を切除します。 小鼻はかなり小さくなり鼻の穴も小さくなります。 |
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フラップ法![]() |
鼻の穴の中を切開し、小鼻の外側の皮膚もみぞに沿って切除します。小鼻は少し小さくなります。 |
当院の小鼻縮小術について
当院では小鼻縮小術を行う場合、以下のような術前の評価を行います。経験豊富な医師が、事前に丁寧にカウンセリングにて対応し、それぞれの患者様に合った提案をさせていただきます。
料金
小鼻縮小 | 450,000円(税込) |
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施術概要
小鼻縮小の施術概要は以下のとおりです。
施術時間 | 60〜90分 |
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洗顔・メイク・入浴 | 入浴は手術当日から可能
創部を洗えるのは抜糸後からになります。 鼻のメイクは抜糸の数日後から可能です。 |
ダウンタイム | ダウンタイムは1週間程度 抜糸は1週間〜10日 腫れのピークは、手術当日から翌日まで 時間経過とともにひいていきます。 |
効果的な頻度 | 1度のみ 効果には個人差がありますが、半永久的な効果が期待できます。 鼻腔内切開の場合は多少戻る可能性があります。 |
痛み | 手術時の痛みは無し 施術後の痛みに対しては、痛み止めでコントロールします。 |
リスク・副作用 | ・腫れは、術後の経過と共に1〜2週間程度で軽快する
・傷が目立つことがある(軟膏や内服薬で治療をすることがあります) うつ伏せ寝、鼻を強く押さえることは1ヶ月間は避けてください。 腫れの強い間はマスクの着用をお薦めします。 傷口以外のメイクは可能です。 |
術後の経過・注意事項 | ・術後約1ヶ月は鼻のかみ方は指導した通りにしてください。
・また笑う時は小鼻の横を指で押して小鼻が広がらないように注意してください。 ・術後1週間は腫れが長引く可能性があるため、飲酒を控えてください。 ・術後1ヶ月は、激しい運動・サウナ・長時間メガネの着用・お顔のマッサージ・強く鼻をかむ、うつぶせ寝、強く鼻を触る・歯の治療を避けてください。 ・鼻の中に傷がありますので、花粉症やアレルギーで鼻水が出る場合は、内服薬を服用し、極力鼻水が出ないようにしてください。 |
施術の流れ
小鼻縮小の施術は次のような流れで行います。

2. 医師が診療を行います。お悩みをカウンセリングした後、小鼻および鼻翼のかたちなどを医師が詳しく診察します。小鼻縮小の適切な施術方法や合わせて行う施術について提案いたします。 鼻の形状や肌質などにより傷跡が目立つことがあるので、術前の確認が重要です 。




合わせて受けたい施術
鼻の施術は1度行うと瘢痕が形成され、2回目以降の施術がより難しくなります。
鼻を整形する場合、複数の施術を同時に行うことがおすすめです。小鼻縮小と組み合わせた以下の施術をおすすめします。
・鼻尖縮小術
鼻先を細くしたい方におすすめの施術です。鼻尖の形を形成している軟骨を削ったり、余分な脂肪を除去したりすることで、鼻の先端部分の形状を細くすっきりとさせる手術です。
・鼻延長(鼻中隔延長)
鼻先を少し下方向に長くしたい方におすすめの施術です。鼻中隔(鼻の内部の仕切り)に軟骨を移植して延長することで、⿐先を⻑くする手術です。移植する軟骨は耳介軟骨・鼻中隔軟骨・肋軟骨のいずれかから採取します。
・隆鼻術
鼻を高くしたい方におすすめの施術です。鼻の形や高さを改善するためにシリコン製のプロテーゼや耳軟骨と筋膜を使ったり、時には真皮脂肪の移植によって鼻を高くします。
よくある質問
小鼻縮小に対するよくある質問を紹介しています。
手術を受けるにあたっての不安や疑問については回答とあわせて参考にしてください。
例えば、鼻尖形成術や隆鼻術などと組み合わせて行うことで、鼻全体のバランスを整え、より自然で美しい仕上がりを実現することができます。これにより、個々の手術を別々に受ける場合に比べて、ダウンタイムも一度で済むため、全体の回復期間を短縮できるというメリットがあります。
複数の手術を同時に行う場合、それぞれの手術が互いに影響を及ぼす可能性があるため、事前にしっかりとしたカウンセリングが必要です。自分の希望や期待を明確に伝えましょう。