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切開したキズをきれいにするために

どなたでも顔や体に切開したキズができた場合、すこしでもきれいに、目立たなくなってほしいですよね。フェイスリフトや二重の切開法の手術の後で、この塗り薬を使ってもいいかとか、テープをはっていたほうがいいのか、などのご質問を受けることも多いのですが、とても理解できることです。

一般にキズがきれいになる体質もあって、白い肌、赤ら顔、脂性などの方はキズがとてもきれいになる傾向があります。また逆に私たちが本能的に切りたくない肌というのもあって、アトピーや喘息のある方、あるいは過去にあった方、他には浅黒い乾燥肌の方の場合などは、どうしてもキズが目立つ傾向があり、時には肥厚性瘢痕やケロイドになることがあるのもこういう肌の方が多いと思います。手術中、あるいは手術後1-2週間目のキズの状態を見れば、目立つキズになるか、安心していていいキズかの見分けがつくようになります。また手術前に判断がつきにくい場合は、私自身は体のどこかに手術のキズや虫刺され、注射のあとなどがあれば、これらを見せてもらっています。これらのキズがとてもきれいで目立たない場合は、顔のキズも同じ傾向があり安心していいわけです。一方これらのキズに肥厚性瘢痕やケロイド、色素沈着が目立つなどの状況があれば、顔のキズも同じことになることが多いわけです。キズが目立ちそうな場合はなるべく早めにリザベンの内服や抗炎症作用のある軟膏などを使用します。期間はキズが目立たなくなるまでということです。またこれらによってもさらにキズに盛り上がりが出てきたり、かゆみ、痛みが強い場合などはキズへのステロイドの注射を定期的に繰り返したり、スポンジとテープによる圧迫固定を長期におこなってもらうなどの治療を併用することもあります。

なお、これらの軟膏や他の治療は正常に治っているキズに対して使用すると、キズの幅が広がる傾向が出ることもあって、正常に治っているキズに対しては特に何もしないというのが安全と思います。またこれら以外に手術から1か月はキズが広がる方向にこすらない、引っ張らないという注意も必要になります。場合によっては3か月間のテーピングを行って、キズの安静を保つということも時には行う治療になっています。

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