オブラディオブラダ
村上春樹の本はかなり面白いのが多いので読んだ方も多いと思います。私も彼の小説の大ファンで、彼の小説は全部読んでいます。最高峰は、やっぱりなんといっても、ねじまき鳥クロニクルですよね。ついでですが、私の中ではノルウェイの森が最低ランクです。何故あの本がベストセラーになったんですかね?まあ、どうでもいいですけど、、。小説家として有名ですが、彼は自分の小説以外にも、いくつかの外国小説の翻訳をしていたり、たくさんのエッセイも書いておられます。
そのエッセイの中で、彼が学生とビートルズの歌の翻訳をしていた時のことを書いていたのがありました。オブラディオブラダという歌がありますよね。私も大好きな歌です。歌詞を覚えていますか?Obladi Oblada, life goes on bra って言うフレーズがありますよね。村上春樹さんと学生のやりとりの中でbraが問題になっていました。ある学生は人生はブラジャーの上を流れて行く、と訳したとか。すると別の学生が、それって人生は山あり谷ありってことですかね?なかなかの学生さんたちですね。素晴らしい!
でも、このbraは実際には、イェーとかヤッホーみたいな、意味のない掛け声という解釈とbrotherという意味で、やれやれと訳すのがいいとか、ねえみんな、くらいの意味などの解釈があるのだそうです。
それならオブラディオブラダはどういう意味なのか気になりますよね。調べてみると、これはナイジェリアのある部族の言葉で人生は続いて行くという意味だとか、ビートルズと仕事をしていたある人の造語という説があるそうです。人生は流れて行くんですか、、やれやれ。そんな気分の時はブラジャーのことを考えてるといいんですかね?